DNA技術と生活の関わりについて(人と自然の博物館 連携授業)

 令和3年9月13日(月)10限に,人と自然の博物館から 京極 大助 研究員にご来校いただき,連携授業を行いました。対象は3部2年次の「生物基礎」の授業です。

 前半は,DNAが歴史的にどのように研究されてきたかという研究史を,戦争や生物学の発展などと絡めてお話しいただきました。

 後半は,DNAの詳細が解明されるにつれて,生活にどのような影響を及ぼしているかをお話しいただきました。最近よく耳にするようになったワクチンやPCR検査などにも,遺伝子の研究が関連していることを初めて知った生徒も多かったと思います。

 また,社会全体や生活にメリットのある例だけでなく,研究が悪用される危険性についてもお話しいただき,倫理的に考えさせられる場面もありました。

 その道のプロフェッショナルのお話を聞く機会は普段ないので,生徒にとって貴重な時間となりました。京極 様 ありがとうございました。