子どもみらい類型

カテゴリ:報告事項

教育入門Ⅰ 講義「乳幼児期の心理」

 9/13(火) 3・4限 「乳幼児期の心理」というテーマで、神戸海星女子学院大学・現代人間学部・心理こども学科・准教授の竹内 伸宜氏に講義をしていただきました。今回から授業の司会・進行を生徒たちに任せることにしました。
 乳幼児期はことば以前の時期からはじまり、「一方向的な反応」から「相互的な関係」を経て、まわりの世界に他者とともにかかわる「並ぶ関係」に進み、最終的に「ことばの世界」に発展していく、その間の様子を身近な玩具やプレゼンを用いて解り易く説明して頂きました。 
 講義後の質疑応答でも、積極的に手が上がり日頃から感じていた疑問をぶつける生徒もいました。「幼児を抱き抱えたかいたかいをすると非常に喜ぶけれど、あれはどのような心理状態なのか?」・「幼児がある方向を指し示し何かを訴えようとするが、その先に何も該当するものがないことがあるけれど、あれはどういうことなのでしょうか?」等々。幼稚園実習を済ませた生徒たちにとっては、体験に基づいた講義内容でしたので「乳幼児期の心理」についてスムーズに理解が深まったものと思われます。
  
  
 

教育入門Ⅰ 夏季休業中の活動報告

 9/6(火)3限 夏季休業中の活動報告発表会を行いました。
 
 下野(1-5)と山下(1-5)の両名が7/19(火)に「ハイスクールと特派員登場」に出演し、子どもみらい類型の1学期の取り組みを紹介してくれました。
 山本(1-6)は7/23(土)のオープンハイスクールで、「子どもみらい類型の紹介」プレゼンの報告をしてくれました。その日同じプレゼンを3回行ったのだけれど、後になるほど抑揚もありペース配分も良くなり、上手になっていくのが自分でも感じられたと報告してくれました。
 蓑原(1-5)と中西(1-6)は8/29(月)の「防災教育全国交流大会」に参加し、舞子高校の震災復興支援活動の呼び掛けに応じて取り組んだ「応援メッセージ」の報告をしてきました。その後、被災児童らからお礼の手紙を頂き逆に勇気づけられたと発表してきました。
 その他、「インターンシップ」で夏季休業中5日~10日程度小学校・保育園で実習してきた報告等、いろんな分野で積極的に活動してきてくれました。一回り大きく逞しくなった様に感じました。
 

《ハイスクール特派員登場》(子どもみらい類型)

 7/19(火)17:15~17:45《ハイスクール特派員登場》、今回は"子どもみらい類型"の登場です。下野(1-5)・山下(1-5)の2名が今春スタートした"子どもみらい類型"の魅力をたっぷりと話してくれました。志望動機にはじまり、4月からの講義(活動)内容の紹介、為になった講義、保育園実習での困った事等いっぱい話してくれました。夏休みには、インターンシップとして保育園に実習に行くことになっており、ワクワクしております。
  
 

兵庫教育大学の見学

 7月12日(火)子どもみらい類型の生徒たちが、今春連携協定を締結した兵庫教育大学の大学見学に行ってきました。高大連携事業の一環で、同大学の大学体験として1日お世話になりました。

プログラムは…
 ①兵庫教育大学紹介(DVD視聴)
 ②大学授業聴講「発達障害の理解」
 ③昼食(学生食堂にて)
 ④キャンパス案内
 ⑤講義「魅力的な教師になるために」
 ⑥大学体験の総括          でした。

 大学授業の聴講では大学3回生の学生たちが受けている授業に参加させていただき、90分の講義に真剣に聴き入っていました。昼食は学生食堂でとりましたが、短い時間で慌ただしい中、評判のジェラートに挑戦した生徒たちもいました。午後のキャンパス案内では大学の様々な施設を見学し、改めて高校との違いを実感したようです。
 最後に特別講義を受けましたが、講義を担当された佐藤教授からは「生徒の表情がよく、目的も目標も確かでした」と高評価をいただきました。講義中の佐藤教授の「目標に意味が加わって目的になる。大学に合格することは目標であってもいいけれど、それが目的ではいけない。何を学びたいかという意識をしっかりと持って大学を目指してほしい」という言葉が印象的でした。また「学ばない人が教えることは出来ない」というご指摘は、生徒たちの学習意欲をかき立てるものとなりました。
 当日は、同じく教育系の特色類型を持つ夢野台高校の2年生とも一緒でしたので、同じ志を持つ生徒とのふれあいを通して子どもみらい類型の生徒たちは充実した1日を過ごすことが出来ました。
 
 
 

震災応援メッセージ

 5月24日、子どもみらい類型の生徒たちが、東日本大震災で被災した子どもたちに応援メッセージを送りましたが、先日、メッセージを受け取った東松島市の小学校と保育所からお礼の手紙が届きました。一人ひとり丁寧に書かれた子どもたちのメッセージに、私たちも胸を打たれ、逆に励まされました。今後何らかの形で交流が続けられればと、アイディアを練っているところです。
 今回は活動の紹介とメッセージの披露を兼ねて、職員室前に展示をしました。オープンハイスクール当日は、「子どもみらい類型プレゼンルーム」に移動して展示します。是非ともご覧下さい。

教育入門Ⅰ 「事前指導」

 6/7(火)3・4限 来週から始まる幼稚園・保育園実習を前に、「事前指導」というテーマで玉田勝世講師に事前に心掛けるべきポイントを指導をしていただきました。
 まず、生徒に「園児のイメージ」についてマインドマップに表現させ、実習に行った際に気を付けるべき点について各グループで発表しました。
 その後、玉田先生から、園児の運動能力・思考過程について話していただき、園児に対する接し方・指導方法を解説して頂きました。
 最後に、「手遊び歌」を通して園児との遊び方・触れ合い方も指導して頂きました。有難うございました。
  
 
 

教育入門Ⅰ 「芋植え」

 5/31(火) 7限 「芋植え」を実施、講師は本校の藤原教頭です。
 今秋、幼稚園児・保育園児を「芋掘り」に招待する予定ですが、その準備です。みんな「芋植え」は初めての体験のようで、キャッキャッ言いながら楽しく作業に取り組んでおりました。収穫の秋が楽しみです。 
 
 
 

教育入門Ⅰ 「救急救命」

 5/31(火) 3・4限 「救急救命」というテーマで、三田消防署・救急係の山本氏に実習指導をしていただきました。
 心肺蘇生法の必要性から話していただき、迅速かつ絶え間ない心肺蘇生法の実施が人命救助に繋がることを力説していただきました。さらに、救命のリレー【より早い119番通報→早い応急手当(心肺蘇生法・AED)→早い救急処置(救急隊による救急処置)→早い救命医療(医療機関による救命医療)により尊い命が救われることの説明の後、実際に心肺蘇生法とAEDの使用法の実習を指導して頂きました。最初は、胸骨圧迫がぎこちなかったですが、徐々にリズミカルになっていきました。
 指導助手で来ていただいた池田さんは本校OB(7回生)で、非常に優しく後輩に接して頂きました。有難うございました。 
 
 
 
 
 

震災応援メッセージ

 東日本大震災で被災した子どもたちに向けて、子どもみらい類型の生徒たちが応援メッセージを送りました。はがき大のメッセージカードに各々の思いを込めてコメントを作成。小学生用と幼稚園・保育園用の2種類、計70枚できあがりました。メッセージカードは本校の先生たちも協力しました。現地で頑張っておられる先生方への応援メッセージです。
 また、模造紙への寄せ書きも作成しました。できるだけ元気になってもらえるようにとの思いから、カラーマジックを使って華やかに仕上げました。できあがった応援メッセージは5月28日(金)に出発する県立舞子高等学校の東日本大震災支援ボランティアに託して、宮城県東松島市の子どもたちに届けます。

教育入門Ⅰ 実習「グループエンカウンター」

 5/10(火) 3・4限 「グループエンカウンター」というテーマで、神戸YMCA学生指導部長の井上 真二氏に実習指導をしていただきました。
 「エンカウンター」とは「出会い」という意味。少人数4~6人のグループで、いろいろなゲームやエクササイズ、話合いをすることにより、新しい自分と出会い、新しい仲間と出会う。その中で、自己理解・他者理解を深め、自己主張・他者受容が出来るようにする実習であることが、じわじわと伝わってきました。
 
 最初は、「12名の顔写真の写ったプリント」が1枚、各グループに配られました。グループ内で話し合いながら、人物の名前を記入していくゲーム。なかに校長先生の写真がありましたが、「??あいこ?」などと言いながら、最終的には正解に辿り着いておりました。
 
 2問目は、「ローソン」・「クロネコヤマト」のロゴマークを描いてみましょう。頭の中にイメージはあるのだけれど、詳細な部分となると曖昧でなかなか描けない。ここでも、皆の協力。話し合いが必要になる。あーでもない、こーでもないと言いながら、最終的にはかなりの作品が仕上がりました。
 
 3問目は、「ムシムシデパート白地図」ゲーム。これもついつい引き込まれて楽しく取り組んでおりました。
 
 4限、場所を柔道場に移し、フラフープを使ってのゲーム。グループで手を繋いだままの状態で、フラフープを如何に早く一周させるかを考える。次に、両手の人さし指を出し、くっつけます。6人で輪になり、人差し指の上にフラフープを乗っけ、せーので一緒に下に下ろしていく。そのとき、片方の指でもフラフープから離れてはいけない。結構難しいようです。
 いろんな遊び・ゲームを通じて、自己理解・他者理解が深まったように感じました。