取り組みのハイライト

カテゴリ:創造応用ⅠS

4月17日「創造応用Ⅰ」ガイダンス

4月17日(水)5・6限、2年生が創造応用Ⅰのガイダンスを行った。
本年度は文系・理系の枠にとらわれず、教科横断的な学びを目指す新しい取り組みを行っていく。本年度においては、8つの分野(物理、化学、生物、数学、環境、認知科学、行動科学、表現科学)を掲げ、それぞれに担当教員を配置している。
1年時の課題研究で学んだ研究手法を実際の実験の中で実践的に活用し、高大連携を取りながら理解を深めていく内容となっている。
本日は授業担当者の紹介、授業の計画、研究テーマの紹介と各研究室の調べ学習、探究活動と自由研究の違いなどを学習した。

  

令和5年11月12日 瀬戸内海環境保全特別措置法制定50 周年記念式典への出席

神戸国際会議場において、創造科学科7期生(2年)の生物班3名が、瀬戸内海環境保全特別措置法制定50 周年記念式典にて、創造応用Ⅰで探究している内容について、ポスターセッション(来場者向け)と口頭発表(オンライン配信)を行った。式典への参加者は環境省庁の職員、国会議員、県知事、大学教員、環境関連の企業など、多数参加し、ポスターセッションでは、様々な観点から探究内容について質問と意見をいただいた。また、発表内容が評価され、奨励賞を受賞した。
発表後、メインホールにて式典に参加し、会長である齋藤兵庫県知事の挨拶に始まり、大学生の取組み発表や、環境省の水・大気環境局長や兵庫県環境部長をパネリストに迎えたパネルディスカッションを聴講した。

  

令和5年2月22日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑬」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(25名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での13回目の探究活動を行った。

2月8日に実施した創造応用Ⅰ校内発表会を終え、自分の行った研究について「研究論文」を作成している。事前に研究論文の書き方についての説明を受けたうえで論文作成にとりかかった。論文の構成例を参考に、行った研究の内容を振り返り、限られた文字数の中でまとめていく。研究はグループで行った場合も研究論文は個人で作成している。同じ研究を行ってもその結果の分析や考察の違いによって研究論文の内容も異なってくる。それぞれの考えを文章に表していく。今後、担当教員の添削指導を受けながら完成を目指す。

  

令和5年2月20日創造応用「核軍縮に関する指導助言」

創造科学科6期生(2年)の生徒が大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程の西浦匡介氏から論文の指導を受けた。この生徒は「日本の国際的な影響力は核軍縮への協力によって高まるか」というテーマで論文を作成している。西浦氏も核軍縮をテーマに博士論文を書き終えたということで、今回生徒の論文についてアドバイスをもらった。生徒はゲーム理論を用いた研究を進めているが、ゲームの形式について助言をいただき、今後の研究に生かしていく予定である。

令和5年2月8日 「創造応用I発表会」

創造科学科6期生(2年生)の40名が本校において創造応用I校内発表会を実施した。

文系生徒による社会科学分野の探究活動の英語によるプレゼンテーション、理系生徒による自然科学分野の研究発表を合同で行った。普段の創造応用の授業は文系と理系は分かれて実施しているが、創造科学科として双方の研究発表を聞くことで広い視野、多角的に物事をとらえる力を養うことを目的として発表会は合同で実施した。研究内容を分かりやすく他者に伝える力を養うことはもちろん、他者の研究内容を素早く理解して的確な質問するなど、これまでの教科「創造」で実践的に身に付けてきた力を存分に発揮する場となった。

 講師として参加いただいた大学の先生からは、「興味深いテーマ設定がされており興味をもって発表を聞けた」「今回の発表で終わりにせず継続してデータを集め検証を続けて欲しい」という講評をいただいた。

  

  

  

【社会科学分野研究タイトル】

・Research on the Price Transmission of Wheat and its Related Products​(小麦の価格伝達について)

・Problems and Solutions of the Japanese Refugee System(日本における難民の自立プロセスの課題と解決法)

・Forming a Local Community with a Micro-Library(マイクロライブラリーで地域コミュニティ形成を図る)

・Will Japan Have More Influence by Cooperating in Nuclear​ Disarmament?(日本の国際的な影響力は核軍縮への協力によって高まるか)

・Using Robots to Eradicate the Loneliness of Elderly People Living Alone(コミュニケーションロボットの活用による高齢者の行動変容)

・The Impact of Translation on Readers of “Attack on Titan”​(『進撃の巨人』翻訳本から見える文化的背景)

・Development and Evaluation of English Classes at Cambodian Elementary Schools​(カンボジア小学校におけるオンライン英語授業の開発と評価)

・To Promote the Digitalization of Education(​高等教育におけるICTを利用したデジタル教育を推進するには)

・To Attract Spectators to Local Stadiams​(地方球場にどのようにして観客を集めるか)

・Connection Between Burnout and Teamwork(教員のバーンアウトとチームワークの関連について)

・Efforts to Eliminate Prejudice Against Foreigners in Elementary Schools(小学校における外国人への偏見解消に向けた取り組み)

・ How to Memorize English Words Efficiently​(効率的な英単語の覚え方 )

 

【自然科学分野研究タイトル】

・ディズニーランド全アトラクション攻略法

・テレビの視聴率の変化を統計学で探る

・プロ野球とパワプロをより楽しむために

・廃棄食品を原料とした機能性バイオプラスチックの開発

・地盤と液状化の関係

・液体を効率よく冷ます方法

・長田区内“ドバト”の分布調査

・バス路線の違いによるCO2排出量の変化と最適配置について

令和5年2月1日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑫」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(25名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での12回目の探究活動を行った。 1週間後の2月8日に迫った創造応用Ⅰ校内発表会に向けて各研究班で最終準備に取り組んだ。

1月29日に実施された「サイエンスフェアin兵庫」で発表を行った物理1班と生物班はそこで他校の生徒から受け取ったアドバイスシートをもとに振り返りを行い、追加で必要な実験を行ったり、発表スライドの再検討を行った。化学班は神戸大学の秋本先生の助言をいただきながら発表練習を行った。数学班、都市工学班は発表のためのスライドの作成と発表の練習を行った。物理2班は得られた実験データの信頼性を高めるため再現性を確かめる実験を行った。

創造応用Ⅰの発表会は次週2月8日(水)に社会科学分野の研究を行っている生徒と合同で実施する。

  

  

令和5年1月29日 創造応用Ⅰ(自然科学) サイエンスフェアin兵庫

創造科学科6期生(2年)理系生徒21名がポートアイランドの神戸大学統合研究拠点他で実施された『第15回サイエンスフェアin兵庫』に参加した。この発表会は科学技術分野の探究活動に取り組む高校生が発表を行い、大学教授や、企業の研究者からの助言を受けることで、研究内容をより深めるとともに、多くの学生との交流を行うことを目的としてしたものである。今回は発表件数の制限があったため創造応用Ⅰ(自然科学)の物理1班と生物班が口頭発表、化学班がポスター発表を行った。発表や質疑応答を行うことで自分たちの研究の魅力を外部に発信するとともにその内容理解を深めることができた。また、他校の生徒の発表を多く聞くことができ刺激を受ける機会となった。この経験をもとに、2月8日に実施予定の創造応用Ⅰ校内発表会に向けてさらに内容をブラッシュアップしていく。

  

~発表タイトル~

物理1班:地盤と液状化の関係

生物班:長田区内 “ドバト”の分布調査

化学班:廃棄食品を原料とした機能性プラスチックの開発

令和5年1月18日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑪」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(25名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での11回目の探究活動を行った。 

1月29日に参加予定の「サイエンスフェアin兵庫」や2月8日に実施予定の「創造応用Ⅰ校内発表会」に向けて、各班、最終のデータ収集や結果のまとめ、データからの考察等を行った。またその内容を発表用のポスター/スライドにまとめる作業を行った。担当の教員とも相談を繰り返し結果をまとめて考察を行っていくうちにより詳細なデータの必要性に気付き、さらに実験を行う班もあった。今後、発表に向けて、作成したポスター/スライドをもとに発表や質疑応答の練習を行っていく予定である。

  

  

令和4年12月19日 創造応用I(自然科学) オープンラボ

創造科学科6期生(2年生)の理系(25名)が創造応用I(自然科学)オープンラボを7期生(1年生)の理系選択者を対象に実施した。

参加した1年生に自分たちが現在取り組んでいる研究内容を説明し、見学や体験してもらうことで来年度の創造応用Iがどのような内容なのかを先輩から後輩に伝えイメージをもってもらうことを目的として実施した。参加した1年生は自分たちが現在取り組んでいる理数探究と比べて、テーマの設定から自分たちで行い、詳細な研究計画を立てるなど、時間をかけてじっくりとより発展的な自然科学分野の研究が行われていることを実感した。2年生にとっては、1年生への説明を行いながら自分たちの研究内容を再確認し、今後の研究をどのようにまとめていくための機会になった。

  

令和4年12月14日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑩」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での10回目の探究活動を行った。

 

数学班は、神戸大学の稲葉先生とオンラインで接続して研究の進捗状況を伝える報告会を行った。データの集め方や分析方法を具体的に指導いただき、さらに研究を深めるためのアドバイスをいただいた。

物理班は、プロペラの形状による涼しさの違いを研究しているグループは、扇風機の風がどのような角度で当てるのと涼しく感じるのかを検討するために、扇風機を傾けて風を様々な角度で熱水に当てて温度変化を調べた。

液状化現象について研究を行っている研究グループは、液状化現象が起こる場所の土壌に着目して、土壌の粒子の大きさを揃えて液状化現象の起こりやすさを検討した。これまでは校内の土だけを使って研究を行ってきたが、近隣の山の土を採取し、より現実に近い形で検証を行っていく予定である。 

化学班は、班員の家庭で廃棄されたエビとカニの殻からキチン質の抽出を行っており、前回までで得られた粗キチン質を酸化剤を用いて不純物を取り除いた。まずは実験に必要な試薬の濃度調製方法について検討したあと、実際に調製した試薬に粗キチン質を加え攪拌して精製を行った。今後、乳製品から合成したバイオプラスチックに練り込み、その消臭効果を確認していく。

生物班はこれまでにそれぞれで集めたドバトの分布調査の結果を共有し、今後の分布調査の計画を立てた。自分たちの足でハトの分布をデータ集めて回るのは非常に労力がかかるが、少しずつデータが集まるにつれて、その結果をもとにどの地点でどの時間帯に調査を行うのが効率的であるのかが見えてきている。今後、人間生活とハトの分布の関りについても調べていく。

都市工学班は、市民の自動車使用率削減に伴うCO2排出量削減や免許返納問題の解決などのためにcities skylineというシミュレーションゲームを用いて福知山市を再現している。福知山市の紙地図やインタネットマップをもとにできるだけ厳密に福知山市の街並みを再現している。今後そこに新たなバス路線を引くことで問題が解決できるのかを検証していく。

  

  

 

令和4年11月2日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑧/中間報告会」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、

数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での八回目の探究活動を行った。

 

5,6時間目に研究班に分かれて探究活動を行った後、7限の時間帯を使って全班による中間報告会を行った。各分野が研究している内容は以下の通りである。

・長田区内「ドバド」の分布調査【生物班】

・液状化と地質の関係【物理班】

・最も効率の良いプロペラとは【物理班】

・廃棄食品を原料とした機能性プラスチックの開発【化学】

・コンパクトシティで脱車・炭素社会【都市工学】

・ディズニーランド全アトラクション攻略法【数学】

・統計でONE PIECEに迫る!【数学】

・プロ野球とパワプロをより楽しむために【数学】

9月からテーマを設定し、本格的に探究活動を始めて約2ヵ月の間で得られた研究結果や考察、新たに生じた問題点などを発表した。それに対して質疑応答を行い研究に対する理解を深めた。

  

令和4年10月26日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑦」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での七回目の探究活動を行った。

数学班は前回、神戸大学の稲葉先生からいただいた助言をもとに、実際にデータの収集を開始した。人気漫画を統計学的に研究するなど身近で興味をひく内容でデータを収集、分析を行っていく。

物理班は、プロペラの形状による涼しさの違いを研究しているグループは、様々な扇風機を用いた送風による水の温度変化について実験を行った。液状化現象について研究を行っている研究グループは、液状化現象を再現するための模型の作成に取り組んだ。

化学班は、前回までに作製した消臭機能を持たせたバイオプラスチックの消臭効果を検証するために容器内のアンモニア濃度の測定方法について実験を繰り返した。測定できる濃度範囲が限られているため、容器内の濃度をその範囲に保つ条件を細かく調べた。

生物班は「長田神社」、「神鉄長田駅」、「高速長田駅」、「新湊川周辺」と調査範囲を広げ、ハトの分布調査を行うとともに次回の中間報告会に向けてスライド作成を行った。授業時間内だけでなく登校前にも調査を行うなど、時間や立地によるハトの分布を調べそこから人間生活とハトの分布の関りについても調べていく。

都市工学班は、PCのソフト「Cities」を用いて研究対象都市の作成を開始した。現実に存在する都市をできるだけ忠実に再現し、そこで交通手段の違いが環境負荷にどのような影響を及ぼすのかを検証していく。

   

  

 

令和4年10月12日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑥」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、

数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での六回目の探究活動を行った。

 数学班は前回、神戸大学の稲葉先生からいただいた助言をもとに、研究対象やデータの集め方について検討した。

物理班は大阪大学の下田先生に来校していただき、実験しているなかで様々な指導助言をいただいた。実験方法を検討しながら少しずつ送風による水の温度変化について実験を行った。液状化現象について研究を行っている研究グループは、液状化現象を再現するための模型の作成に取り組んだ。

化学班はこれまでに合成したバイオプラスチックについて、作り方の違いによる形状や硬さにどのような違いがでるのかなど情報を共有し今後の実験計画を立てた並行して容器内にアンモニアを充満させ、アンモニアの濃度がどのように変化するのか、気体検知管を用いた測定方法の検討を行った。

生物班はオンラインで神戸大学の源先生から研究の着地点についてアドバイスをいただきながら今後の研究計画の見直しを行った。今後、観察時間を変えてハトの分部調査を実施し、どのような場所に集まる傾向があるのかを考察していく。

都市工学班はコンパクトシティのメリットを探るために対象地域の路線バスにターゲットを定めた。今後、PCのソフトを活用しながらシミュレーションを行っていく。

  

  

令和4年9月28日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑤」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での五回目の探究活動を行った。

数学班は前回、神戸大学の稲葉先生からいただいた助言をもとに、研究対象やデータの集め方について検討した。

物理班は大阪大学の小田原先生とオンラインで接続し助言をいただきながら、研究の基本となる実験を実際に行い、データの取り方や実験方法の確認を行った。

化学班は作製したバイオプラスチックに消臭機能をもたせるため、バイオプラスチックの改良やその機能の評価方法についての実験を行った。

生物班はハトの分布を調べるための方法について再検討を行い、天候や人間生活によって条件が変化することを感じながら分布調査を行った。

都市工学班は大阪大学の澤木先生からオンラインでの助言をいただきながら都市のコンパクト化のメリットを検証するための方法を検討した。

  

  

令和4年9月14日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動④」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での四回目の探究活動を行った。数学班はオンラインで神戸大学の稲葉先生から統計学の基礎を講義していただいた。物理班は大阪大学の小田原先生からの助言を受け、研究の方法について検討を行った。化学班は様々な乳製品からカゼインタンパク質を効率良く取り出す方法を調べた。生物班は学校近隣でハトの分布を調べるためのフィールドワークを行った。都市工学班は都市のコンパクト化のメリットを検証するための方法を検討した。

  

  

令和4年9月7日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動③」「テーマ報告会」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での探究活動を行った。夏季休業中に設定した実験計画をもとに実際に実験を開始したグループや、大学の先生からオンラインで助言をいただきながら研究目的や研究手法について再検討を行うグループなど、それぞれの研究班ごとに本格的に研究活動を開始した。

  

7限には全分野が集まり。自分たちの研究のテーマ報告会を行った。各休業中に設定した「研究動機」、「研究の目的」、「研究背景」、「研究計画」について発表した。多くの質問が飛び交い実際の研究を行ってくための刺激となった。神戸大学の秋本誠志准教授に発表を聞いていただき、各研究に対する助言をいただいた。

  

令和4年6月22日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動②」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野から自分が希望した分野での探究活動を開始した。分野別の探究活動としては2回目となる今回は、前回に引き続き研究テーマ、研究内容の検討を行った。各自で普段から興味、関心があることを出し合い、抽象的なものは具体化していき、それについて自然科学的な手法で研究するにはどうすればいいのかを考えた。ある程度テーマを絞ったあと、それぞれの研究テーマの良い点、難しい点を挙げて研究テーマに対する考えをお互いに出し合った。

今後、各分野で大学の先生方にアドバイスをいただきながら、じっくりと時間をかけてテーマを決定していく。

  

令和4年6月8日 創造応用I(自然科学)「都市工学分野 オンライン講義」

本校のゆ~かり館において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、大阪大学工学研究科 澤木昌典教授から都市工学の分野説明や研究内容、具体的な研究例についてのオンライン講義を受講した。

本日の講義を聞くまでは、高校の授業にはない都市工学がどのような学問であるかが分からなった生徒も、都市工学の研究が社会に果たす役割や過去の研究内容を聞き、都市における身近な問題の解決や人間が安全・快適に過ごすための工夫など、自分たちが生活する地域を良くするための研究だということを知り、研究のイメージが湧いていた。1年生の創造基礎Bで取り組んだ社会科学の問題を工学的な手法で分析し改善策を提案していくという内容に興味を抱く生徒も多かった。

今後、数学・物理・化学・生物・都市工学の5分野から自分の希望の研究分野を選び、テーマを設定し探究活動を行っていく。

  

令和4年6月1日 創造応用I(自然科学)「探究応用実験-生物」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系(26名)が創造応用ISの授業で生物分野の探究応用実験活動を行った。

今回は「野菜ロケットの仕組みを解明しよう」と題して、野菜内の酵素の働きを利用した野菜ロケットについて、どのような反応が起こり、どのような仕組みでロケットのように噴出するのかを仮説を立てそれを実験によって確かめる探究活動を行った。実験によって得られたデータはPCを用いてその場でグラフ化し、その結果から考察を深めた。発生した気体の同定に苦労しながらもアイディアを出し合い、班ごとに工夫を凝らし研究を行った。