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11月14日(火) 令和5年度(小)理科授業実践講座 (中)理科授業実践講座

(研修の概要)

講義(小中共通)

主体的に探究する学習活動の工夫 ―科学的に探究する力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方―

 

兵庫教育大学大学院 教授  山本 智一

 

演習・実習(小学校)

理科の見方・考え方を働かせ、問題を科学的に解決する授業づくり ―「生命」を柱として―

・主体的な問題解決に取り組むための導入の工夫

・観察や実験を通して、問題解決の過程を振り返る学習の手立て

演習・実習(中学校)

理科の見方・考え方を働かせ、科学的に探究する授業づくり ―「生命」を柱として―

・主体的に問題を見いだして探究するための導入

・観察や実験を通して、探究の過程を振り返る学習の手立て

受講者の感想(小学校)

日常生活につなげた問題を取り上げて、科学的に説明できるように根拠を見付けていく過程を大切にしたいと思いました。理科の授業を受けもってはいませんが、問いから授業を展開していくのはどの授業でも大切な活動だと思いました。社会科にしても国語科にしても算数科にしても、問題を生ませてから取り組んでいきたいと思います。10年以上勤めていても理科を深く理解していなかったことを反省するとともに、より深く理解することができて良かったです。午後の演習では、実際に実験をし、導入の難しさと、授業づくりのおもしろさを感じました。また、想定されないケースから学びに向かわせる手立ても大変重要だとわかり、今後の授業づくりに生かしたいと思いました。今回の理科の実践講座を受講してよかったです。

 

受講者の感想(中学校)

授業を組み立てる際、生徒の興味関心を引くために導入の部分に力を入れて、どう展開しようかを考えていました。しかし、実証するという観点では、問いを工夫することが必要であると改めて感じたので、授業の中で生徒に何をさせたいかをまず考えて、そのために必要なことを事前に調べ、問いとして扱えるようにしていきたいと思います。また、実験をする際には、結果の扱いをどうするか見極め、本質に迫った内容を伝える力も求められているとも感じました。そのために、身近にある現象を自分なりに分析したり、生徒が疑問に思えることをあらかじめ考えられるような幅広い知識を得られるように、日々研鑽を積みたいと思います。