オープンファクトリーに参加しました
地域科学探究科の生徒が、HIMETAN・SIRAⅠの授業の一環として、姫路市・太子町で開催されたオープンファクトリー「市播(いちばん)」に参加しました。
※オープンファクトリーとは、複数の地元企業が自社の工場や仕事内容を一般に公開し、現場の技術や価値を伝える地域イベントです。
今回の「市播」は今年が初開催で、事前指導では、主催する姫路市コンベンションサポートの代表から「高校生の視点で、この地域イベントの課題を見つけてほしい」というミッションをいただきました。
そのため、生徒たちは “産業の魅力や職人の想いを学ぶ視点” と、“地域イベントとしての魅せ方の課題を見出す視点” の2つを意識しながらオープンファクトリーに臨みました。
訪問した企業は、
「旭陽化学工業株式会社」「株式会社みつヴィレッジ」「虹技株式会社」
「神戸マッチ株式会社」「本田冷蔵株式会社」の5社です。
生徒たちは訪問前に、各企業や関連産業について調べ、歴史・製品の特長・強み・産業としての課題などを整理しました。事前準備の段階から探究的に向き合っていたこともあり、当日は自ら積極的に質問し、インターネットなどからは得られない情報を引き出そうとする姿勢が随所に見られました。
今回の体験で得た学びが、今後の探究活動に活かされ、生徒一人ひとりの探究心をさらに後押ししてくれることを期待しています。