ケース会議・講演会2

「神戸市立医療センター中央市民病院(人工内耳施術)」とのケース会議・講演会

10月19日(月)に神戸市立医療センター中央市民病院の言語聴覚士である諸頭三郎先生をお迎えして、ケース会議並びに講演会を開催しました。本校の幼児・児童・生徒についてのケースだけではなく、教育相談等で関わっている子どもたちについても、聞こえの状況や支援・配慮の方法などについてご教授いただきました。講演では、「人工内耳の聴こえと成長」という演題で、人工内耳や補聴器を装用している子どもたちについて、基本的なことから、社会生活での自立に向けて必要とされる力についてまで、具体的に教えていただきました。地域からも、学校園所の先生方や教育委員会の先生方、保健センターの方々等、30名のご参加をいただきました。

以下、地域からご参加いただいた方々に講演の最後にご記入いただいたアンケートから感想を抜粋させていただきました。

ケース会議

・どういう事を具体的に支援すればよいかがよくわかった。ロジャー
 の使い方もよくわかった。外国語で大型テレビに動画を流すことが
 多いので、RGBケーブルをつないでやってみようと思った。

・他の子どもさんの相談を聞かせていただくことで、新しい気づきが
 あります。

・各々の子どものことを細かに見てくださっていることがよくわかり
 ました。

・個別の対応の方法や支援の仕方の助言をいただき参考になりまし
 た。

講 演    演題「人工内耳の聴こえと成長」

・日常何気なく聞こえてくる会話などから取得する言葉や情報は多い
 と思うし、子どもであればなおさら重要。意識して言語は取得させ
 ていかないといけないなと思った。

・人工内耳をつけている児童がどの様に聞こえているか、何が聞こえ
 ないのかについて、具体的にわかりやすかったです。

・担当している生徒は、かすかなところで聞こえたことをつなぎ合わ
 せているのだと知りました。明日からの対応指導に活かしていきた
 いことにあふれたご講演でした。

・「難聴の現状を知り一般社会での限界と対策を判断する」というこ
 とが、心に残っています。
セルフ・アドボカシーのワークを進めて
 いかないといけないと思いました。

・大学、就職してから、援助がなく困ってしまうことがあることや、
 何に困っているのか本人が気づき、周りの人にそれを伝えていく力
 をつけることが大事だという事がわかり、学校でもそういう力をつ
 けていけるようにしたいと思いました。

・聴覚障害のある生徒は聞こえないことが当たり前の文化で育ってき
 ているので、聞こえる人の発言などの文化を押し付けてはいけない
 ことが分かりました。

・生徒への支援と生徒の自立とのバランスが難しいと感じます。よく
 コミュニケーションがとれているのでそれに私が甘えてしまってい
 るような気もしています。今日の話をもう一度振り返りたいと思い
 ます。