兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
人と自然科 地域自然保護 有馬富士公園を知ってもらおう 中間発表会実施
9月14日(火)人と自然科『地域自然保護』の授業で、県立有馬富士公園の魅力をたくさんの人に知ってもらうための中間発表会を実施しました。
人と自然科3年生学校設定科目『地域自然保護』の授業では、今年も県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。4月からスタートし、今日まで公園の職員から説明を受けたり、実際に公園で活躍されている夢プロ団体の皆さんから体験プログラムを受けたり、自分たちで公園内を調査したり・・・とにかく公園を知る活動を続けてきました。
直近の公園での活動 人と自然科 地域自然保護 里山の管理体験 の記事はこちら
そしてこの日は活動の成果を1枚の巨大地図にまとめ、有馬富士公園の魅力や改善点について発表しました。この日に向けて約10時間かけて模造紙を作成したり発表練習したりしました。
いよいよ発表。直前の打ち合わせも念入りに行います。
中間発表は5班に分かれ、有馬富士公園での活動を元にして、公園の魅力や改善点を中心に発表しました。
・子どもから大人まで楽しめる公園であること
・生物の多様性が豊かであること
・自然と調和し、木陰などが多く、季節も感じられ、長時間楽しめる公園
・案内板が充実しており、迷子になりにくい工夫がある
などの魅力がある一方
・施設が老朽化している
・ゴミなどを捨てている来園者がいる
・園内に時計が少ない
・有効に活用されていないスペースが多くある
・とげがある植物など遊歩道付近に危険な場所がある
など、有馬富士公園を愛し、知り尽くしたからこそ気づいた改善点も発表しました。聴衆者もメモをとりながら真剣に聞いていました。そして最後は自分たちがホストとして提供したい夢プログラムの企画案を紹介しました。
発表にはアドバイザーとしてお世話になっている、人と自然の博物館研究員の先生、管理者であるパークセンター職員、行政からは県立公園を管理する宝塚土木事務所の職員、そして今までお世話になった夢プロの方にも来ていただき、忌憚のないご意見、アドバイスを頂きました。
巨大地図には自分たちが活動中に撮影した有馬富士公園おすすめスポットの写真を貼ったり、見る人に分かりやすいように色を塗ったり、工夫して仕上げた 模造紙2枚分の有馬富士公園巨大地図を使って発表しました。5班に分かれ完成させた巨大地図はこちらです。(過去と比較しても、クオリティーが高い作品です)
写真では小さくて見にくいですよね。安心して下さい。これらの模造紙は、有馬富士公園パークセンターに一定期間展示させていただきます。公園を訪れた際はぜひご覧ください。
さて中間発表も無事終わり、いよいよ今回の発表をもとに、実際に来園者に提供する夢プログラムを企画していきます。テーマは有馬富士公園の利用が最も少ない世代である『高校生が有馬富士公園の魅力を感じることが出来る体験プログラム』です。そして12月には実際に高校2年生の後輩を有馬富士公園に招待し、自分たちが企画した夢プログラムを実践します。大変ですが楽しみながら頑張っていきましょう。
最後に中間発表を聞きに来てくださいました皆様、忙しい中お越しいただきありがとうございました。
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