山高ブログ

カテゴリ:森林環境科学科

NEW 1年1組 防災体験活動

 12月13日(金)防災避難訓練の後、3・4時間目に全学年それぞれのメニューで防災体験活動を行いました。森林環境科学科1年1組では、災害時を想定した地域資源を活用した炊き出し体験を行いました。
 間伐材である丸太で作った丸太ストーブで暖をとり、授業で除伐した広葉樹を薪として活用し、かまどベンチで味噌汁を作りました。科目「農業と環境」で9月から栽培を始めたダイコン、ハクサイ、「総合実習」で栽培しているシイタケとジャガイモを具材として、薪割り、収穫、調理、試食までを行いました。この体験を通して、「農業と林業の意義」や「資源や食への感謝の心」、「命の大切さと防災への備え」を学んだと思います。山崎断層や南海トラフ地震などいつ何時起こるかわからない天災に備え、日頃の学習や実習からいざという時に適切な判断と行動ができる人になってくれることを願います。
 
                  ダイコン、ハクサイ、シイタケの収穫
 
     薪割り機を使って薪づくり → ライフラインが途切れたことを想定し、斧を使った薪割り体験
      
     薪は束ねて災害時用に保管                  調理のようす① 
                
        調理の様子②               被災時に暖がとれる丸太ストーブの活用
 
かまどベンチ 日常はベンチとして使用 → ベンチを外せば、かまどとして利用(外したベンチにも座れます)
 
            調理中                     全員で試食   

NEW クリスマス

 12月に入り、冬らしい気温になってきました。そこで、森林環境科学科棟の玄関装飾も夏・秋バージョンからクリスマスバージョンに変えました。
 丸太で作ったサンタや発泡スチロールの雪だるまを中心に配置し、コニファーのツリーには、Aコースの生徒がエコクラフトで作ったサンタやトナカイ・ベル、Bコースの生徒が糸ノコで作った木製オーナメントやリースを飾りました。
 寒い季節だからこそ手作りで温かい装飾、皆さんも写真を見ていただきながら、残りわずかな2019年の冬を楽しんでくださいね。
 
      サンタとスノーマン                     ↑エコクラフトで装飾
 
         木製リース              やまちゃん・さきちゃんが装飾を楽しむ様子 

NEW 林業の仕事PR活動事業

11月26日(火)3・4時間目に本校で2年1組生徒を対象に林業の仕事PR事業講演会を実施しました。この事業は公益財団法人兵庫県営林緑化労働基金が主体となり、兵庫県林務課、光都農林振興事務所、地域の林産企業の協力のもと林業の魅力を学ぶ行事で、平成27年度から今年で5回目を迎えます。
 3時間目は、2年1組全員を対象に兵庫県林務課の方から兵庫県の森林・林業の概要説明や林業の仕事に関するビデオ学習を行いました。
 4時間目は、類型別に3コースにわかれ、Aコース(森林環境)は、しそう森林組合の卒業生に高性能林業機械を活用した仕事内容について動画やPowerPointを用いて説明していただきました。また、Bコース(林産加工)は、八幡建設株式会社の卒業生に建築に使用する木材加工方法や特徴をPowerPointや実物を使って説明していただきました。Cコース(進学)は、光都農林振興事務所の方に公務員の林学職の仕事内容についてPowerPointを使って説明していただきました。

 生徒は、真剣に聞き、緊張しながらも質問も行っていました。本日学んだことを今後の学習に活かし、将来の進路選択の一つとして考えてほしいと願います。
 ご協力いただいた皆様方、お忙しい中、本当にありがとうございました。
 
      中野教頭先生のあいさつ                  講師の先生方の紹介
 
 林務課の方による兵庫県の森林・林業の概要説明      Aコース:しそう森林組合の方による説明
 
 Bコース:八幡建設株式会社の方による仕事の説明  Cコース:光都農林振興事務所の方による林学職の説明     

NEW 炭焼きに挑戦しました。

 11月19日(火)~21日(木)にかけて森林環境興科学科2年Aコース11名が炭焼き実習を行いました。ご近所にお住いの小田先生を講師として、古くから地域で取り組まれてきた「白炭作り」を教えていただきました。
 19日(火)には、炭窯の中に生徒が入って材料の詰め込みを行い、その後「口焚き」と呼ばれる窯の入り口で木を燃やして窯内部の温度を上げていきました。口焚き開始から48時間後の21日(木)には、専用の道具を使って、焼けた炭を外へ取り出しました。講師の小田先生には今年度合計3回お世話になります。

  

NEW 関西育種場見学

2年1組のA・Cコースの生徒が岡山県勝田郡にある森林総合研究所林木育種センター関西育種場へ見学に行きました。パワーポイントで育種場の概要と、新品種の開発についての説明をしていただきました。花粉症対策品種の開発や、マツノザイセンチュウの抵抗性品種の開発をされており、それらの開発品種の普及についての説明を受けました。そして、顕微鏡で生きているマツノザイセンチュウを見せていただきました。その後、圃場へ行き、実際に栽培されている無花粉スギや、マツノザイセンシュウを接種したアカマツの様子を見せていただきました。高校生にも分かりやすく説明していただき勉強になりました。ご協力いただいた関西育種場の方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 
 講義の様子       顕微鏡で観察
 
線虫接種検定の圃場      無花粉スギ   

NEW 2年1組 兵庫木材センター見学

 11月20日(水)に2年1組B(林産加工)コース9名が宍粟市一宮町にある協同組合兵庫木材センターの見学をさせていただきました。木材センターでは、スギやヒノキの原木から高品質な製品製造・流通までを機械化して行っておられ、大型の製材機や乾燥機を使った工程に生徒は驚いていました。また、兵庫県産の木材の使用や、廃棄物ゼロ化、化石燃料不使用といった環境に配慮した取り組みにも生徒はとても感動していました。見学は、今年で4回目となり、毎年、丁寧にご説明をしていただき、本当に感謝しております。
 本日学んだことを今後の学習・実習や進路選択に生かしたいと思います。
 ご指導いただいた職員の皆様方、本当にありがとうございました。
 
         皮むき前の原木                  山田さんによる説明
 
    環境に配慮した取り組みに感動!         国産材の需要と供給について教わりました。

 お忙しい中、本当にありがとうございました。

NEW 森林林業体験フェア

姫路市グリーンステーション鹿が壺で行われた森林・林業体験フェアに出展しました。ジビエ料理の配布や高性能林業機械のデモンストレーシンがあり、林業の様々な体験ができるイベントでした。山崎高校の生徒たちも1年生4名2年生3名3年生6名が参加し、販売実習をしました。多くのお客さまに来ていただき励みになりました。ありがとうございました。

NEW 西はりま特別支援学校との交流事業

 11月15日(金)に西はりま特別支援学校にて3年1組Bコースの生徒10名と相手校の生徒12名による2回目の交流事業を行いました。1回目は5月24日(金)に本校で糸鋸細工を行い、今回は、ミニ黒板づくりをしました。生徒は半年ぶりに再会し、楽しく作品製作をしました。また、学校の中を案内していただき、宍粟材で作られた木造の体育館を見て感動しました。お互いにとって思い出に残るよい交流となりました。
 
        校舎内の見学                    木造の体育館に感動
 
      古角校長先生のあいさつ                 ミニ黒板づくりの様子①
 
      ミニ黒板づくりの様子②                 ♪ 完成 !(^^)!

NEW 2年1組国有林見学

 11月13日(水)に2年1組生徒が国有林見学を行いました。午前は、山崎町にある本谷国有林の素材生産現場で、列状間伐を見学し、事業者の方によるプロの技術に感動しました。また、グラップルやプロセッサ、フォワーダといった高性能林業機械も見せていただき、プロセッサの操縦体験もさせていただきました。
 午後は、河原山国有林に移動し、コンテナ苗の植樹体験をさせていただきました。自分たちが植えた苗木が50年後に木材として主伐されることを考えながら、気持ちを込めて植えました。
 本日お世話になった兵庫森林管理署をはじめ、宍粟森林組合や関係事業所の皆様、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。
 この体験を学校生活や進路選択に生かしたいと思います。
 
 兵庫森林管理署の方による素材生産事業の説明          プロセッサによる造材
 
  プロセッサのアタッチメントを近くで観察           プロセッサの操縦体験
 
                     コンテナ苗の植樹体験

NEW ひょうご森のまつり2019 販売実習

 11月9日(土)に開催された「ひょうご森のまつり2019」にて森林環境科学科生徒13名が販売実習に参加しました。このイベントは、毎年、開催場所が移動し、今年度は西宮市甲山森林公園で行われました。
 多くのお客様との接客を通じて、自分たちが製作した木工作品等を販売し、達成感を感じ、消費者ニーズを学びながらコミュニケーション能力を身につけることができたと思います。ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。来年度は丹波篠山が会場になる予定です。
 今後の販売予定
 11月16日(土):「JA兵庫西 ふれあい農産物フェア」(宍粟市山崎町)
 11月17日(日):「姫路市森林・林業体験フェア」(姫路市安富町グリーンステーション鹿ケ壺)
 11月23日(土):「最上山もみじ祭り 山高街の駅」(宍粟市山崎町 最上山)
 
  たくさんのご来場をお待ちしています。

 
  井戸知事によるオープニングのあいさつ       自分が製作したスツールをPRしている様子         

       接客・販売の様子