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鶴林寺見学を実施しました

3月11日(水)、本校建築研究部(大工コース・ファブラボスタジオコース)の部員9名が、鶴林寺の吉田実盛住職にご案内いただき、境内の文化遺産を見学しました。

三重塔と境内

 

 

 

 

 

 

 

三重塔では、聖徳太子ゆかりの利水の目印に関する伝承や、本校土木科の先輩がその真偽を確かめようと測量調査に取り組んだことを教えていただきました。また、これまで本校の先輩方が鶴林寺での取組を通して貢献してきたことにも触れていただき、こうした活動を受け継いでいくことの大切さを学びました。

 

観音堂と角尺を持った聖徳太子像

 

 

 

 

 

 

 

観音堂では、角尺を持った聖徳太子像を拝観し、聖徳太子が建築とも深い関わりをもつ存在として大切にされていることを学びました。

 

本堂(1397年建立)国宝

 

 

 

 

 

 

本堂では、複数の建築様式が取り入れられていることや、梁や肘木の工夫によって広い空間と美しさが成り立っていることを学びました。文化財としての価値だけでなく、建築を学ぶ上でも大変貴重な建物であることを実感しました。

 

太子堂(1112年建立)国宝

 

 

 

 

 

 

太子堂では、修行堂として建てられた歴史や、後の増築による屋根の違いについて説明を受けました。さらに、堂内に描かれた仏画が、赤外線写真や蛍光X線調査などの技術によって復元されていることを知り、文化財調査と保存の重要性について理解を深めました。宝物館では、太子堂の構造を示した模型も見学し、建物のつくりへの理解を深めました。

 

三重塔内部の見学と終礼

 

 

 

 

 

 

 

見学の最後には、三重塔や仁王門の内部まで案内していただき、建築に込められた意味や歴史について学ぶことができました。今回の見学を通して、地域の歴史ある建築に直接触れながら、建築と文化財への理解を深めるよい機会となりました。

 

このたびご案内くださいました吉田実盛住職に、心より御礼申し上げます。