カテゴリ:聴覚支援センター

聴覚支援センターよりお知らせ


地域の学校園所に在籍する難聴の児童生徒の中には、近年、地域の高等学校へ進学する難聴生徒や他障害種の特別支援学校に在籍している難聴生徒も増加しており、それらの学校での難聴理解や合理的配慮の必要性を感じております。そこで今年度も、高等学校や特別支援学校での難聴生徒への支援の窓口となる養護教諭やコーディネーターの先生方にご参集いただき、標記の会を開催する計画をしております。もちろん、それ以外の方のご参加も大歓迎です。申込用紙をダウンロードして頂き、ご記入の上、FAXでご送信頂くか、お電話にて直接お申し込み頂いても結構です。何かとご多用とは存じますが、多くの方々のご参加をお待ちしております。

日 時  令和元年8月27日(火)  14:00~16:00

 

会 場  兵庫県立姫路聴覚特別支援学校
      (姫路市本町68番46) 2階 会議室

       TEL 079-284-0331        FAX079-222-5237

                 

日 程   

  13:30~14:00 受付
  14:00~15:30 開会 学校長あいさつ     
               
                             研修会「さまざまな難聴生徒への支援」     
                                質疑応答                                 
   15:30~15:45 校内見学(聴力測定室)見学
   15:45~16:00  閉会 アンケート記入   

 

その他  

  午前11時現在、姫路市に暴風・大雨・洪水・津波等に関する「警報」(波浪警報は除く)及び特別警報が出されている場合は中止

 

参加申し込みは、8月19日(月)までに、別紙申込書にご記入の上、FAXでお願いいたします。本校は駐車スペースがありませんので公共の交通機関をご利用ください。


養護教諭コーディネーター 難聴理解啓発研修 申込書.pdf
養護教諭コーディネーター 難聴理解啓発研修 公文書.pdf

 

 

 


 

聴覚支援センターよりご挨拶

   本校では平成22年度から「聴覚支援センター」を設置し、本校幼児児童生徒のみならず、地域で育つ聴覚障害児とその保護者をはじめ、在籍学校園所並びに関係機関等への支援をおこなっています。活動内容につきましては本センターのリーフレット・ちらしをご覧いただき、お役に立てることがございましたら、お気軽にお声かけ下さい。
 また、聴覚障害児に関わる方々に、本校のセンター的な役割の周知をはかり、早期の乳幼児相談、早期教育の必要性とその意義を理解して頂くことを目的とした「令和元年度 学校見学・聴覚障害教育研修会」を6月28日(金)に実施いたします。今年度は、前京都聾学校校長で、京都府のみならず近畿のろう教育を支えてこられ、現在は京都府総合教育センターにて教師力向上アドバイザーとしてご活躍中の、酒井 弘 先生に「聴覚障害と早期支援」についてお話をしていただく予定です。詳細につきましては、令和元年度「学校見学・聴覚障害教育研修会」の要項をご覧下さい。対象となる方々のご参加をお待ちしております。

聴覚支援センターの新しいリーフレット

  聴覚支援センターの新しいリーフレットを作成しました。「きこえとことばの相談」と題して、従来の内容から、さらに見やすくわかりやすくをモットーに改めました。
  裏面には、「来校いただいての支援」と「訪問支援」について申し込み方法などを記載しております。いずれの場合もまずはお電話・FAX・メールなどでご連絡いただければありがたいです。
  ご自由にダウンロードして、ご活用していただければ幸いです

神戸中央市民病院 諸頭先生との「ケース会議・研修会」

 神戸市立医療センター中央市民病院耳鼻咽喉科で言語聴覚士としてご活躍の諸頭三郎先生をお招きし、ケース会議・研修会並びに講演会を実施しました。
 本校の職員を始め、播磨
地域の高等学校・中学校・小学校・特別支援学校やルネス花北からも先生方がご参加下さいました。
 ケース会議では、諸頭先生が関わって下さっている子どもたちに関する情報や支援の方法、人工内耳の故障や不具合に対する対処法などをお教えいただきました。
 講演では「人工内耳医療の最新情報」という演題で、最新の人工内耳N7(ニュークレアス7)の機能についてや人工内耳の故障や不具合に対する対処法、体育の授業・宿泊を伴う校外学習時の留意点等について、わかりやすく話して下さいました。また、地域の小学校・中学校に通う難聴児童生徒の思春期の問題についてを医療面からと心理面からに分けて話して下さり、対応方法のヒントを示唆していただきました。
[講演会の参加者の感想]
  
 ○  新しい人工内耳についてや、故障したときの対処などについてくわしく教えて頂けて
   よかったです。

 ○  担当児童の直面している課題に、日々「どうすればいいか…」と考えているところで
   すが、たくさんのことを教えて頂き、「そんな時期なのだ」と少し安心した部分もありま
   す。改めて、
長期的に将来を見据えた支援が必要なのだと感じました。
 ○  思春期の話や将来に向けて職業の話は、担当の生徒と重なる部分もあり大変参考
   になりました。
どの子も心が揺れる時期ということをベースにおいて、子どもを理解し
   たい
と思いました。
  


   

9月までの研修会

①6月22日 聴覚障害と早期支援  
 保健師・教育委員会・保育園・幼稚園・こども園の先生方にお集まりいただき、本校教員が本校の早期支援を中心とした概要を説明し、聴覚障害についての基礎的な説明をしました。
 その後、早期支援と聴能について教育オーディオロジーの専門家である同志社大学准教授・中瀬浩一先生からご講演をいただきました。
 【参加者の声】
  ・授業や学校の設備の工夫を見ることができて、勉強になった。
  ・今回で2回目の参加。実際の相談の際にもこの場での学びが役立っ
   ている。
  ・早期発見、早期支援について学び、その大切さ、「先」を見通した支援
   の大切さがよくわかった。
                  
②8月27日 聴覚障害の基礎知識
 高等学校の養護教諭を対象として、聞こえにくいとはどういうことか、また、高校生という思春期にある聴覚障害生徒に対する適切な支援のあり方について、本校教員から説明をしました。
 また、現在困っておられることについてのご相談も受けました。
 【参加者の声】
  ・聞こえのシュミレーションや聴力測定の部屋の見学などがとてもよかった。
  ・いままで想像していた以上に難聴生徒が困り感を抱えていることが実感と
   してわかった。学校のほかの職員にも伝えていきたい。

③9月21日

    人工内耳装用児の言語発達(講演及びケース会議) 

 川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科教授であり言語聴覚士でいらっしゃる福田章一郎先生から「人工内耳装用児の言語発達」という演題で講演をしていただきました。聴覚障害の子どもたちが苦手とすることや、彼らに必要とされることを、理論的に、また統計上からわかりやすく説明していただきました。

 講演の後、岡山大学(人工内耳施術)・松本耳鼻咽喉科とのケース会議

として、引き続き福田先生から、個々の子どもたちに対する支援についてのご指導・ご助言をいただきました。

 【参加者の声】

  ・「人工内耳の目標」について、これまでの医療からの話に比べて、とて
   分かりやすく“限定”されたことで、その先を担うのは教育であるとい
うこと
   が理解できた。

  ・聴覚障害児がことばを理解するためには処理すべきことがたくさんあること
   を再確認できてよかった。

  ・地域の先生方にも、人工内耳をしている子どもたちはたいへんな苦労・スト
   レスがあることがよく伝わったと思います。

  ・「人工内耳は日本語の音の弁別を獲得させるもの」「言語の獲得は学校でが
   んばらないと」ということを聞き、改めて自分たちががんばらないといけな
   いと強く思いました。 (小学校難聴学級担任)

  ・“聴覚障害児への療育について”具体的に教えて頂き大変よくわかりました。 
   さまざまな情報制限がある中で、どのように聞こえているのかを
イメージす
   ることができてよかったです。

                   (教育委員会就学相談担当指導主事)