ビジネス 岡村奈津子先生(美術)「帰国報告」

    12月14日(金)エチオピアに2年間滞在し、現地の美術教師の指導のためにご苦心され、この秋に帰国なさった岡村奈津子先生より「帰国報告」がありました。

 「エチオピアで暮らしてみて、不便で物質的には足りないものはあっても心豊かで充実した時間を過ごすことができました。エチオピアでは美術が科目として設定されたものの、先生たちは自分が美術教育を受けた経験がなく、材料も道具も不十分できちんと実技の授業が行われていない状態です。その中で大学で教員になる生徒を同僚とともに教えたり、授業のやり方や材料や道具の作り方を共有したりしました。美術の授業のやり方を本にまとめカラー印刷して大学や美術教育関係や小学校の先生に配布しました。違う背景を持つ人達と過ごすうちに物事は白黒ではなくグラデーションなのだと思うようになりました。
 人それぞれに当たり前と思うこと、幸せだと思うことは違います。それぞれに自分の基準をもって人と折り合いをつけながら生きて行ってください。」

 こんな帰国報告を受ける中で、生徒たちは遠くアフリカの大地に思いを馳せ、国際感覚は磨かれ、視野も広がったようです。