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7月9日(木)ⅢC1115 考える楽しさを創る道徳科の授業づくりー(小中)「特別の教科 道徳」授業実践講座-

【講義】考える楽しさを創る「特別の教科 道徳」の授業をめざして

    ー対話的な学びを通して児童生徒が感銘を受けるとはー

     兵庫教育大学 道徳教育研究開発センター 特任教授 谷田 増幸

 

【発表・協議】考える楽しさを創る「特別の教科 道徳」の授業実践

     明石市立高丘東小学校 教諭 髙田 佳希

 

【演習】対話的な学びをめざす「特別の教科 道徳」の授業づくり

 

〈受講者の感想〉

・谷田先生のお話を聞いて、まだまだ教材研究が甘いと実感しました。教材から道徳的価値を見いだし、生徒自身の生活や価値観につなげる視点をもっと磨きたいです。人間がもつ悪性への罪悪感と、命を救う行為の高尚さという視点にまでは及んでいませんでした。さらに教材研究を深めるとともに、そこに至るための人生経験も積みたいと感じました。また、髙田先生の実践発表で紹介された、子どもの考えを深掘りする発問例は、今後の授業づくりに生かしたいです。午後からの演習では、「語りかける目」について命の尊さではなく、あえて別のテーマで授業づくりを行いました。難しいテーマでしたが、グループの先生方が行間を読んだり別の視点から意見を出したりしてくださったことで、教材への理解が深まりました。中心発問一つをとっても、言葉の選び方にそれぞれの考え方や感じ方が表れており、大変参考になりました。道徳はやはり教材研究が重要であり、教材を広く深く捉えて道徳的価値と結び付けられるかで授業の質は大きく変わると思います。問い返しの例を学べたことも大変有意義でした。今回の学びを基に、さらに教材研究と授業づくりに力を入れていきたいです。

  

・問い返しの大切さについて学ぶことができました。ただ子どもの答えに返すのではなく、そこにどのような意図を込めるかが大切だと感じました。また、主たる内容項目だけでなく、この教材から考えられる関連する内容項目についても教員側が理解しておく必要があると分かりました。畏敬の念のような抽象的な内容は、子どもの実態を踏まえると難しいとも感じました。一方で、教材を読み込むほどさまざまな視点や新たな疑問が生まれ、教材研究の楽しさも感じることができました。これまでは中心発問ありきで補助発問を考えていましたが、教材の設計案で整理することで、自分なりの解釈がしやすくなり、理解も深まるように感じたため、今後取り入れていきたいです。今日の研修で最も印象に残ったのは、一つの主題に絞るだけでなく、視点を広くもつことで教材の切り口がさまざまに見えてくるということでした。また、人と話をすることで新たな気付きや考えの深まりが生まれることを改めて実感しました。対話を通して考える楽しさに気付ける授業をつくっていきたいと思いました。