教育目標

　命や人権を大切にする「豊かなこころ」を育み、障害の克服に努力し、社会の一員として可能な限り自立できる力を培う。

 

  1.  個々の障害の状態や教育的ニーズを把握し、個性と能力を向上させる。
  2. こころ豊かな人格を形成し、将来の自立と社会参加を目指す。
  3. 一人一人の命を尊び、人権を守る教育を推進する。




学校経営の重点

　小学部・中学部・高等部における教育活動を通して、障害による学習上又は生活上の困難を克服するための知識技能の向上を図り、社会の一員として可能な限り自立する力を培うとともに、高等部卒業後の進路実現を支援する。

　但馬地域における特別支援教育のセンター的機能を担い、平成27年度に開校したみかた校を含めて地域全体の特別支援教育の充実・向上・振興に寄与する。
 
  1. 教職員の研修活動の充実を図り、個性的で創造性を大切にする教育内容を確立し、特別支援教育の専門家としての意識と実践的指導力の向上を図る。
  2. 社会の一員として自立する力を培う取組として、小学部から高等部までの一貫したキャリア教育の展開に努める。
  3. 地域の児童生徒数の減少に伴う児童生徒数の変化や障害の多様化に柔軟に対応するため、教職員相互の連携を深め、個々の専門性が効果的に発揮・活用できる指導体制の確立に努める。特に、肢体不自由を併せ有する重複障害児童生徒に対応した指導法、教育課程の充実に努める。
  4. 家庭、地域及び関係機関と緊密な連携を図りながら、自主的・対話的で自ら継続する学習活動や心身共に健康的な生活を支援する指導に努める。
  5. 特別支援教育のセンターとして地域への支援と交流を推進すると共に、特別支援教育にかかる情報発信を通じて、理解啓発を図る。
  6. 但馬地域の小・中・高等学校及び特別支援学校等との交流及び共同学習を通して、特別支援教育に関する但馬地域全体の課題を積極的にとらえ、児童生徒の指導方法の改善に努める。
  7. 医療・福祉・労働等の関係機関との「横の連携」を深めながら、児童生徒の支援体制の充実を図る。
  8. 命や人権を大切にする心を育むとともに、防災・防犯教育といじめ未然防止の推進や不登校支援に取り組み、体罰防止の研修を定期的に実施するなど、児童生徒の安全・安心を守る体制の整備と高い倫理観のある教職員の資質向上を図る。