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分教室の日々 2023

1年生 分教室入学後初めての企業見学!

12月14日(木)に1年生が『ヤンマーシンビオシス株式会社』の見学をさせていただきました。1年生にとって分教室に入学してから初めての企業見学でした。

 分教室に入学してこれまで、授業で「働くってどういうこと?」「働くために必要な力って何?」ということを学んできました。実際に会社に伺い働いている方々を見させていただく経験は初めてだったので、とてもいい勉強になったと思います。分教室のビルメンテナンスの授業とは違った清掃方法を見て驚いている生徒もいました。見学が終了した後「あれだけ丁寧に清掃しておられるからきれいなのか~!」と美しいオフィスに感動していました。

 生徒たちは初めての企業見学で多くの学びを得ることができました。学ばせていただいたことをこれからの学校生活、分教室卒業後の進路などに活かしていってほしいと思います。教員にとっても大変勉強になることばかりで、今後の進路指導につなげていけたらと思っています。ヤンマーシンビオシス株式会社の皆様には、有意義な時間を提供していただき感謝申し上げます。ありがとうございました。

7期生 冬のお別れ遠足

12月14日(木)、分教室7期生は学校生活最後の遠足に行きました。

7期生、学校生活も残りわずか!それぞれの進路に向けて進みつつ、思い出をたくさん積み重ねます!

WORK(ビルメンテナンス)  毎年恒例!武庫荘総合高校食堂清掃

 12月7日(木)の午前中に、武庫荘総合高校の食堂を清掃させていただきました。食堂清掃は、毎年1、2年生合同で行っています。12月5日(火)の午後に、一緒に作業をするメンバーの発表を行って当日の役割を決め、実際に食堂へ行き当日の動きのイメージを確認しました。

 基本的には1年生が作業を行い、2年生が1年生サポートをして作業を進めていきました。1年生は2年生との作業ということで緊張気味でしたが、アドバイスを受けたり「上手にできているよ!」などの前向きな言葉をかけてもらえたりして、いい表情で作業できていました。1年生はまだ、床清掃は自分たちが普段使用しているHR教室しか経験がないため少し不安もあったようですが、WORK(ビルメンテナンス)の授業の中で培った知識や技術を十分に発揮することができていました。2年生は昨年度の経験を活かして、優しく1年生に声をかけたり1年生とともに作業をしたりしている姿が印象的でした。1年生から見て、2年生は経験値が違うので、とてもいい見本となってくれていました。午前中だけでは終わらなかった作業は、午後から1年生のみで行いました。窓清掃で外していた張り紙を元の位置に貼り直したり、窓の落とし切れていない汚れを再度タオル等で落としたりしました。 

 全体を通して、素早い動きや的確な指示が目立つ素晴らしい連携ができた清掃作業だったのではないかと思います。1年生と2年生が一緒に作業をするのは初めてでしたが、チームワークのよさに驚かされました。来年は、1年生が先輩となり指示を出したり、サポートをしたりすることになります。今年の2年生の動きをしっかりと覚えて、来年の食堂清掃に繋げて欲しいと思います。また、2年生はあと4ヶ月ほどで3年生になります。この食堂清掃の経験を糧にし、進路実現に向けて頑張って欲しいと思います。

第19回みんなのアート展

12月6日(水)~10日(日)まで兵庫県県立美術館で第19回みんなのアート展が開催されました。分教室の生徒も作品を出品しました。

 切り絵とおり染めの二つの題材を組み合わせ、「自分の好きな〇〇」をテーマにして世界でたった一つのオリジナルうちわを作成しました。はじめは、どのように作品として表現するか悩む生徒も多かったですが、制作に取り組む中でアイデアがどんどん出てきて、それぞれの生徒のこだわりがたっぷり詰まった作品が出来上がりました。完成した作品を見て、達成感溢れる表情がたくさん見られました。

 また、他の生徒の作品を見てみたいという生徒も多いため、3学期に学校内展示を予定しております。

1年生 職業ガイダンス

社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団総合リハビリテーションセンター職業能力開発施設から3名の講師の方に来校していただき、1年生を対象に職業ガイダンスを行いました。

 前半は、「働くうえで大切なことや必要なスキル」についてお話ししていただいたり、「働く人としていい例、悪い例」を実際に講師の方に見せていただいたりしました。後半は、ピッキング作業を体験させていただきました。

まだ1年生は進路や就労についてイメージを持てていない生徒が多いのですが、「職能評価や現場実習にどのように臨めばいいのか」「将来働くためには、これからどんな心構えで学校生活を送っていけばいいのか」など一人ひとりが考えることができた時間となりました。職能評価や現場実習などの校外での進路活動を行っていない中で、貴重な体験をさせていただきました。この経験を活かして、生徒一人ひとりが今後の進路活動を取り組んだり普段の学校生活を送ったりしてくれることを願っています。

最後になりましたが、お忙しい中ご協力くださった社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団総合リハビリテーションセンター職業能力開発施設の方々に感謝申し上げます。