総合学科発表会
須磨友が丘高校では、在校生はもとより、中学生・保護者、近隣の方々などに、本校での学びの成果と活動内容を報告・共有する場として、毎年、総合学科発表会を実施しています。
平成28年度 総合学科発表会
日時:平成29年1月28日(土)9:00~11:30
場所:本校体育館
プログラム:
1.オープニング
2.学校長あいさつ
3.1年次「産業社会と人間における学び」発表
4.2年次「課題研究Ⅰにおける学び」発表
5.特色のある授業発表
6.海外交流プロジェクト発表
7.3年次「課題研究Ⅱ」発表
8.まとめ
【展示発表のようす】
1.オープニング
本校の特色の1つである多彩な選択科目の中から、「和楽器演奏」受講生による、琴と三味線による音楽で開幕しました。
2.学校長あいさつ
&本校マスコットキャラクター「もっちゃん」紹介
3.1年次「産業社会と人間における学び」発表
「産業社会と人間」では、職場訪問・学問分野別研究・カタリ場などの仕掛けや、様々な講師の先生による講演会を通して、「何のために働くのか」「自分の大切にしているものは何か」などを考えていきます。これらの中から、「兵庫県立リハビリテーション中央病院」と「TOA株式会社」に職場訪問した生徒からの発表がありました。人と関わることの大切さや挑戦し続けることの重要性などを強調していたのが印象的でした。
4.2年次「課題研究Ⅰにおける学び」発表
将来をなかなか見通せない厳しい社会において大事なのは、答えのないような課題・問題に対して、前向きにアプローチしていく姿勢です。各人の課題研究に入る前の段階として、大勢で1つの本を読み、その内容について意見し合う「ブックトーク」を行いました。その中から、高校生に関心の高い「恋愛」と「脳」の関係についての本を読み、考察した内容について発表しました。
5.特色のある授業発表
特色ある授業の中から、「スポーツ医療と栄養」「看護とケア」での学びの発表がありました。
6.海外交流プロジェクト発表
本校では、積極的に海外交流を行っています。1つ目の発表は、選択科目「実践英語」の中で行われたビデオチャットを用いたフィリピンの学生との交流についての報告でした。2つ目の発表は、隔年で訪問しているアメリカ語学研修についての報告でした。
7.3年次「課題研究Ⅱ」発表
トリを飾ったのは、3年間の集大成としての「課題研究」の発表でした。研究内容の前には、いかにこの課題研究に至ったのか、どのようにこの3年間を過ごしてきたのかについての発表があり、1年次「産業社会と人間」や部活動を通して、須磨友が丘の3年間での成長の過程がよく分かり、非常に印象的でした。また、最後には、今年新たに取り組んだ「教科横断型探究活動」の報告もありました。
8.まとめ
今年度の総合学科発表会では、1年次「産業社会と人間」や2・3年次「課題研究」を通して、どのような力が身についたのか、どのような学びの過程を経てそこに至ったのかを、各学年の発表に織り込み、3年間の学びの流れが分かるような工夫を施しました。各発表を聞き、生徒が大きく成長していくことを、改めて実感することができました。
興味を持って見に来てもらった中学生だけではなく、これから課題研究に取り組む在校生にとっても、得るものが多かったのではないかと思います。厳しい寒さの中、本年度は約150名ものご来賓、中学生・保護者の皆様にお越しいただきました。この場をお借りして、お礼申し上げます。ありがとうございました。
【展示発表のようす】