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2021年7月の記事一覧

人と自然科 第69回兵庫県学校農業クラブ連盟大会意見発表会&農業鑑定競技会にて最優秀賞を含む大活躍

 全国の農業高校生にとって最大のイベント、農業高校の甲子園 農業高校のインターハイと呼ばれているのが各種競技会です。その全国大会が今年は兵庫県で開催されるため、県大会が全国大会のリハーサル大会の位置づけとして行われ、有馬高校でも先日『意見発表会』が開催されました。

人と自然科 第72回日本学校農業クラブ全国大会リハーサル大会開催しました・・・の記事はこちら

 各種競技会は意見発表会だけでなく、農業に関する知識を競い合う農業鑑定競技会や・・・

農業鑑定競技会とは・・・の記事はこちら

農業や環境に関する研究の成果を競い合うプロジェクト発表会・・・

などがあり、県内各地で開催されました。そして競技を終えた農業高校生が集い、結果が発表される大会式典が7月27日(火)神戸文化ホールにて開催され、競技会に出場した県下11校の農業高校生が集いました。

 

 大会式典生徒実施委員長の開会宣言の後、クラブ旗入場。兵庫県連盟旗、大会旗に続き、有馬高校農業クラブ会長が堂々と入場を行いました。

 主催者である日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会生徒実行委員長から、「昨年中止となった静岡大会事務局の想いを繋ぎ、兵庫県大会を成功させましょう」と力強い挨拶の後、いよいよ結果発表です。今回は全国大会同様、その場で発表されます。みんなどきどきです。

 今年有馬高校は、意見発表会 分野Ⅱ類で最優秀賞を受賞。近畿大会への切符を手にしました。さらに農業鑑定競技会 分野造園でも最優秀賞を受賞。この分野では過去の先輩はなかなかとれなかった悲願の賞をつかみとり、全国大会への切符を手にしました。

以下有馬高校の大会結果です。

プロジェクト発表会

 分野Ⅱ類 優秀賞 K.T・J.S・U.K・K.K

意見発表会

 分野Ⅰ類 優秀賞 H.A

 分野Ⅱ類 最優秀賞 O.H・・近畿大会出場権獲得

 分野Ⅲ類 優秀賞 T.E

農業鑑定競技会

 分野園芸 優秀賞 O.S

 分野造園 最優秀賞 K.S・・・全国大会出場権獲得

      優秀賞 S.A・・・全国大会出場権獲得

なんと、出場した全ての種目、分野で3位入賞を果たしました。意見発表会の大会運営を行いながらのこの結果は本当に素晴らしいです。模範発表も聞きましたが素晴らしい発表でした。

 そして表彰式、受賞者披露です。会場から大きな拍手がわき上がりました。

 

 表彰式の後は、大会旗引き継ぎ。今年度兵庫県事務局の県立農業高校から、来年度事務局の丹有ブロックの代表校篠山産業高等学校へと引き継がれ、代表生徒より決意表明がありました。(来年度は有馬高校も事務局の一員として県連盟行事の運営に携わります。有馬高校では農業鑑定競技会が開催される予定です。)

 最後は最後はもちろんFFJの歌。全国の農業高校生が歌える歌です・・・が残念ながら新型コロナウィルス感染予防対策のため斉聴となりました。早くみんなで歌える日が来て欲しいですね。

 大会旗、県連盟旗が退場し大会式典は無事終了。運営校の播磨農業高等学校、県立農業高等学校の皆さんありがとうございました。最後に喜びの記念写真です。

 近畿大会、全国大会に出場する皆さん。人と自然科の生徒としての誇りを旨に、悔いの無いように全力で戦ってきてください。中学生の皆さん。有馬高校人と自然科に入学し、私たちと一緒に農業高校の甲子園で日本一を目指しませんか?

人と自然科 第72回日本学校農業クラブ全国大会リハーサル大会開催しました。

 7月21日(水)~22日(木)、有馬高校で第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会兼第69回兵庫県学校農業クラブ連盟大会意見発表会が開催されました。この日に向けて人と自然科生徒、有馬高校全職員が一丸となり準備を進めてきました。

第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会リハーサル大会(県大会)まであと4日の記事はこちら

 全国の高校で農業を学ぶ生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属しています。そして日頃の学習の成果や活動の成果を全国の農業高校生と競い合うのが各種競技会で別名『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と呼ばれており、9万人の頂点を目指す、農業高校生あこがれの場です。その全国大会が今年10月、72年目にして初めて兵庫県で開催され、有馬高校は『意見発表会』の競技運営担当校を務めます。全国大会に向けたリハーサル大会の位置づけで開催されるのが、今回の大会になります。

 初日となる21日は、開会式、リハーサルか行われ兵庫県内11校の農業高校の校内予選会を勝ち上がった選手が集いました。

 開会式では、生徒実施委員長より、新型コロナウィルスの感染がおさまらない中での開催できたことへの感謝の言葉、そして競技に全力でのぞんで欲しいと力強い挨拶がありました。

 そして2日目。いよいよ発表会本番です。運営にミスがないように最終チェックします。

意見発表は学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技です。本校からも3つの分野に代表生徒が出場し、兵庫の代表枠1つを争いました。

分野Ⅰ類 H・A 夢は終わらない ~世界に届ける光と未来~

 

 

分野Ⅱ類 O・H 竹から始まる道しるべ ~循環型農業の普及を目指して~

分野Ⅲ類 T・E 未来へ繋ぐ物語 ~有馬山椒と共に~

運営を担った生徒も全員が今何を行うべきかを自分で考え、行動する姿がとても印象的でした。

 

 暑い(熱い)2日間は無事終了。大会は成功に終わりましたが、課題も見つかりました。10月の全国大会に向け改善し、最高のおもてなしで全国の農業高校生をお迎えしましょう。

第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会の公式HPはこちら

3学年(74回生)~看護医療系ガイダンス~

 7月14日(水)午後、3年生看護医療系進学希望者を対象にガイダンスが行われました。コロナ禍の中、医療人を目指す意志を固め、目標達成への意識を高めました。そして、自分に適した志望校の選択や、受験方法の組み立て方(対策)について話を聞き、いよいよ始まる受験シーズンに向けて準備をスタートしました。

 

 

 

3学年(74回生)~学校別入試説明会~

 7月13日(火)の午後、3年生の希望者を対象に学校別入試説明会(近畿圏の私立大学)を実施しました。毎年、多く受験する10大学の方に来ていただき、「学校の特徴」や「入試のポイント」、「前年度からの変更点」、「入試の対策ポイント」などを詳しく説明していただきました。

 

 いよいよ受験シーズンが始まります。志望校が決まっている人も、まだ迷っている人も、本説明会を参考に志望校を絞り受験計画を立てていきます。

 

1学年(76回生)~進路講話~

 7月13日(火)の3限、1学年の生徒が体育館にて進路講話を聴きました。

  内容は、「高校3年間の過ごし方」というテーマで、未来を見据えて、どういう力が求められているのか、そのために高校3年間をどう過ごすか、今何をすべきなのか、と考えさせられる講演となりました。

 7月考査が終わり、高校と中学の学習の違いを実感した人も多かったと思います。そのような中で、高校生活における将来を見越した学習について話を聴き、夏休みを前に自身の学習を見直す良い機会となったことでしょう。

 

2学年(75回生)~分野別ガイダンス~

 7月13日(火)、2学年の生徒が、各希望進路に合わせて分野別ガイダンスを受けました。進学希望者は全体会の後、文学、心理、経済、国際関係、理工学、看護、医療、情報、美術、調理、スポーツ、旅行、理美容、音楽など23分野から興味関心がある2分野を選び、大学や専門学校の方から具体的な内容や直結する職業についての説明を聴きました。就職希望者は高卒で就職するとはどういうことかについて、そして就職に向けた流れについて話を聞きました。

                         

 コロナ禍で、オープンキャンパスにも行きづらい状況の中で、実際に各学校の方にお越しいただき、直接説明を受けることができ、分野理解を深め、進路を考える良い機会となりました。

 

7月12日(月)、兵庫医療大学高大接続教育プログラム

 7月12日(月)、兵庫医療大学高大接続教育プログラムが開催されました。

 1年生7名の生徒がオンラインで参加し、「理学療法士、作業療法士、看護師、薬剤師に向けた大学での学び」について、同大学の先生より話を伺いました。

 また、他校の生徒さんとも繋がることができ、活発に質疑応答を交わし、実りあるひとときとなりました。

 今日伺った話を参考に将来をよく考え、文理選択を決定していきます。

 兵庫医療大学の先生方お世話になりました。

 

 

第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会リハーサル大会(県大会)まであと4日

 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会までは、あと125日です。

 有馬高校人と自然科のように全国の高校で農業を学ぶ生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属しています。そして日頃の学習の成果や活動の成果を全国の農業高校生と競い合うのが各種競技会です。この大会は校内大会、県大会、近畿大会と続き、最後には日本学校農業クラブ全国大会につながる、別名『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と呼ばれており、9万人の頂点を目指す、農業高校生あこがれの場です。その全国大会が今年10月に72年目にして初めて兵庫県で開催され、有馬高校は『意見発表会』の競技運営担当校を務めます。

 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会の公式HPはこちら

 全国大会に向けたリハーサル大会の位置づけで開催されるのが、第69回兵庫県学校農業クラブ連盟大会です。いよいよ4日後の7月21日(水)~22日(木)に開催され、兵庫県内11校の農業高校の校内予選会を勝ち上がった選手が集います。

 昨年の農業クラブ県大会代替大会 意見発表会の記事はこちら

 大会に向け、有馬高校正門前の校舎に、大会のシンボルとなる大きな懸垂幕が登場しました。

 大会運営マニュアルも完成しました。

 大会の運営を担う人と自然科の生徒も、準備に大忙しです。運営マニュアルを見ながら、自分たちで大会の成功に向け何が必要で、何をするべきか、考えながら行動しています。特に今は会場の清掃に力を注いでいます。

発表会会場の講義棟はもちろん、審査員会場や導線を念入りに清掃しています。

 屋外も高圧洗浄機を使うなどのこだわりです。

 みちがえるほどきれいになりましたね。

 

 選手の皆さんが気持ちよく発表できるように、生徒、職員一丸となってさらに準備を進めていきます。

 

 選手の皆さん。有馬高校でお待ちしています。(全国大会で選手の皆さんにとてもらうインスタボードも完成しました。)

産業社会と人間LHR

7月16日(金)の「産業社会と人間」LHRは、先日の上級学校訪問の振り返りをしました。

訪問先の大学の授業体験や学生との交流を通して、それぞれの大学の魅力を確認し、大学で勉強することの意義を考え、文章にまとめました。生徒の記録には、「図書館や食堂が大きく、とても居心地がよかった」、「大学生の話を聞いて、今のうちからしっかりと勉強して、早めに大学選びをしたい」、「中学や高校とは違い、より自分の興味関心に沿った勉強ができるので、進路について後悔しないように考えたい」といったものがありました。

このように一つひとつプログラムの振り返りをしていきながら、生徒たちは自分のキャリアをデザインしていきます。

コロナ禍にもかかわらず、受け入れをしていただいた大学のみなさんには改めて感謝の意を表します。

 

 

 

 

人と自然科 農業と環境 幼稚園児とのスイートコーン収穫交流会開催

 人と自然科1年生「農業と環境」の授業では、入学と同時に自分の担当区が設けられ、スイートコーンを播種から収穫まで各自が責任を持って栽培・管理してきました。

 今年は先日の大雨も含め、栽培期間中に雨が多かったですが、毎日のように管理に行く生徒の熱意のおかげで、例年以上の出来映えです。そのスイートコーンの絹糸が茶色くなり、いよいよ収穫の時期を迎えました。

 7月考査が終わって一息ついた7月15日(木)、北摂第一幼稚園の園児61名を農場にお招きし、自慢のスイートコーンを一緒に収穫する交流会を行いました。(当日は直前まで大雨でしたが、外に出た瞬間に雨雲が消え、青空が見える奇跡が起こりました。)園児を乗せたバスが到着。みんなでお出迎えです。

 まずは高校生のお兄さんから「私達が一生懸命育てた自慢のスイートコーンです。今日は一緒に収穫を楽しみましょう」と歓迎のあいさつを行いました。

 そしていよいよ収穫です。お兄さん、お姉さんとペアを作り、スイートコーンを栽培している農場に案内します。

 お兄さんに手を引かれ、そしてお姉さんの手を引っ張って、自分よりも背の高いスイートコーンの茂みの中に入っていきました。

 たくさんあるスイートコーンの中から、大きいものを選びます。お兄さんお姉さんから収穫の方法を教えてもらいながら、力を合わせて収穫しましょう。

上手に採れましたね。

 一緒に収穫したトウモロコシを持って、記念写真です。

 いつの間にか、みんな仲良しです。収穫したあともスイートコーンを片手に楽しい時間を過ごしていました。

 楽しい時間もあっという間に過ぎ、お別れです。代表のお姉さんから「スイートコーンの収穫は楽しかったですか?おうちに帰っておいしく食べて下さいね」とお別れの言葉があり、園児からも「お兄さん、お姉さんありがとうございました」とお礼の言葉をいただきました。

 最後はみんなでお見送りです。バスまで一緒に歩いて行って、お別れです。

 見えなくなるまで手を振って(スイートコーンを振って)見送りました。

 北摂第一幼稚園のみなさん楽しい時間を本当にありがとうございました。