10月10日(木) ⅢC1112(小中)図画工作科・美術科授業実践講座
〔研修の概要〕
講義 造形的な見方・考え方を働かせる授業づくり
鳴門教育大学大学院 山田 芳明 教授
発表 対象や事象に働きかけ、児童生徒が自ら主題を生み出す授業実践
兵庫教育大学附属小学校 古家 美和 教諭
演習 造形的な見方・考え方を深める表現と鑑賞を関連付けた授業づくり
―一人一人が豊かに感じたり、表現したりする学習活動の充実に向けて―
(小)児童が自ら材料や場所に働きかける造形遊び
(中)感じ取ったことや考えたこと等を基に表現する活動
〔受講者の感想〕
・山田先生の「子ども達は自分のつくりたいものをつくる。表したいことを表す。」という言葉が印象的でした。与えられた課題を解決するためにつくりかえるのではなく、自分にとってよりよいものを生み出したいという衝動によってつくりかえるのだと感じました。造形活動において、子どもの問いは外から与えられるのではなく、子ども達の中で生まれるということを聞き、その通りだと思いました。
・古家先生の実践をたくさん聞くことができ、とても勉強になりました。マッチ箱を使った造形遊びの実践をしたことがなかったので、教材研究し、授業で扱いたいと思いました。
・同じような作品ばかりが出来上がる授業ではなく、活動の幅、奥行きをできるだけ広げ、子ども達がのびのびと、どこまでも探求できる授業づくりをしていきたいです。