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2017/12/28

人権講演会

Tweet ThisSend to Facebook | by 北須磨職員

平成291215日(金)進路指導部主催の 学問入門講演会 が開催されました。

「歌に託された暴力の記憶」と題して京都大学総合人間学部教授の細見和之先生に
ご講演いただきました。

講演では「ドナドナ」の歌が研究のきっかけとなりヘブライ語 イディッシュ語を学び、
ユダヤ人が迫害を受けてきた歴史とホロコーストについて研究されてきた内容を「ドナドナ」
の歌詞から分かりやすく解説してくださいました。

人権講演会という名前の行事ではありませんが生徒の感想からも分かるように人権について
深く考える事ができた講演会でもありました。

生徒の感想

2年女子

幼い頃、母が私に歌って聴かせてくれた憐れな子牛の歌「ドンナ・ドンナ」には、
様々な意味が込められているということは全く知りませんでした。この歌の仲に登場
する子牛とは、戦争のため戦場に駆り出されるアメリカの兵士や、東ヨーロッパの方や
ホロコーストにより大量虐殺されたユダヤ人など自由を奪われた人々の姿を重ねて見る
ことができます。歴史の授業で学んだり、家にある「アンネの生涯」や「ハンナのかばん」
などホロコーストについて少しの歴史的事実は知っていますが、平和な時代に生き、日々を
平穏に暮らしている私にとって、戦時中に犠牲となった人々の感情を知ることはできません。
しかし、実際にあった暴力の記憶を託された歌を母が中学校の音楽の授業で習い、その歌を
私が聴き、記憶の中にずっと残っていたものが今日、その意味を少し理解できるというように、
歴史の記憶は人と人でつながっているものだと感じました。
 

2年女子

 ドナドナという曲は、題名だけ何となく聴いたことはあったのですが、このような暗い
感じの曲調や歌詞であるとは全く知りませんでした。まして、あの曲の中に、ユダヤ人迫害、
ベトナム戦争に対する思いが込められているとは思いもしませんでした。ナチスによるユダ
ヤ人迫害については歴史の授業やテレビ番組を通してある程度は知っていたので、今日、先生
の話を聞いてイディッシュ語や英語の歌詞を考えてみると、収容所に向かう列車にユダヤの
人々が詰め込まれている様子と、荷車の上に縛られている牛が同じイメージに感じました。
迫害や兵役があった時代に直接批判する詞の曲を歌う事は出来なかったために人々は子牛に
自分たちの思いを託したのだろうと深く感じました。歌によって人々の想いがつながることは
とても大切だと思いました。
 

1年女子

 私は今日の講演会を聴いて、改めてユダヤの人々に対して行われた恐怖や残酷さを感じました。
私は「アンネ・フランク」の生涯についての本を読んだことがあるため、収容所のことやヒトラー
率いるナチスの事は知っていましたが、ユダヤ人の人々が収容所に連れていかれるところを連想し
て作られた「ドナドナ」を聴き、その様子が明瞭に表れておりあまりにも残酷なためショックを受
けました。この「ドナドナ」という曲は今もなお世界中の人々の心に残っているものであると知って、
驚きました。



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