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高大連携授業(神戸松蔭女子学院大学)

 9月21日(水)1,2限に「こころとからだの理解」において、神戸松蔭女子学院大学との高大連携授業として、中村先生にお越しいただき、「人の話をきくこと」についてご講義いただきました。

 まず初めに、「こんな相談を受けたら皆さんはどのように返答しますか?」といってワーク①に取り組みました。たいていの回答は否定的な相談者に対して、「そんなことないよ、私がついてるよ」「こんなふうにすれば上手くいくんじゃない?」とアドバイスのような発言を記していました。

  

 先生のお話の中で、親子関係、友人関係、恋人との関係、教師との関係…色々な人間関係において求められていることは共通してある、とお聞きしました。それは、相手のことを「受け入れること、認めること、尊重すること」です。簡単なようで、実はとても難しい技術です。人はお互いにこういう気持ちを持っており、自分の話を聞いてもらいたい欲求があります。そういった欲求をお互いに満たしていくことで、信頼できる人間関係が形成されていくことを知りました。

  先生のお話後のワーク②では、「そうだったんだね、悲しい思いをしているんだね」といったように、相手の発言を否定せずに受け入れ返していくように考えることができていました。コミュニケーション能力は、話の聞き方がとても重要であると改めて気づくことができました。

中村先生、お忙しい中ご講演頂きましてありがとうございました。

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