学年・専門部

人と自然科 農業法人仕事説明会に参加しました

 12月21日(火)県立いなみ野学園にて農業法人仕事説明会が開催され、将来農業関係の仕事に就くことを考えている本校2年生の生徒4名が参加しました。

 

 この事業は、近年増えている農業法人と農業高校で学ぶ非農家の生徒をマッチングさせることを目的に3年前から実施されています。今回は県下の農業法人16社の経営者がブースを設け、県内5校の農業高校生、農業大学校生41名が参加しました。

 人と自然科生徒の近年の進路状況を見てみると、125年の歴史(多くの先輩方とのつながり)を活かした幅広い企業への就職はもちろんですが、農業系の4年生農学系大学や農業大学校などへ進学し、そして大学、農業大学校卒業後に就農する生徒が毎年出てきています。特に非農家の生徒は農業法人に就職(修行)し、技術の習得と人脈、信頼をを築いた後、新規就農する事例も多くあります。従って今回のような説明会への参加は重要な機会となっています。

R2(73回生)人と自然科卒業生 進路実績はこちら

 ちなみに今年の3年生(74回生)の生徒も、現時点ですでに1名の生徒が農学系の国公立大学に合格。そして4名の生徒が県立農業大学校への進学が決まっています。(全ての進路が確定しましたら紹介します。)

 今回参加した4人は全員非農家の生徒ですが、将来農業系の大学や農業大学校に進学した後に、就農もしくは農業関連産業への就職を目標として人と自然科に入学した生徒です。

 積極的に農業法人にブースを訪れ、資料やタブレット、さらには映像を見ながら、作付け内容や農業へのやりがい、独立就農に向けたサポート体制などの話を熱心に聞いていました。

 また、今回参加した農業法人の中には、有馬高校を卒業した先輩や、有馬高校が位置する三田市で活躍されている企業もあり、さらに農業法人を身近に感じることができたとのことです。

 約2時間30分かけて6社から7社のブースを回り様々な話を聞くことができました。最後はアンケート。生徒はとても満足し、来年の進路実現に向け参考になったとのことです。このような機会をいただきました兵庫県ならびに兵庫県農業会議の皆様、ありがとうございました。