5月9日(金)地域科学探究科「HIMETAN」「SIRAⅠ」
前回のオリエンテーションでは、「地域への想い」こそが探究の出発点になることを学びました。
今回はその学びを踏まえ、地域のどんな場所に、どんな感情が生まれるのかを“感情マップ”としてウェブ上で共有しました。ポジティブな感情が生まれるところは「地域の魅力」として、ネガティブな感情が生まれるところは「地域の課題」として捉えられることを確認し、たとえば、街の「ポイ捨て」について生徒に問うと、「悲しい」「嫌な気持ちになる」といったネガティブな感情が多く挙がりました。
そこで今回は、「ポイ捨て」を地域課題のひとつとして取り上げ、解決に向けた探究活動を進めていくことにしました。
「ポイ捨て」という地域課題の解決策を考えるには、まず現状や背景をよく知ることが大切です。「どんなゴミが?」「どこに多い?」といった問いを立て、その答えを探すために、今後『フィールドワーク』を行っていきます。地域のリアルに触れる第一歩が、いよいよ始まります。
次回は、「ポイ捨て」の現状を把握するためのフィールドワークに向けた準備を行います。