学年・専門部

ユニバーサルデザイン見学

 11月30日(火)三田市社会福祉協議会の総合福祉保健センターにて、ユニバーサルデザイン見学を実施していただきました。対象は総合学科2年次、福祉系列の生徒です。

 三田市社会福祉協議会は、災害時の福祉避難所としての役割も持っていますので、まずはそのお話から伺いました。災害が起こった際に困るであろうトイレについて、最近整備されましたよ、と教えていただきました。簡易トイレの設置方法や避難梯子、避難袋の活用方法についても知ることができました。

  

 さらには「ジンリキ」という牽引用の補助具を付けた車いすも体験させていただきました。女性や子どもでも軽い力で人を運搬できる装具で、実際に何かあったときの活用について体験することができました。

  

また、ユニバーサルデザインについて、日常生活で使用している道具(ラップやシャンプーなど)のほか、自動販売機やエレベーターの中のイス、鏡、センター内の床に描かれた案内図、掲示板で利用されているユニバーサルフォントなどさまざまな活用を知ることができました。特別な人のためではなく、誰もが暮らしやすくするための工夫という点では、私たち一人一人の心がけもとても大切だと感じました。

  

本日はお忙しい中、見学させていただきましてありがとうございました。

 

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