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生徒総会・生徒会長候補者立会演説会・生徒会長選挙
5月12日(金)6限目に生徒総会が行われました。
司会は放送部が担当しました。
令和4年度行事報告及び令和5年度の行事予定の説明がありました。
その後、令和4年度決算報告及び令和5年度予算案が示され、
賛成多数で可決されました。
次に、生徒会長候補者立会演説会が行われました。
全校生徒による投票の結果、第51代生徒会長が選出されました。
離任式・対面式
4月11日(火)の午前中に離任式が行われました。
授業や部活動、様々な場面でお世話になった先生方から
明北生へ「人生の選択に迷ったらおもろい方を選んだらよい。」
「明石北高校はいい学校!みんなもっと自信をもって!」
「勉強も部活もとことんやり抜こう!」などなど、熱いメッセージをいただきました。
離任される先生方の今後のご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。
午後からは、新入生と在校生の対面式が行われました。
生徒会の先輩に誘導されて、3年生が待つ体育館に1年生が入場してきました。
2年生は教室からリモートで対面式に参加しました。
校長先生の「ようこそ!明石北へ」というお話の後、
生徒会長から新入生へ歓迎のことば、それを受けて新入生代表から挨拶がありました。
新入生の皆さん、明石北高校で充実した高校生活を送りましょう。
第52回 入学式
4月10日(月) 校門の桜は散り始めたものの快晴の中、
第52回入学式が挙行され、52回生320名が明石北高校に入学しました。
(写真部撮影)
明石北高校 令和5年度始動!!
4月10日(月) 本校に着任された10名の先生方の着任式の後、
令和5年度1学期始業式が行われました。
校長先生のお話は、昨年度のキーワードは「主体性」でした。
今年度は「挑戦」です。様々なことに失敗をおそれず「挑戦」する1年を過ごしましょう。
卒業おめでとうございます 49回生304名が羽ばたきました
一片の雲なく、透き通るように晴れ渡った青空の下、令和5年2月28日(火)県立明石北高等学校第49回卒業証書授与式を挙行しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため入学後すぐに6月になるまで、自宅学習を余儀なくされた49回生でしたが、爽やかに逞しく「松陰の丘」から羽ばたく日を迎えました。
祝辞で藤原校長は、創立51年目の歴史的なスタートを一緒に経験できた卒業生の皆さんと高村光太郎さんの詩『道程』の「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる」を共有して別れの言葉としました。皆さんのこれからの人生は、ある道を行くのではなく、歩き出すことで道ができるのですとエールを送りました。
皆さんが豊かで幸多い人生を歩まれることを心からお祈りします。また、母校北高のこれからの歩みを応援してください。
令和4年度3学期始業式
世界中が衝撃を受けたロシアのウクライナ侵攻や円安、物価高が家計に大きな影響を与えた2022年でしたが、新型コロナウイルス感染症との戦いが続く中、その対処法も見え始め、明るい兆しも感じられ始めました。訪日する外国人観光客が徐々に戻り、大きなイベントも開催されつつあります。サッカーW杯では、強豪国を次々と打ち破る日本代表チームの雄姿に大きな元気をもらいました。
2023年が幕を開け、本校でも3学期の始業式を行いました。充実した冬季休業を経て、生徒たちは明るく元気で、引き締まった表情で式に臨みました。特に3年生は大学入試共通テストを間近に控え、緊張感も高まっています。
校長式辞 「挑む」 -目標をもって「挑戦」する1年に-
藤原校長は式辞で、2022年の漢字「戦」から、連日報道されるウクライナで起こる惨事に触れ、大きな課題も小さな課題も含めて様々な問題・課題が解決に向かい、「平和」な一年になることを望むこと、2023年の個々の漢字として「戦」とつけば前向き・肯定的な意味になる「挑」を提案し、それぞれが目標をもって「挑戦」する1年として欲しいことを呼びかけました。また、これから受験する3年生に向けて、「ギリギリまで諦めない」気持ちで、目標とする大学合格に向けて挑戦して欲しいこと、2023年が全校生にとって充実した良い年になることを願って式辞の締めくくりとしました。
校長講話: 詳しくはこちらをご覧ください →R4_3学期業式式辞(要旨)
2学期終業式を行いました
強い冬型の気圧配置の影響で上空に強い寒気が入り込み、四国からも雪の便りのあった23日に2学期終業式を行いました。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中、今回の終業式も特設スタジオからのオンライン実施を予定していましたが、終業式開始直前に特設スタジオとして使用するアカデミックルームで、インターネット接続の不具合が生じたため、急遽放送室からの音声のみによる終業式に切り替えました。
校長式辞 新しい一歩を踏み出そう
式辞で藤原校長から、先日から公開している本校のスクールミッションとスクールポリシー、制服の標準化についてのアンケート結果、修学旅行で触れた沖縄の方々の思い、体験談を交えた共通テストに向けての激励、自分の言動について客観的な立場からその言動を把握したりコントロールする能力であるメタ認知能力についての話とともに、「自分を客観的に評価、すなわちメタ認知して、具体的に目標を定めて、何か一歩を踏み出してください」と2学期の締めくくりと新しい年に向けての活躍を期待するメッセージが送られました。
校長講話: 詳しくはこちらをご覧ください → R4_2学期終業式式辞(要旨)
新型コロナ 年末年始の感染対策
1月の共通テストを控えて、新型コロナウイルス感染状況が心配されますが、新型コロナウイルス感染症対策分科会より、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、社会経済活動を維持しながら、医療のひっ迫を招かないようにするための年末年始における感染対策についての考え方が次のように示されています。
① 冬は高齢の親族等と接する機会が多くなる帰省や、受験など大切な時期であることから、オミクロン株対応ワクチンの年内接種について検討。
② 年末年始は医療機関の診療体制が通常とは異なることから、事前に地域の医療機関を確認するとともに、抗原定性検査キットや解熱薬等を事前購入するなど緊急時に備える。
③ 冬場の室内温度に留意しながら、定期的に窓開けを行うなど十分な換気の実施を心掛ける。
令和4年度 SDGs講演会
12月20日(火)に大阪大学全学教育推進機構教授の山口和也先生をお招きして、
「SDGs時代のサバイバル術」について、ご講演いただきました。
「課題をどう解決するか」という視点でSDGsをとらえがちですが、
先生のお話はSDGs時代をどう生きていくかにフォーカスしたものでした。
生徒は大いに刺激を受けたようです。
〈生徒の感想〉
・SDGsに関する未来は私たち若者に託されているんだと思った。SDGsは個々の目標の規模が大きくできることは少ないと思っていたが、私たちのやり方によって変わっていくから、頑張っていきたい。
・サバイバル術の5つの項目を意識していこうと思った。『傍観者・批判者ではなく、当事者になることで世界はもっと面白いものになっていく』という言葉が刺さった。
・2030年までに17個も達成できるのかと中学生の時から感じていたけれど私の知らない間に社会が変わろうとしていることが分かりました。一つ解決しようとしたらほかの問題が出てくるのが問題解決の難しさにはなるけれど少しずつ解決していけたらいいなと思いました。
明石北高校スクールポリシーを策定しました
学校教育法施行規則の一部改正(R3.3)により、各高等学校に対して、当該高等学校、全日制の課程、定時制の課程若しくは通信制の課程又は学科ごとに、高等学校学習指導要領に定めるところにより、「育成を目指す資質・能力に関する方針」、「教育課程の編成及び実施に関する方針」、「入学者の受入れに関する方針」の三つの方針(いわゆる「スクール・ポリシー」。)を定め、公表することが求められています。
ついては、県が再定義したスクール・ミッションに基づき、本校のスクール・ポリシー(三つの方針)を策定しました。これにより育成を目指す資質・能力を明確化し、教育活動等を精選・重点化し、学びたいことが学べる学校づくりを推進していきます。
(画像をクリックしてください)
※スクール・ミッション
各県立高等学校が育成を目指す資質・能力を明確にするため、設置者である兵庫県教育委員会が示す、各県立高等学校の存在意義や期待されている社会的役割、目指すべき学校像。
※スクール・ポリシー
学校教育法施行規則の一部改正により、高等学校が、課程または学科ごとに、魅力・特色ある教育の実現に向けた整合性のある指針として策定・公表することが求められている「三つの方針(グラデュエーション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)」。
令和4年度2学期始動!
始業式を行いました
新型コロナウイルス感染の第七波の鎮まる気配が感じられない中、2学期の初日9月1日(木)に、生徒が一斉に元気で登校しました。感染防止対策の一つとして定着したアカデミックルームを特設スタジオとしたオンライン中継による始業式等を実施しましたが、補習授業や三者面談、各種行事や部活動の大会等を、中止や延期の措置をほとんどすることなく予定通り行った夏季休業を経て、生徒たちは充実感とこれからの様々な取組に対してさらなる意欲を感じさせる表情を見せていました。
自分の伸びしろを信じて
始業式での校長講話では、藤原校長が「Science Conference in Hyogo」や「めいほく親子サイエンス教室」、「明石北高校同窓会『朔風会』総会」、「高校生によるプラネタリウム解説」等の行事報告を皮切りに、オリンピックに6回出場された水泳飛込競技の寺内健選手(宝塚市出身)の「自分の『伸びしろ』をつくる」ことでさらに上を目指すという前向きな姿勢を紹介しながら、「とことんやれ」「諦めずにやれ」「自分を信じろ」と熱くエールを送りました。
校長講話: 詳しくはこちらをご覧ください → 040901_2学期始業式PPT(式辞HP)
新着任のALTの先生方の紹介
始業式に引き続いて、7月に来日されたTroiano,Matthew(マット)先生とGonzalez Canales,Helena(ヘレナ)先生の紹介を行いました。マット先生はアメリカ ニューヨークから、ヘレナ先生はカナダ オタワから来ていただきました。お二人ともご専攻は理系分野で、これからも魅力的な授業が展開されると思います。
新型コロナウイルス感染症は、終息の兆しが見えませんが、受験を控えた3年生は落ち着いて継続して努力してください。1年生も2年生も、上手に生活のリズムをつくってください。これまでの成果が自らを助けてくれるはずです。2学期は体育大会をはじめとして2年生修学旅行やオープン・ハイスクール等の大きな行事が控えています。何一つ欠けることなくすべての行事をやり切り、常に活力ある明石北高校でありたいと思っています。
令和4年度1学期が終わりました
生徒会認証式・1学期終業式・全国大会壮行会
7月20日(水)、令和4年度1学期終業式等の行事を行いました。実施にあたっては、新型コロナウイルス感染症の急速な拡大状況や熱中症の防止等を勘案して、始業式と同じアカデミックルームからのオンライン中継により行事を行いました。
生徒会認証式 -新生徒会執行部スタート-
終業式に先立って行われた生徒会認証式では、新生徒会長の松末暖人君に校長から認証証が手渡され、松末君は「自主性と創造を大切にし、生徒会執行部16名で頑張っていきたいと思います。1年間よろしくお願いします」と力強く所信を表明しました。大きな拍手とともに新生徒会のスタートを切りました。
1学期終業式 -校長が選んだ「これええやん」-
藤原校長から、 生徒会前執行部の皆さんへの労いとともに、松末会長、山本・楢木両副会長を中心とする新執行部への激励、北高生が持つ力を垣間見た明北祭の講評、自分の着たい「組合せ」をする制服の組合せ緩和から、生徒の皆さんが自分で考えて、判断し、行動できる、北高がますますそんな学校となることへの期待の話、そして、校長が選んだ「これええやん」のタイトルで、藤原校長の「ええやん」がスライドを使って紹介されました。さらに、「受験の天王山」を迎える3年生へのエール、自分の弱点を見つけて、その克服に取り組むようにと1年生・2年生への言葉があり、「健康第一・元気が第一」で1学期の終業式が締めくくられました。
以上の話は、次のリンクでご覧になれます。是非、ご覧ください。
壮行会 -全国大会に向けて-
終業式の後、引き続いて部活動の成果を披露した後、全国大会に参加するソフトテニス部、ウエイトリフティング部、化学部の壮行会を行いました。
各部とも顧問からの説明の後、参加選手が「感謝の気持ちを忘れず、最後まで自分達らしくプレーします」、「自分のベストを尽くします」「期待に応えるためにも成果を残せるよに全力を尽くします」との力強く決意の言葉を述べました。生徒会長から、「緊張すらもプラス要素に変えて、持ち味を存分に発揮してください」との激励、最後に藤原校長から、「是非楽しんで、自分のベストを発揮してください。明石北高校みんなで頑張っていきましょう」との言葉をいただきました。
夏季休業中も、補習授業や面談、各種研修や学校説明会、そして部活動等、たくさんの活動が計画されています。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、不安もよぎりますが、強く意識した感染症防止対策と熱中症予防対策をして、有意義な夏休みとなりますことを祈っています。
「第49回明北祭」開催
去る6月17日(金)、第49回明北祭(文化祭)を実施しました。梅雨の晴れ間の青空がひときわ鮮やかな一日、クラス・文化部がそれぞれ一丸となった素晴らしいパフォーマンスを披露しました。
生徒会執行部は、KΣT(生徒会通信)第6版で、鮮やかに輝く美しい光(煌彩)、煌びやかで美しい様(絢爛)の思いを込めて「煌彩絢爛(こうさいけんらん)~宝物は褪せない」の明北祭テーマを発表しました。サブテーマは、明北祭の思い出がより鮮明に残るようにつけたテーマソング「青と夏」の歌詞から抜粋して設定しました。
各部門の最優秀クラスと内容は次のとおりです。
ステージ発表
最優秀クラス 3年1組 「ライオンキング」
優秀クラス 3年7組 「塔の上のアラジンデレラ」
優秀クラス 3年8組 「千と千尋の神隠し」
校内装飾
最優秀クラス 2年2組 「Welcome to DIS2(NEY)~夢と魔法の階段~」
ビッグアート
最優秀クラス 2年6組 「千と千尋のモザイクアート」
優秀クラス 2年8組 「国士無双十三面待ち ~あんな勝ち方って200種類あんねん~」
教室展示
最優秀クラス 1年4組 「明北七不思議~戦慄ノール君の呪い~」
優秀クラス 1年3組 「本気の駆けひき~俺か俺以外か~」
優秀クラス 1年8組 「一か八かのサイエンス」
本年度も、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、生徒は午前・午後の入替による2部制とし、保護者の皆様においては入校をご遠慮いただきました。ご理解をいただきましてありがとうございました。事前にお知らせをしましたように、明北祭における作品や活動の様子を撮影した動画を、生徒・保護者の方限定でインターネット配信しました。
明石北高等学校51年目がスタートしました!
令和4年度 着任式・始業式・入学式
4月8日(金)、穏やかで暖かい陽射しを受けて桜が咲き乱れる、輝くような風景の中で、着任式・始業式・入学式を行いました。
【着任式・始業式】
昨年度、50周年記念事業として、北校舎3Fの情報教室を改修して整備した探究学習教室(名称:アカデミックルーム)を特設スタジオとして、着任式と始業式を行いました。その様子を、同時中継してオンラインで各HR教室で式に参加する全校生徒に届けました。着任式では、藤原生也校長をはじめ12名の新着任の教職員を紹介し、 生徒会長から「ようこそ明石北高校へ。明石北高校は昨年度創立50周年を迎え、創立100周年に向けての歴史の転換点で、先生方に出会えたことを嬉しく思います。これからの学校生活でいろいろお世話になりますが、よろしくお願いします」と歓迎の言葉を述べました。引き続いて、行った始業式では、藤原校長が、「桜の花びらが舞うさわやかな始業式。今日は51年目という記念すべきスタート。一緒に『新しい時代に輝く』明石北高等学校を作り上げていきましょう」と力強く呼びかけました。
【式辞要旨はこちら 040408_始業式「校長式辞」(HP要旨).pdf】
【入学式】
午後から行った入学式では、自然科学科1クラス40名、普通科7クラス280名が入学許可され、藤原校長が、「これからの高校生活に大きな夢と希望を抱き、強い意志を持って校門をくぐられたことでしょう。320名の入学生の皆さん、ご入学おめでとうございます。記念すべき北高51年目のスタートに立ち、本校のさらなる飛躍へのストーリーの主人公として、高校生活の第一歩を踏み出してください」と式辞を述べ、新入生代表が「兵庫県立明石北高等学校の教育方針に従い、諸規則を守り、心身を鍛え勉学に励むことを誓います」と宣誓しました。その後、PTA会長様と同窓会会長様から祝辞を頂きました。
【式辞要旨はこちら 040408_入学式「校長式辞」(HP要旨).pdf】
山陽バス55系統に注目
本校生デザインのラッピングバスが交通事故防止を啓発
「交通事故防止を市民に訴えるデザインを施したバスが街中を走ることで、歩行者及びドライバーなど多くの人の注目を集め、交通事故防止の広報啓発を効果的に行う」ことを目的に、明石警察署と山陽バスの協力により実現したラッピングバス。
バスの車体後部にラッピングされたデザインの作者は、本校2年生の 有満 美希 さん。「美術部の活動を通して何か地域貢献ができたら・・・」と思っていたところへ持ち込まれた今回の企画。冬季休業中に制作し、市内高校生の応募35作品の中から、見事最優秀作品に選ばれた。
ラッピングバスは、3月28日(月)本校ロータリーで開催されたお披露目会で公開。有満さんには石田 充 明石警察署長から感謝状が贈呈された。
肝心の作品は、右の写真のとおり、「『止まる』『見る』『待つ』で事故防止」の標語を配し、老若男女を問わず、思わず「かわいい!」と声をあげたくなるような親しみのわくデザイン。
この貴重な路線バスが走行するのは、山陽バス55系統(朝霧駅前~神陵台~伊川谷高校前)とのこと。残念ながら本校周辺で目にすることはありませんが、そちらの方面にお出かけの際は、要注目。
最後になりましたが、ご多用の折、晴れやかな場を設けていただいた山陽バス株式会社様、明石警察署交通総務係の皆様に、心より感謝いたします。
これを機に、本校生徒・職員ともに、安全運転、交通事故防止に一層努めたいと思います。
令和3年度3学期終業式
大切なこと、それは・・・ ―3学期終業式 校長式辞―
令和4年3月21日をもって、兵庫県はまん延防止等重点措置実施区域から解除されましたが、3月23日実施の3学期終業式は、やはりリモート形式でした。
式辞において安岡校長は、これまで生徒に伝えてきた内容を振り返りつつ、「大切なこと(もの)」は一体何なのか、ウクライナ危機を念頭に置きながら語り掛けました。
大切なこと、それは・・・、「使えない知識は意味がない、知識は使えて意味がある」ということ。
【2学期終業式、長岡藩 河井 継之助の逸話より】
大切なこと、それは・・・、目先の利益ではなくずっと先を見据えて「学ぶ」こと。
【3学期始業式、長岡藩 小林 虎三郎の「米百俵」の逸話より】
大切なこと、それは・・・、Society5.0時代をよりよく生きるために「地球市民性を身につけ、持続可能な社会の
担い手になろうと真剣に考える」こと。その「道標が『SDGs』である」こと。
【本校の教育目標(グラデュエーション・ポリシー)より】
いつの時代でも忘れてはならないこと、それは・・・、「他者への感謝」と「他者への思いやり」であること。
【第48回卒業証書授与式、松下 幸之助・相田 みつを のことばより】
大切なこと、それは・・・、「(感謝と思いやりの気持ちを忘れなければ)決して戦争が起こることはない、
戦争は決して起こしてはならない」ということ。
そして、もう一つ。「あのね 自分にとって一番大切なものは 自分のいのちなんだよ
だから すべての他人のいのちが みんな大切なんだよ」 【相田 みつを のことばより】
さて、式辞に耳を傾けたみなさん一人一人にとっての「大切なこと(もの)」は何でしょうか。
4月、新しい学年を晴れやかな気持ちで、颯爽とスタートを切るために、「自分にとって何が大切なのか」、春季休業中に自分自身とじっくり対話する時間が持てるといいですね。
第48回卒業証書授与式
祝 卒業-48回生317名の前途に幸あれ-
令和4年3月1日(火)、本校第48回卒業証書授与式が挙行され、317名がここ「松陰の丘」から「それぞれの未来」へと羽ばたきました。
式辞で安岡校長は、卒業生がこれから歩む道のりで経験したことのない事態に直面した時に求められる姿勢としてPanasonicの創業者、松下幸之助氏の言葉を、さらには、これからどのような社会が訪れても、人として忘れてはならない姿として、書家であり詩人でもある相田みつをさんの詩を紹介しました。
「常に感謝の心を忘れず事に当たれば、物を大切にする気持ちも、人に対する謙虚さも、生きる喜びも、必ず生まれてくる。」 (松下 幸之助)
「あなたがそこに ただいるだけで その場の空気が あかるくなる あなたがそこに ただいるだけで みんなのこころが やすらぐ そんな あなたにわたしも なりたい」 (相田 みつを)
一方、答辞で卒業生代表は、3年間を共に過ごした仲間に対し、「様々な困難に直面し、くじけそうになったり、夢を諦めそうになったりしたときは、この3年間で出会えた大切な存在、楽しかった日々を思い出しながら、一つずつ乗り越えていきましょう」と呼びかけました。
48回生のみなさん一人一人が、明石北高校で培った経験や知識を思う存分活用し、未来への道を切り拓いてくれることを期待しています。
令和3年度3学期始業式
校長式辞~「米百俵」で未来を創った男~
令和4年1月11日(火)、3学期始業式が行われました。やはり、応接室からのオンライン中継でした。
今回、安岡校長が式辞で取り上げたのは「米百俵」の精神。舞台は2学期終業式と同様、長岡藩。主人公は戊辰戦争後の長岡藩大参事を務め、「米百俵で未来を創った男」小林虎三郎(1828-1877年)。
戊辰戦争により、250年あまりをかけて築き上げた城下町長岡は廃墟となりました。長岡藩の窮状を知った支藩の三根山藩から米百俵が見舞いとして贈られてきます。食べるものにも事欠く藩士たちにとっては、のどから手が出るような米でした。しかし、虎三郎は米百俵を売却し、文武両道に必要な学校の書籍や用具の購入にあてました。「教育こそ人材を育て、国やまちの繁栄の基となる」と、目先の利益ではなくずっと先を見据えていた虎三郎の姿勢が、米百俵を何万倍もの価値にすることとなります。
物語の紹介はここまでです。安岡校長が生徒・教職員に伝えたかったこと、「米百俵」のエピソードに込めた思いとは? 小林虎三郎とは何者なのか?――興味のある人は是非、自分で調べてみてください。ちなみに、「米百俵」の故事が知られるようになったのは、山本有三が1943(昭和18)年に発表した戯曲『米百俵』によるものです。
さて、2020年、新しい年、新しい学期を迎えましたが、兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数が6日連続で100人を超える(1月11日時点)など、第6波突入が濃厚です。オミクロン株に関してはまだまだ不明な点も多いですが、教育活動を継続するため、感染防止対策の一層の徹底(添付PDF資料参照)にご協力をお願いします。
2学期終業式
12月24日(金)、令和3年度2学期終業式が行われました。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少したとはいえ、今回も「にわかスタジオ」応接室からのオンライン中継でした。
式辞で安岡校長は司馬遼太郎の小説『峠』を取りあげ、幕末の風雲を駆け抜けた主人公「河井継之助」の言葉を紹介しました。単に知識をかき集めるだけの勉強は一切せず、歴史や世界の動向など、物事の原理を知ろうと努めた継之助。生徒たちに勉強することの意味を改めて問いかけるとともに、年末年始を新たな視点で過ごすよう、期待を伝えました。
【河井継之助】1827年1月27日~1868年10月1日。越後長岡藩士。戊辰戦争での新政府軍への頑強な抵抗等、幕末の風雲を駆け抜けた。
式後は、生徒指導部長講話、保健部長講話に続いて、部活動の表彰伝達が行われました。そのうち、県大会で好成績をあげた生徒たちの姿は、各HR教室に映像が流されました。
◎化学部・・・第45回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会 研究発表:化学分野最優秀賞
➡ 第46回全国高等学校総合文化祭(令和4年8月開催)に出場決定
◎女子ハンドボール部・・・兵庫県高等学校新人ハンドボール選手権大会 第3位
◎剣道部・・・第68回兵庫県高等学校新人剣道大会 男子団体第5位
◎ウエイトリフティング部・・・第60回兵庫県高等学校新人ウエイトリフティング競技選手権大会
男子階級別:2位、3位、6位 女子階級別:2位
◎体操部・・・令和3年度兵庫県高等学校体操競技新人大会 男子総合第6位、女子総合第6位
令和3年度人権講演会
令和3年度人権講演会を11月22日(月)午後、カメルーン出身でタレント/漫画家の星野ルネさんを講師にお招きして実施しました。「多様性って何だ!」と題した多文化共生をテーマとした約70分の講演に、2年生が体育館で、1年生・3年生は教室でのリモート形式で耳を傾けました。
星野さんは自作マンガや幼少期の写真などをスクリーンで示しながら、日本とカメルーンの食文化の違いなどについて体験をお話しいただきました。星野さんは最後に多文化共生について「知識で学べることはあるが、経験に基づかないと心から理解できない」と伝えられました。
生徒たちは講演のあと、「『世界は一部の目立つ人たちのイメージでできている』というのがとても印象に残りました」「自分から進んで他の国や地域のいろいろな面を知ろうとすることや、自分のことを周りにアピールする力も大切であると感じました」などと感想を述べていました。
創立50周年記念式典挙行
50年目の襷(たすき)を未来へ ー創立50周年記念式典ー
秋晴れの好天に恵まれた11月6日(土)、本校体育館で創立50周年記念式典及び記念演奏会が行われました。
国歌斉唱(静聴)、安岡校長の式辞で始まった記念式典には、末松信介 文部科学大臣、西村康稔 衆議院議員(前経済再生・コロナ対策担当大臣)、松本隆弘 兵庫県議会議員をはじめ、多数のご来賓の皆様にご臨席を賜り、また、主催者側として西上三鶴 兵庫県教育長にご出席いただくなど、本校にとって文字どおり「この上ない喜び」の1日となりました。
新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に減少したとはいえ、依然コロナ禍であるため、生徒は3年生のみ式場に入り、1・2年生はHR教室での中継視聴となりましたが、それぞれの会場で、一人一人が主人公として、立派な態度で式典に臨みました。
別添のPDF資料に、①末松文部科学大臣祝辞、②西村衆議院議員祝辞、③西上教育長あいさつのうち、在校生へのメッセージにあたる部分、並びに、④生徒代表よろこびのことばの要旨をまとめています。ご一読いただきましたら幸いです。
式典後は、卒業生2人による記念演奏会「世界を駆け巡るピアニスト 坂本 彩による演奏とお話~サクソフォン・石田さと子とともに~」が開催されました。坂本さんは、ショパンの「革命のエチュード」や、超絶技巧が必要で、世界一難しいピアノ曲とされているリストの「ラ・カンパネラ」などを披露され、一同、神業を目の当たりにしました。アンコール曲はお馴染みの「情熱大陸」。石田さんが、アルト・サクソフォンで深みのある低音から軽やかな高音まで、美しく優雅な音色を響かせ、大いに盛り上がりました。
「いろんなこと やって北! 頑張って北! 50周年の明石北!」高校は、令和3年11月6日、「50年目の襷 未来へつなぐ」ことができ、新たな歴史を紡ぎ始めました。
神戸新聞 50周年特集紙面2021-10-31.pdf 50周年記念式典来賓祝辞等.pdf
明石北高校ホームページ