カテゴリ:講座の実施報告
10月31日(月) ⅢD1203 「政治的教養をはぐくむ教育」実践講座
〔研修の概要〕
講 義 「政治的教養をはぐくむ教育」の充実に向けて
ー自立した主体として社会に参画する意識を高めるー
福井大学 教授 橋本 康弘
演 習 すべての教員による「政治的教養をはぐくむ」授業づくり
・主体的に課題を解決する意識を高める方法の考察
〔受講者の感想〕
- 地域課題を考えることが政治に興味を持つことにつながることを生徒に認識させ、自立した主体として社会に参画する意識を高めることが大切であるとわかりました。
- 身近な政策を評価することが、高校生の政治的な関心の高まりにつながると感じました。是非、勤務校でも実践してみたいと思いました。
- 政治について考えることに抵抗があると感じている生徒は多いと思いますが、身近な地域課題を取り上げると授業に参加しやすいと思いました。
10月24日(月)ⅢC1109(中)理科授業実践講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的に問題解決に取り組む学習活動の工夫
-問題解決の力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方-
兵庫教育大学大学院 教授 山本 智一
演習・実習 「粒子」と日常生活のつながりを意識した授業づくり
・学習課題に意欲的に取り組ませるための導入の工夫
・理科の見方・考え方を働かせて考察・結論を導出するための手立て
〔受講者の感想〕
・理科において、問いの重要性というのを改めて考えることができました。特に、その投
げかけ方について、自分自身の課題であった部分を深く考えることができた時間となり
ました。午後の授業改善の講義では、普段自分がこれでいいのかと感じていた部分につ
いて、他の先生方と話を深めることができ、よかったです。まだまだ、自分の知識の少
なさを実感するところもあったので、研鑽を積まないといけないと思いました。
・生徒に対する質問の仕方を考え直し、生徒がやらされているのではなく、自ら学び、実
験や観察のデータを分析し、その事実を理由づけて説明する能力を育めるように、授業
の見直しをしていこうと思いました。評価の際もCのついた生徒には何らかの手立てを
考え、改善されるようにしていこうと思いました。揺さぶる質問を考えることは難しい
と思いました。今後の授業で結論ありきの実験ではなく生徒がなぜ?と思える展開にな
る質問を考えていきたいです。
・理科では、理由付けの部分も大切だと分かりました。常に子どもたちには「なぜ」と
いう疑問を持たせられる工夫をしていきたいです。また導入から問いにつなげるために
も、様々な手立てがあることが分かりました。子どもたちが興味や関心を持ち、主体的
に取り組める工夫をしていきたいです。
10月24日(月) ⅢB1202 教育経営講座Ⅱ
〔研修の概要〕
講 義 学校課題の改善に向けた組織マネジメントの在り方について
-現在の取組をよりよいものへ-
兵庫教育大学大学院 教授 川上 泰彦
演 習 課題解決に向けて「チームとしての学校」を構築するために
・学校組織の中核として組織をどのようにマネジメントしていくか
〔受講者の感想〕
- 本日の研修で、学校組織マネジメントについて俯瞰的に考えることができ、自分の考えを整理することができました。
- 自分が取り組んできたことについて振り返ることで、これまで気づかなかった勤務校の課題を発見することにつながる研修でした。同僚とのコミュニケーションを大切にし、自分ができることから実践したいと思いました。
- 勤務校における自分の立ち位置や、これから勤務校をより「いい学校」にするためにどのように働きかければ良いかを考える良い機会になりました。
10月19日(水)(高)英語科授業実践講座
〔研修の概要〕
演習・協議 タブレット端末を活用した授業実践
・生徒の英語による表現を促すICT活用
〔受講者の感想〕
- Teamsを用いた音読活動、Jamboardを用いた英語による合意形成、Flipgridを用いたプレゼンテーション等の動画共有など、多岐にわたるICT活用のヒントをいただきました。特にTeamsの音読課題はぜひ生徒に挑戦させたいと思いました。
- 第1回の研修に加えて今日の研修でも多くの有効な情報を得ることができました。まだまだ実践できていないことが多いので、今後も情報を収集しながら、実際の授業でICTを活用した授業を実践していきたいです。
- 目的によって効果的なツールを選ぶこと、授業のねらいがあってそれを達成するための手段の一つがICT 活用だということが理解できました。
10月19日(木) (小中)タブレット端末活用講座
〔研修の概要〕
講義・演習 ICTで学びを変える
・学習過程の質的改善につなげるタブレット端末の活用
発表 タブレット端末が生み出す新たな学びのスタイル
-先進校の事例に学ぶ-
演習 タブレット端末を用いた情報活用能力の育成
・クラウドサービスの効果的な活用
・情報活用能力の体系表例の理解と活用
〔受講者の感想〕
・今まで自分が取り組んできた効果的なICT活用授業には、少しずつ限界を感じるところがあった。
しかし、グループ内での意見交換をしたり実践発表を聞いたりする中で、ヒントを得ることができたように思う。
どのように活用できるか、自ら試行錯誤しながら取り組んでいこうと思う。
・たくさんの実践を教えていただき、自分がやってきた実践や考え方の方向性が間違ってなかったと自信になりました。
また、タブレットでの教材づくりが少し手間で最近敬遠していた面もあり、反省しました。
教材を作り、職員間で共有して財産を増やしていきたいです。
10月17日(月) (高)地理歴史科・公民科授業実践講座
〔研修の概要〕
演習・協議 タブレット端末を活用した授業実践
・地理歴史科・公民科における情報活用能力の育成
〔受講者の感想〕
- JamboardやGoogleスライドなど様々なICT活用方法を知ることができ、大変有意義でした。今回の研修で学んだICTの活用方法をもとに、歴史総合でジグソー法を実践したいと思いました。
- 生徒に思考・表現させるには、タブレット端末が有効であることが再認識できました。それぞれのツールのメリット・デメリットを知ることもできたので、これからメリットを活かしながら、積極的に活用していきたいと思いました。
- ICTを活用することが重要なことではなく、生徒にどのような力をつけさせるかを考えた上で、ICTをどのように活用していくかが大切であることを、本日の研修で学びました。
10月14日(金) ⅢC1253 (高)情報科教育講座A
10月5日(水)、10月14日(金)、10月25日(火)にて実施
(写真は10月5日実施分)
〔研修の概要〕
講 義
高等学校段階におけるプログラミング教育
・共通教科情報科「情報Ⅰ」におけるプログラミングの目標と内容
演 習
プログラミング指導の進め方
・事象のモデル化
・アルゴリズムによる効率の違い
・シミュレーションの実践
・問題解決のためのプログラミング
〔受講者の感想〕
・生徒のプログラミングスキルの差があると思うが、自分で課題を設定してどんどん進めていけるような環境を作ってやることが大事だと感じた。
・生徒が躓きやすい点や間違えやすい点を他の先生と共有しながら受講できた。さらに研究や研修を積み技能の向上を図ろうと思った。
10月24日(月)ⅢC1104(小)理科授業実践講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的に問題解決に取り組む学習活動の工夫
-問題解決の力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方-
兵庫教育大学大学院 教授 山本 智一
演習・実習 「物の溶け方」と日常生活とのつながりを意識した授業づくり
・児童がよりよく観察するための導入の工夫
・理科の見方・考え方を働かせて結果を処理するための手立て
〔受講者の感想〕
・理科の授業は、子どもたちとドキドキ・ワクワクしながら行いたいと思っていて、私自
身大好きな教科です。しかし、理科専科の先生が授業を行うことが多いのが現状です。
来年こそは、授業ができることを願って、今日の研修を受講しました。めあてではな
く、学習問題であることや、検証可能な学習問題でないといけないことなど、初めて知
ることがたくさんあり、勉強になりました。子どもから出る疑問を大切にしながら、実
験を行い検証していくことの大切さを学びました。午後からの研修は、とても難しかっ
たですが、自分の力になったと感じました。
・私は理科が得意ではありません。今年、はじめて3年生に理科を教えています。今日は、
多くの授業において大切なことを教えていただいたので、これから理科好きな子どもが
さらに増えるよう、楽しくわかりやすい授業を心がけたいと思いました。
・一番心に残っているのが、自由研究を自力でできる子を育むということでした。問いを
持たせ、自然と主体的に学習に取り組めるような授業を作っていかないといけないなと
感じました。理科好きな子どもを頑張って増やします。
9月22日(木)(高)地理歴史科・公民科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 社会的な見方・考え方を働かせる授業づくり
ー新科目「地理総合」を中心にー
奈良大学 教授 酒井 高正
演習・協議 社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり
ー新科目「地理総合」における思考力、判断力、表現力の育成ー
・社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする授業プランの考察
〔受講者の感想〕
- 「地理総合」が必修科目になり、担当する可能性がありますが、これまで地理を担当したことがないため、不安感がありました。今日の研修を通じて、GISを活用すると、比較、分析等が容易にできることが分かり、少し不安感が解消されました。
- 講義では、GISを活用するためのツールをたくさん教わりました。勤務校の先生とも、本日学んだツールの活用方法だけでなく、演習で考えた授業プランのアイデアも共有して、地理歴史科・公民科教員全体でより良い授業をつくりたいと思いました。
- 講義では地理院地図や今昔マップ、MANDARA等、授業の一助となるツールをたくさん教えていただきました。また、演習・協議では、他校の先生方の授業プランを聞いて、視野が広がりました。中にはすぐに実践できそうな授業プランもあり、とても参考になりました。
9月22日(木)(高)国語科授業実践講座
〔研修の概要〕
演習・協議:タブレット端末を活用した授業実践
・思考・表現のツールとしてのICT
〔受講者の感想〕
- 他の先生方の実践を踏まえて自身の授業を振り返ると、まだまだ面白く充実したものに出来そうだと感じました。また、まだまだ不十分であるところ、生徒のコンピテンシーを育む授業になっていないところが明確になりました。他の先生方の実践を吸収し、早速授業改善に取り組んでいきたいと思います。
- 「説明」をすべて文章化するというのはとても難しくて時間もかかることですが、自分自身の理解が深まるだけでなく、生徒の読み書きの力を向上させるために有効な方法だとも思いました。生徒に配布する資料について「見出し」を意識することや、ハイパーリンクを活用することなどにも少しずつ慣れていき、よりよい教材を作っていきたいと思います。
9月12日(月)ⅢC1216(高)国語科教育講座
〔研修の概要〕
講義:国語科の授業と「論理」
―国語科の授業で「論理」をどう教えるか―
広島大学 副理事 教授 難波 博孝
演習:生徒の論理的思考力を育む国語科の授業を考える
―教材づくりと形成的評価の方法―
〔受講者の感想〕
- 普段漠然としか意識していなかったことをよく自覚して授業を組み立てていきたいと思いました。生徒を「言論の場」に立ち会わせるために、文章を読む前に世界観を作らせるなど、教材を効果的に扱えるよう、計画的に授業づくりを進めたいと思います。
- 普段、考えたことを言語化するということがなかなかできていないため、「論理的思考」の教材づくりの演習は難しい反面、面白いと感じました。自分の授業づくりに生かすことができそうな、他の先生方の考え方を学ぶことができ、とても充実した時間でした。
- 考えを文章として固定する、という点は、教師側にも生徒側にもメリットがあると思いました。自分自身の考えが明確になるだけでなく、生徒にとってもわかりやすくなると感じました。無意識下にあるものを「メタ知識」として具現化し、双方ともに成長できるきっかけとしたいと思いました。
9月9日(金) ⅢC1234(高)理科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 「探究の過程」を踏まえた学習活動を行うための授業づくり
-観察、実験の授業を通じて科学的に探究する資質・能力の育成-
上越教育大学 名誉教授 小林 辰至
演 習 理科の見方・考え方を働かせる授業づくり
・「理科の見方・考え方」を働かせて問題解決に向けた授業プランを考える
〔受講者の感想〕
- 作業仮説、説明仮説など今まで知らなかった理科教育に関する概念について学ぶことができました。班別協議をする中で新たな発見が多くあり、授業で実践していきたいと感じました。
- 講義の中で、指導要領の解釈や課題の設定方法など、初めて得られた知識が多く、非常に参考になりました。今後、論文や書籍を読んでさらに深めていきたいと思います。演習では、課題を洗い出した上で、講義で学んだ仮説の立て方や理科の見方・考え方を生かして、指導案の作成をすることができました。
- 探究の授業以外に、普段の授業でも探究の考え方をかなりの程度生かすことができると感じました。これまでの授業では、「なぜそのような結果になるのか」という部分にこだわって授業を組み立ててきましたが、今回の研修をきっかけに、探究の過程、理科の見方・考え方の視点を取り入れ、今後の教育活動に取り組んでいきたいと思います。
ⅢE1309 校務に役立つ表計算ソフト活用講座
※9月9日(金) ⅢE1309 校務に役立つ表計算ソフト活用講座を実施しました。
〔研修の概要〕
演 習 成績データを集計するための関数の利用
・COUNTIF関数を活用した個別データカウント
・SUMIF関数を活用した個別データ集計
・VLOOKUP関数を活用したデータ表示 など
演 習 成績処理など校務に役立つ機能
・グラフの作成と表現
・データの並べ替え、条件付き書式、Wordへの差し込み印刷
・クロス集計(ピボットテーブル)の基本操作と活用 など
〔受講者の感想〕
・悩みながらエクセルを使うより、手書きでやった方が速いと思い、今まで触ってこなかったですが、
アンケート集計や成績処理等でどんどんエクセルを使いながらスキルを習得していきたいです。
・理解せずに使用していたことが恐ろしいなと感じました。この機会にしっかりと学べてよかったです。
使わないと忘れるので、しっかり復習したいです。
・関数の触り方、作り方がわかったので業務改善につなげていきたい。今後ピポットテーブルが利活用を考えていきたい。
9月5日(月)授業実践講座E(第1回)
※ⅢC1221・ⅢC1227・ⅢC1233・ⅢC1239・ⅢC1246の講座を合同で実施しました。
〔研修の概要〕
講 義 1人1台端末環境における、ICTの効果的な活用について
演 習 ICTを授業にどう生かすか
・学習場面に応じた効果的なICTの活用
〔受講者の感想〕
- 他教科のICTの活用方法を聞き、教科の特性によって、アプリケーションの活用方法が異なるのが興味深かったです。他教科の取組を参考にし、実践してみたいと思いました。
- これまでスクリーンに投影するというICTの活用方法しか実践していませんでした。今回の研修で学んだ様々なICTの活用方法を授業に取り入れ、生徒のより深い学びに活かしたいと思いました。
- 生徒にとってICTの活用が本当に必要かどうか見極め、ICTを活用するときには、最も有効なICTの活用方法を探りたいと思いました。
ⅢC1115(小中)道徳科授業実践講Ⅱ
【講義】
道徳科における「対話的な学び」を通して深い学びに迫る指導と評価
兵庫教育大学大学院 教授 谷田 増幸
【発表】
ねらいに迫る道徳科授業
【演習】
「対話的な学び」を通して生き方について考えを深める指導と評価の在り方
(受講者の感想)
・道徳が教科となり、教科書や指導書を見ながら授業をすることが多く、自分なりに中心発問を考えたり授業を構成したりして、工夫することが必要だと思いました。道徳科の評価についても、子どもの学びを価値付け、一人一人に向き合いながら、子どもの考えを大切にしたいと思いました。
・道徳科の授業において、中心発問でしっかり時間を取らないといけないことは知っていましたが、中心発問以降の対話的によって考えが深まる授業展開の必要性を感じました。今日学んだことを生かし、教材をじっくり読み込み、子どもの心が揺すぶられるような道徳科の授業をめざしたいです。
ⅢE1302 中堅教員のためのICT活用講座
※8/26(金)ⅢE1302 中堅教員のためのICT活用講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講 義 ICT機器(実物投影機・タブレット端末等)の特性やその基本操作
演 習 学習指導の効果を高めるためのICT活用について
-ICT機器(実物投影機・タブレット端末等)の特性を生かす-
講義・演習 効果的な教材の作成
・写真・動画の加工
講義・演習 教育の情報化の推進
・校内研修の進め方
〔受講者の感想〕
・機器を使うことが目的にならないようにしたい。また、学習効果があるかについて検証をする必要があると感じた。
・デジタルの良さ、アナログの良さ、それぞれの良いとこどりをした授業ができるようになりたい。
・授業力を高め、上手くICTを活用していきたい。
8月26日(金)ⅢF1504 いじめ問題への対応講座
8月26日(金) ⅢF1504 いじめ問題への対応講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義:いじめ問題に適切に対応するために
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
〔受講者の感想〕
- 「いじめ未然防止」を考えたとき、個人への関わりや対応がまず頭に浮かびますが、「学級への働きかけ」が非常に大事であることが秋光先生の講義を受け、強く印象に残っています。問題が起きた時や起きそうな時だけでなく、普段からの学級への関わり、働きかけが大事であると感じました。
- 今回の研修を通して、教師の働きかけの大切さに気づくことができました。普段意識して児童に働きかけていますが、その取り組みに意味があると実感できてよかったです。プログラムの演習は時期をみて、今の学級に実践してみたいと思えるプランが多くありました。ありがとうございました。
8月17日(水)授業実践講座C(第1回)
※ⅢC1219・ⅢC1225・ⅢC1231・ⅢC1237・ⅢC1244の講座を合同で実施しました。
〔研修の概要〕
講 義 1人1台端末環境における、ICTの効果的な活用について
演 習 ICTを授業にどう生かすか
・学習場面に応じた効果的なICTの活用
〔受講者の感想〕
- 「生徒のために」を基本として、本日知ることができたICTの効果的な活用方法を授業で実践していきたいと思いました。
- これまで新しい手法や教材等に挑戦してきたつもりでしたが、日々新しいものが生まれる分野ゆえ、自分自身が知らなかったことも多く、大変参考になりました。今後、授業で積極的に使っていきたいと思いました。
- ICTを活用した学習指導案の作成において、「学校におけるICTを活用した学習場面」の内、A1(教員による教材の提示)の活用しか思いつきませんでした。他の学習場面での活用方法を知ることができたので、授業で実践していこうと思いました。
8月8日(月)ⅢC1251 (高)家庭科教育講座A
〔研修の概要〕
講 義 問いから始まる授業づくり
ー個別最適な学び、協働的な学びー
広島大学 教授 鈴木 明子
演習・協議 生徒の学びの質を高めるための授業の工夫
・生活の営みに係る見方・考え方を働かせた実践的・体験的な授業プランの考察
広島大学 教授 鈴木 明子
〔受講者の感想〕
- 講義「問いから始まる授業づくり」では、生徒自身の生活と授業内容をできる限り結びつけ、目の前の生徒の実態に即した本質的な問いを立てることの重要性を知ることができました。
- 年間指導計画を考えるにあたり、育成すべき資質・能力を踏まえた題材を設定し、個別的な事実・知識・情報を相互に関連付けたり、学習内容を精選したりすることの大切さが分かりました。
- 家庭科が担わなければならないことは何なのかを深く考えるだけでなく、生徒に身につけさせたい資質・能力を常に考えて、授業づくりをしなければならないと思いました。
7月22日(金)ⅢC1240 外部施設の活用による理科講座
神戸地方気象台において、「ⅢC1240 外部施設の活用による理科講座」を実施しました。
〔研修の概要〕
実 習 神戸地方気象台 館内見学
講義・演習 日常の事物や現象を理科の授業に生かす手法について
・防災の視点を踏まえて
講義・演習 外部施設を活用した気象分野の指導の在り方について
・防災の視点を踏まえた科学的な探究の過程を考える
演習・協議 外部施設を活用した理科授業の在り方について
・生徒の観察・実験、実習に生かす視点
〔受講者の感想〕
- 神戸地方気象台という、普段はなかなか行くことができない施設で研修でき、観測装置などの実物に触れることで、体験することの大切さを改めて感じることができました。
- 外部施設の専門家による出前授業等を活用しながら、子どもたちの学習意欲を向上させていきたいと感じました。
- 特別支援の生徒に理科の内容による外部施設を活用した授業は難しいと思っていましたが、研修を通して授業で外部施設を活用するイメージを持つことができました。