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三田市出張ふくし教室★ヤングケアラーについて

7月11日(金)、全校生対象に、三田市福祉協議会より講師をお招きし、ふくし教室を実施しました。

 

テーマは、「ヤングケアラー」。

本来、大人が担うべき責任や家庭内の役割を負わされる子どもたちのことです。ヤングケアラーは、家族に束縛されるため、教育が受けられず仕事も行きづらくなるため、孤立と貧困に陥りがちです。不登校の原因として、ヤングケアラーの家庭環境が多く存在することも分かっています。

今回は、実例を挙げて、ヤングケアラーとは何か?について、分かりやすく説明して頂きました。また、ヤングケアラーの支援窓口や方法もご紹介頂きました。

生徒会長Tさんより、お礼の挨拶。

 生徒達の感想:

・ヤングケアラーという言葉を初めて聞いたけど、すごく詳しく説明してくださったので、とてもよかったです。親にお金を使われることもヤングケアラーなんだなと知りました。今日は本当にありがとうございました。

・ヤングケアラーは、本人に自覚が無い場合や、社会的に孤立している。経済力の無い自身の家庭環境の為に、親が行うべき養護を、子供が行うべき教育も受けられずに、負担を肩代わりしている実例も多いと思う。その環境にいるヤングケアラーが、本来、受けるべき福祉に、知らない、ひまがない等でアクセスできないことも多いと考える。

・ヤングケアラーについて、存在は以前から知っていたが、当事者は当たり前のように思っているため負担に気付きにくい点や自分の家庭環境を否定されたくないと感じる点などについては初めて知った。社会福祉については以前から興味があったので、この機会にもっと深く学んでみたいと感じた。