カテゴリ:講座の実施報告
8月11日 (小)算数科授業実践講座
〔研修の概要〕
講義 数学的に考える資質・能力の育成をめざして-数学的活動を通して-
神戸大学大学院教授 岡部 恭幸
発表 数学的活動の充実をめざした授業実践
演習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
・タブレット端末等を活用した「数と計算」領域の授業づくり
〔受講者の感想〕
○教材の本質や価値を見出した上で、児童のつまずきを想定した授業づくりが大切だと思いました。数学的に考える資質・能力を育むために、知識だけを意識した系統性に加えて、思考における系統性を十分に知っておく必要があると感じました。
○うまく教えるのではなく、目のつけどころや考えの進め方を伝えられる授業にという岡部先生のお話にハッとさせられました。教育的支援を必要とする子にフォーカスを当て、どの子にも分かることに着目して学力向上を目指す授業づくりの重要性に気付きました。
○45分全てではなく、子ども達がつまずくであろうと思う課題場面での数学的活動やICTの活用の仕方を学びました。教育的支援を必要とする子どもを巻き込む授業づくりを意識しながら、活用したいと思います。
8月5日(木)ⅢC1223 (高)理科授業実践講座(第1回)
〔研修の概要〕
講義・発表:1人1台端末環境における、ICTの効果的な活用について
演 習:ICTを授業にどう生かすか
・理科の学習場面に応じた効果的なICTの活用
〔受講者の感想〕
〇1人1台端末での授業のイメージがなかなか持てなかったが、実際にタブレットを使用しつつ、
実践例も講義頂いたので、自分でもできるイメージが持てました。
〇私自身、これまでに ICTを用いた授業方法を試行錯誤する中で、理想とのギャップや不安を感じ
た事もありましたが、自分なりの方法を確立するまで挑戦していきたいと思います。
〇実践すること自体が目的ではなく,必要に応じて活用することが大切であることが分かりまし
た。
8月10日(火)ⅢF1502 自他の命を大切にする心を育む教育講座
8月10日(火) ⅢF1502 自他の命を大切にする心を育む教育講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講 義:児童生徒の命を守るために
講義・演習:自他の命を大切にする心を育むために
〔受講者の感想〕
・午前の新井先生の講義では、非常に重い内容ではあったけれど実際の調査や聞き取りから得た話をしてくださったので、大変勉強になりました。大人にとっては小さな悩みに見えても、その子どもにとっては大きな悩みだということ。しっかりと子どもの話を聞いて一緒に解決するつもりで向き合いたいと思いました。
・自殺予防という大きな課題に対して、日々の積み重ねが大切だと改めて感じた。ロールプレイをすることで、やはり共感的理解を示されることが安心感があると感じた。対応一つで防げることがあるかもしれないと考えると、二学期以降考えて子どもたちと接したい。
・「消えてしまいたい」…教師としてはドキッとする言葉に対して落ち着いて考える機会がもてました。日頃から孤立感を感じないように話をするなど安心感をもてるようにしたいです。勉強になりました。
8月2日(月)ⅢC1238(高)工業科教育講座
〔研修の概要〕
講 義:新学習指導要領で求められる工業科の教育について
演習・協議:効果的な授業研究の手法
〔受講者の感想〕
・AppleTVや、使いやすいアプリの説明などをしていただき、思っていた以上に簡単で使えそうだと思った。夏休みの残り時間を使って9月からの授業に役立てていきたい。
・現在、タブレット端末で教材写真を黒板に映して授業展開をしています。学んだ内容を現在の取組にプラスし、タブレット端末の使用頻度を上げていきたい。
8月5日(木)ⅢC1231 (高)家庭科教育講座
〔研修の概要〕
講 義:新学習指導要領における授業の在り方と学習評価
―家庭科における指導と評価の一体化―
講 師:福井大学 名誉教授 荒井 紀子
演習・協議:生徒の学びの質を高めるための授業の工夫
―探究を引き出す学びのデザイン―
〔受講者の感想〕
- 領域横断的な授業について、他の先生方との議論を行うことができ、とても有意義な時間になりました。
- たくさんの先生方と意見を出し合い、考えた授業計画はすぐにでも実践できるものばかりだったので、実際取り組んでみたいと思います。
- 領域横断的な授業設計の方法を知ることができ、良かったです。