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図書室より ビブリオバトル校内選考会

10月23日(水)の放課後、講義棟にて図書委員会主催による「第2回ビブリオバトル校内選考会」を開催しました。
昨年度から始まった校内選考会。今年度は1年生から3年生まで全学年の6名が出場してくれました。

審査員は観戦に来た生徒全員と先生方です。

6名のバトラーのお勧め本紹介を聞いたのち、一人1票ずつ読みたいと思った本に投票をします。

この校内選考会は、11月24日(日)に甲南大学岡本キャンパスで行われる兵庫県大会への出場権がかかった選考会です。観戦者にとっても、熱き闘いを見届けられる貴重な瞬間。双方の胸が高鳴ります。

早速、図書委員の司会進行に沿って選考会が始まりました!

発表順は厳正なるくじ引きで決定しました。1番バッターの登場です。

緊張しながらも、本のお勧めポイントをプレゼンテーションするトップバッター。はきはきとした口調で観戦者を引き込んでいきます。受験学年にも関わらず、皆に本の魅力を伝えたい、と頑張って出場してくれました。

2番手です。

話し慣れた口調で次々と言葉を紡いでくれた1年生。ぐいぐいと観戦者に迫ってくる勢いと熱き思いが伝わってきました。

3番手は1年生バトラー。

可愛らしい声と魅力的な表現力で、本の世界へと誘います。お勧め本の情景がクリアに浮かんでくるようでした。

4番手です。

どことなくミステリアスで魅力的な雰囲気の1年生。紹介してくれた本によって人生が大きく変化し、皆にも読んでみて欲しいことを落ち着いた口調で語ってくれました。出場することを迷っていましたが、「一歩踏み出したい」と、参加を決意してくれました。

5番手です。

本の紹介と同時に、自分の頑張る姿を見てもらうことで、観戦者に勇気を与えることができたら嬉しい、と出場を申し出てくれた3年生です。

そして最後のバトラー。

観戦者から「声がステキです」との感想をいただいたほど、魅惑的な声と語りをした昨年度の学校代表覇者。皆が目標とするバトラーです。

 

6人の発表は無事に終了しました。観戦者との質問時間も笑いあり、感嘆ありの活発なものでした。バトラーの発表は、どれも個性的で素晴らしいものでした。お疲れ様でした。

いよいよ審査結果です。

先生より講評と審査結果発表をしていただきました。

講評にもありましたが、本の魅力を十分に伝えてくれました。また、3学年の生徒の皆さんが参加し、盛り上げくれました。観戦者も多く、「楽しかったです」「どの本も読んでみたいです」「すごかったです」等と感想を話してくれ、有馬高校での校内選考会が定着してきたようで喜ばしいです。

発表することは勇気が必要です。バトラーの勇気と頑張りに、会場からも大きな拍手が起こり、一体感のある良い会となりました。

 

あの日、あの時を共に過ごしてくれた皆さま、準備と運営を担ってくれた図書委員の皆さん、ありがとうございました。それぞれの胸に、何らかの思いが沸き起こっていることを願います。

校内の覇者は、県大会でも力を出して頑張ってください!

そして、校内選考会は、来年度へと続きます・・・!