11月15日(火) ⅢC1112(小中)図画工作・美術科授業実践講座
(研修の概要)
講義
造形的な見方・考え方を働かせる図画工作・美術科の実現に向けて
発表
対象や事象に働きかけ、児童生徒が自ら主題を生み出す授業
明石市立和坂小学校 主幹教諭 河合 健次
演習
「表現」領域における造形的な視点を踏まえた授業づくり
・一人一人が表したいことを見付け、豊かに表現する題材の工夫
(受講者の感想)
・図工は、子どもたちが大好きな教科だけれど、指導するのは難しいと思っていました。子どもたちの豊かな想像力を生かした作品を期待して授業を行うのですが、「もう少し世界が広がればいいのになあ。図工を教えるとはどういうことだろう。」と悩んでいました。今日の講義で、図工における知識及び技能、造形的な見方・考え方、それを生かした作品制作とはどういうことかなど、今までなかった視点で考えることができ、非常に学びの多い研修となりました。多くの刺激を受けたので、早速明日からの図工の授業に生かしたいとワクワクしています。導入について具体的な方法を共有することができ、非常によかったです。何を学ばせたいのか明確に持つことで、作品が広がったり、正しい知識を得ながら楽しく学ぶことができたりするのだと感じました。図工についての疑問が少し減り、楽しかったです。
・題材を重ねる、足し算で考える、人間の総合力みたいな河合先生の話が良かったです。
・教員主導ではなく、子どもたち自身が考えた主題を大切にしたいと思いました。一人一人の作品にその子の思考が見える作品、また思考を見取ることができる教員をめざしたいと思います。