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分教室の日々 2023

1年生 職業ガイダンス

社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団総合リハビリテーションセンター職業能力開発施設から3名の講師の方に来校していただき、1年生を対象に職業ガイダンスを行いました。

 前半は、「働くうえで大切なことや必要なスキル」についてお話ししていただいたり、「働く人としていい例、悪い例」を実際に講師の方に見せていただいたりしました。後半は、ピッキング作業を体験させていただきました。

まだ1年生は進路や就労についてイメージを持てていない生徒が多いのですが、「職能評価や現場実習にどのように臨めばいいのか」「将来働くためには、これからどんな心構えで学校生活を送っていけばいいのか」など一人ひとりが考えることができた時間となりました。職能評価や現場実習などの校外での進路活動を行っていない中で、貴重な体験をさせていただきました。この経験を活かして、生徒一人ひとりが今後の進路活動を取り組んだり普段の学校生活を送ったりしてくれることを願っています。

最後になりましたが、お忙しい中ご協力くださった社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団総合リハビリテーションセンター職業能力開発施設の方々に感謝申し上げます。

ヒロコーヒー様によるコーヒーセミナーを受講しました

 12月7日(木)の午後、分教室の2年生(8期生)がWORK喫茶サービスの授業の一環として株式会社ヒロコーヒーの山本様によるコーヒーセミナーを受講しました。

 『美味しいコーヒーを淹れよう』というテーマのもと、コーヒーの豆や使用する水、そしてコーヒーを淹れるための器具について、身近な例を用いながらとてもわかりやすくお話しいただきました。水道水でも十分に美味しくコーヒーを淹れられる話や、喫茶でも使用するペーパーフィルターの色の違いの話など、とても興味深く聴いていました。

 後半は実際に挽きたてのコーヒーを使用してドリップを実践させていただき、いつもの教室が本当のカフェのような良い香りに包まれました。鮮度が高い証である、コーヒー粉のぷくっとしたふくらみに目を奪われながらも、スケールで湯量をはかるというなかなか難しい作業でしたが、一人ひとりとても集中してドリップを行いました。種類や焙煎時期などまったく同じ豆でも、一人ひとりの淹れ方によって味が変わることに、「全然違う!」と大盛り上がり。新たな発見がたくさんあったようです。

 

 

 普段より分教室の出張喫茶TARO COFFEEを運営している2年生ですが、「出張喫茶でこれからコーヒーを淹れるときは今日学んだことを思い出して淹れられるようにしたいです」といった声の通り、とても学びが多い2時間となりました。

ヒロコーヒー山本様、本日はお忙しい中貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

出張喫茶TARO COFFEEのHappy Christmas!

 もうすっかり街はクリスマスでにぎわっていますが、出張喫茶TARO COFFEEでもクリスマスを大いに盛り上げています!

 

 今年も尼崎市営時友団地の皆様が、クリスマスの飾り(大きなツリーまで!)を準備してくださったほか、3年生のアイデアでみんなでクリスマス飾りを製作し、お店全体がクリスマス気分に包まれました。

 

 12月中はHappy Christmas!月間ですが、営業日はあと12日(火)の一日のみ!サンタ仕様の接客で皆様をお待ちしています。

1年WORK(ビルメンテナンス) 年内ラスト教室清掃!

 11月30日(木)午前中に、1年生がWORK(ビルメンテナンス)で教室の清掃を行いました。2学期からポリッシャーやバキューム等の大きくて重い清掃の機械の使い方を覚え、実際に様々な場所を清掃できるよう練習を重ねてきました。教室清掃をやり始めた頃は清掃の手順や準備物などを覚えることに苦労する様子も見られましたが、慣れてくると手際よく動けるようになってきました。また、1年生は少人数での清掃活動にチャレンジしています。その分、1人が担う役割が多くなりますが、皆で協力し一生懸命取り組んでいました。

 今月には、分教室WORK(ビルメンテナンス)毎年恒例の武庫荘総合高等学校食堂清掃が予定されています。先輩である2年生とともに力を合わせて頑張ってほしいと思います。来年も1年生の団結力を発揮し、清掃作業を通して働く意欲を高めたり、人の役に立てることを喜びを感じたりできるようになってほしいと願っています。

1学年理科 特別授業

1学年の理科では2学期より生物の学習に取り組んでいます。

生物がどのような種類に分類されるか学んだり、哺乳類や魚類、両生類など動物の分類の特徴を調べて発表したりしてきました。

 11月27日の授業では、武庫荘総合高校の生物教室で、生物専門の先生に顕微鏡を使った実験を教えていただきました。

1人1台の顕微鏡で使い方を学び、プレパラートにセットされた広告チラシや微生物のプラナリアを見てスケッチする活動をしました。

ピントを合わせるのに苦労する生徒もいましたが、きれいに見えた時には「おぉー」「見えた!」と笑顔で声が上がっていました。また、プラナリアは何とも言えない見た目に「小さいのに目が合ってびっくりした」「少しかわいかった」などと感想を書いていました。

普段から分教室で関わっている先生ではなく、武庫荘総合高校の先生に教えてもらい、生徒たちも新鮮さを感じてより意欲的に活動していました。