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【SSH】SSH講演会を実施しました

 12月16日、1年次生全員を対象にSSH講演会を実施しました。神戸大学大学院の蛯名邦禎名誉教授をお招きして、「科学的な推論とは」と題した探究活動についてのお話を聞きました。感染症拡大防止の観点から、生徒は各教室で中継を見るリモート講演会形式で行いました。

 
講演会後は「サイエンスカフェ」を実施し、蛯名先生と希望生徒10名が交流し、生徒の質問に答えていただいたり、貴重なお話を伺ったりしました。





(講演の様子)


(サイエンスカフェの様子)

<生徒の声(抜粋)>
  •  今回の講演を受けて特に印象的だったのは、私達は不確かではあるが帰納的推論を利用して暮らしているということです。演繹的推論や帰納的推論は講座を受ける前にも知っていたのですが身近に利用されているとは知りませんでした。また、科学者の言うことが全て正しいわけではないということはとても意外でびっくりしました。なので私達はテレビや新聞の表現に気をつけることが大切なのだと思います。この講演を普段の生活や探究活動に活かしていきたいと思います。
  •  探究を行っていく上で、科学には限界があるということを理解し、その中で自分だけではなく、周りの人達が全員分かるような証拠を提示する事が大切なんだと思いました。また、その説明をする際に、様々な技法を使う事でより確かな事を証明することが出来、周りを納得させることが出来るということが分かりました。2月の発表の時に使えるようにしたいと思いました。
  •  今日の講演会は、とても難しい内容でしたが、数学の授業で見たことがあった数式もあり、興味を持つことが出来ました。探究では、自分はまだまだ「何となく」で活動してしまっている部分があると感じています。だから、今日お話を聞いた理論を参考にこれから取り組んでいきたいです。
  •  サイエンスカフェでは、知りたかったことについて質問できただけでなく、様々な話を聞くことが出来て、研究に役立てられそうな話もできました。また、大学を選ぶ基準など、将来にも役立つ話も聞けたので、よい機会になりました。