カテゴリ:生活創造科
家庭クラブ総会を行いました。
5月7日(金)、学校家庭クラブ総会を行いました。
学校家庭クラブとは、家庭科を学ぶ生徒が学習した知識や技術を家庭生活や社会生活の改善向上に役立て、より良い生活を求めていく意識と実践力を養い、勤労を愛し、人に喜びを与え、社会に奉仕する態度を培うことを目的とした団体です。
本校では、今年度から1年生全員、2・3年生の生活創造科の生徒が家庭クラブ員として活動しています。家庭クラブは例年、山高街の駅の企画・運営や高齢者の方への敬老の日のプレゼント製作など、多くのイベントで活躍しています。
家庭クラブ総会では、役員の紹介や会長の挨拶に続き、昨年度の会計報告や今年度の行事計画について審議がありました。今年度も、様々な場面での活躍を期待しています!
家庭クラブ総会の様子
生活創造科 防災避難ガイド配付
3月17日(水)、生活創造科2年生が加生地区の要援護者宅を訪問し、防災学習で作成した防災避難ガイド、各家庭用の避難マップ、避難袋のヒント、メッセージカードの4点をお渡ししました。訪問先の高齢者の方は快く話をきいてくださり、感謝の言葉をいただきました。生徒たちも高齢者のお役に立てることを喜んでいました。
また、この防災学習について神戸新聞社から取材を受けました。3月31日付の神戸新聞に掲載されていますので、ぜひご覧ください。
左から 防災避難ガイド、 高齢者の方のお宅を訪問
避難袋のヒント
メッセージカード
各家庭用の避難マップ
神戸新聞社の取材を受けました
生活創造科 防災避難ガイドを加生自治会に配布しました
3月8日(月)、生活創造科2年生の家庭クラブ役員4名が加生自治会を訪問し、自治会長をはじめとする自治会役員の皆様に「みんなの役に立つ防災避難ガイド」(240部)と「避難行動要支援者調査結果」をお渡ししました。
「みんなの役に立つ防災避難ガイド」は、生活創造科2年生が「みんなの避難を考える」をテーマに考え作成した防災避難ガイドです。災害時において健常者だけでなく、要配慮者(配慮を要する人)の避難についてどのようなことに気をつけるべきかまとめました。また、新型コロナウイルス感染拡大の状況の中で災害が起こった場合、どのように避難すればよいか、何を準備すればよいかなど、防災に関する情報をまとめたガイドブックになっています。
「避難行動要支援者調査結果」は、生徒たちが自治会内の高齢者宅を訪問し、聞き取り調査を行った結果をまとめたものです。避難経路と危険個所を調査し、各家庭ごとの防災マップも作成しました。
地元自治会と連携した防災活動を通して、生徒自身が地域の防災について何ができるのかを考え、地域の防災意識を一層高めることができました。
生活創造科 課題研究発表会
1月21日(木)、生活創造科課題研究発表会を実施しました。生活創造科3年生が、昨年4月から、被服、福祉、保育、食物のそれぞれの分野でテーマを決め、それぞれの課題を研究してきました。その研究成果をパワーポイントを使って発表しました。
福祉分野では、高齢者が食べやすい献立や口腔体操などを紹介し、実際、口腔体操を会場のみんなで行いました。保育分野では、子どものキャラクター弁当や、手作りのエプロンシアターの紹介や3つの園(保育園・幼稚園・こども園)の違いについてなどを発表しました。食物分野では、アレルギー食材を使わないお菓子、花粉症を和らげる料理などさまざまな調理方法のアレンジ研究や生徒の父親の食生活改善についての研究もありました。被服分野は、ファッションや世界のブランドとモデルについての発表をし、全体発表会最後に、生徒自ら製作した衣装を着て、ファッションショーを行いました。
それぞれの考えたテーマについて計画的に実験や考察を重ねて出した研究成果は大変興味深く、感心しました。またファッションショーの様々なスタイルの衣装に魅了され、会場は大変盛り上がり、達成感と感動で、涙を流す生徒もいました。
発表の様子 司会もすべて生徒が行いました。
パワーポイント 「食材でジブリの世界」を表現した生徒の作品です。「王蟲ライス」美味しそう!
ファッションショーの様子 ドレス、ワンピース、浴衣も作りました!
3年間の成果をしっかりと発表することができました!
生活創造科 りんごプロジェクト
1月13日(水)、今年度最後の被災地支援「長野のりんごプロジェクト」を実施しました。昨年度から数えて6回目、今年度最後のりんごプロジェクトでした。
生活創造科の3年生が、「食文化」の授業でメニューから企画し、長野のりんごを使ったおいしいりんごのスイーツを作りました。今回もマフィンケーキ、ココアブラウニー、クッキーなど6種類のスイーツやりんごを販売し、販売前から列になるほどの大盛況でした。
売り上げは24700円になり、全額を長野の台風19号災害義援金募金に寄付しました。
このプロジェクトは、「食べるという支援もある」をテーマに行っています。山崎高校ではこれからも、様々な形で被災地支援活動を行っていきます。
ぼうさい甲子園 withコロナ賞を受賞しました!
令和2年度1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」において、生活創造科の取組が「withコロナ賞」を受賞しました!
「withコロナ賞」は、 新型コロナウイルス感染症対策や、防災活動の中での感染症対策など、迅速性や柔軟性のある取組に贈られる賞です。5月の臨時休業中に行った「医療従事者の方々へのメッセージ」や、「コロナに負けない食事」で免疫力を高める料理のレシピを研究したことなど、新型コロナウイルス感染症が拡大する状況の中で行った取組が評価されました。
「ぼうさい甲子園」の表彰式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止になりましたが、特設サイトにて受賞各校の紹介ムービーを見ることができます。
山崎高校の取組についても紹介しています。ぜひご覧ください!
↓山崎高校の取組を紹介したページはこちらのURLからご覧いただけます。
http://bousai-koushien.net/332-2/
↓「ぼうさい甲子園」特設サイトはこちらのURLからご覧いただけます。
http://bousai-koushien.net/
食文化カレンダー★2021
生活創造科3年生が、2021年の食文化カレンダーを作成しました。食文化の授業で学習してきたことの集大成として作りました。旬の食材を使った献立を一生懸命考え、調理し、まとめました。体にやさしい食事を目指し、野菜や大豆製品をたくさん摂れるように、何度も何度も考え直し出来上がった献立と料理を掲載しています。その他、地域の特産品を使って作った「宍粟っぽいピザ」9種や、長野県のりんご農家を支援する「りんごプロジェクト」で販売したスイーツ9種のレシピも載せています。毎月カレンダーをめくって、バランスの良い献立を楽しんでほしいと思います。
なお、カレンダーは販売も行っています。(価格:400円)
表紙には、力作のクリスマスケーキの写真。どれも美味しそうです、
カレンダーには月ごとに異なる献立とレシピを掲載。旬の食材に関する豆知識やクイズも盛りだくさんです。
防災体験活動を行いました。
12月18日(金)、2学年で防災体験活動を行いました。防災体験活動は、平成24年度に生活創造科2年生が主体となってスタートしました。例年であれば、全学年の生徒が協力し、中庭で炊き出し訓練などを行うのですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各HR教室で行いました。
今年は「がんばれ日本!みんなの避難を考えよう。~非常時に正しい行動ができるように~」をテーマに企画、準備をしてきました。非常食体験では、ポリ袋を使ったさつまいも蒸しパンや、水を入れるだけでおにぎりができるアルファ米おにぎりを生徒たちが実際に作り、試食しました。
また生活創造科の生徒たちによる非常食の紹介や防災クイズで楽しく防災について学びました。全校生徒を対象に行った防災アンケート調査の結果や、地域の危険個所調査、高齢者宅を訪問して行ったインタビュー調査についても、生活創造科の生徒たちがパワーポイントで報告しました。
コロナ禍の状況で、様々な制限はありましたが、接触を少なくする工夫をして行うことができました。生徒たちは実際に体験することで、「コロナ禍の状況で災害が起こった時どうするか」をふまえて改めて防災について考えることができました。
地域の方にも来ていただき、防災体験をしていただきました。
コロナ禍での避難や要支援者の避難について載せた冊子も作成し、配付しました。
<防災体験活動を行った生徒の感想>
2年生になって1学期からクラスのみんなで一から考えて計画し、準備し、実行するところまで無事終わってよかったです。地域調査に行ったり、防災センターへ行かせていただいたり、校内アンケート調査をしたりとたくさん調べてまとめて少しでも良くなるように何回も推敲し、良いものを作りました。初めのころは、積極的に動けていませんでしたが、地域の方にアンケートを行ったりするうちに、自分がやらないといけないという意思に変わっていました。コロナウイルスの感染のこともあり、やろうと思っていたことができなくなってしまったりしてトラブルもたくさんありました。でもみんなで協力し、案を出し合って、どうすれば最善なのかと考えてトラブルに対応したこともありました。
今回の防災体験活動では、たくさんのことを学ぶことができました。多くの人の前で話をすること、指示をするときに必要なコミュニケーション能力、予想外の事態に対応していく力、成功させるにはたくさんの努力や準備が必要ということなどです。社会に出ると、自分の失敗が会社や周りの人に迷惑をかけてしまうかもしれないので、そうならないように、努力・準備が大切だということを忘れずにしたいです。
生活創造科 学校給食食育実習を行いました。
12月3日(木)、生活創造科3年生の授業「栄養」を選択している4名が、宍粟市山崎給食センターを訪問しました。今回で4回目になり、今年最後の実習になりました。
今回生徒たちが考えた献立は、
ごはん 豆腐シチュー 鶏肉のレモン漬け ほうれん草のソテー 牛乳 でした。
ほうれん草のソテーには鉄分がたくさん入っていて貧血予防になります。
さらにカロテンなど寒い季節にぴったりな栄養が多く含まれているそうです!
今年度から始まった学校給食食育実習は、生徒にとって大変貴重な経験になりました。栄養のバランスを考えながら献立を作成するのは思いのほか難しかったようですが、自分たちの考えた献立が実際に給食となり、達成感を感じることができました。また、栄養のある食材はもちろん、旬の食材を取り入れたり、伝統的な料理を献立に入れるなど、給食は子どもたちにとって大切な食育の場であることを学びました。給食は、子どもたちの健康的で病気になりにくい体をつくるために重要な役割を担っていることを実感できました。
JK弁当 校内販売
ごはん、おかずに温かい汁物、デザートまで、おいしいのはもちろんのこと、栄養バランスや彩りを考え、生徒たちが献立を立てました。弁当には、それぞれの料理について食材の栄養分や1食分のカロリーを丁寧に説明したメニュー表もついていました。
メニュー表 たんぱく質や塩分量、旬の食材の説明など詳しく書かれています!
<メニュー>
~Aランチ~
エビピラフ、旬の野菜のみそ汁、鶏肉のおろし煮、大根とツナのサラダ、かぼちゃの煮つけ、ほうれん草とコーンのバター炒め、スイートポテト
熱量:749kcal たんぱく質:26.8g 塩分:4.9g
~Bランチ~
さつまいもごはん、豚汁、鮭のソテー 粒マスタードソース、かぼちゃの煮物、厚揚げの野菜あんかけ、ゆでブロッコリー、りんごゼリー
熱量:837kcal たんぱく質:36.8g 塩分:4.0g
私はAランチをいただいたのですが、鶏肉のおろし煮はさっぱりとしてとても美味しかったです。また、「大根は、血液をサラサラにする作用もある」など、メニュー表の説明を読みながら楽しく食事をすることができました。さらにお弁当にはめずらしいお味噌汁も、具沢山で出汁がきいていて、ほっこりとしました。どの料理もとても美味しく、さらに栄養もとれて健康になれるという、最高のお弁当でした。
<生徒の感想>
・みそ汁は結構、味が大事だと思うので、とても責任感が重いと感じました。
・全部のおかずが入ってお弁当になった時、本当に達成感がありました。
・先生方に届けに行くと、ものすごく喜んでくださって、作ったかいがあったなと思います。
・大量に作ることは難しいことですが、全員で協力して時間をかけて作るからこそ、お弁当が完成した時の達成感は強く、楽しいのだと思いました。