学年・専門部

人と自然科 冬季休業中も頑張っています その2(水田元肥投入)

 新年あけましておめでとうございます。本年も有馬高等学校をよろしくお願いします。

 さて、お正月があけ、冬季休業も残り数日となっています。そんななか農業を学ぶ、すなわち生きものを扱う 人と自然科 の生徒は、長期休業中も『総合実習』(別名:農場当番)という授業があり、当番の生徒が農場の作物の管理実習や販売実習を頑張っています。

 1年生の実習第2弾として、この日は水田に元肥となる堆肥を投入する実習を行いました。

 お正月前実施 冬季休業中も頑張っています 第1弾ブドウの穴肥え に関する記事はこちら

 有馬高校人と自然科では農業と環境の授業でモチ米を栽培しています。

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 そして収穫したモチ米は、秋の農業祭にて販売しています。

 令和3年度 秋の農業祭無事終了いたしました に関する記事はこちら

 無事収穫・販売が終わり、この日は来年の栽培に向け地力を上げるために堆肥を投入しました。まずは本日の実習の意味と安全に進めるための説明を受けます。一輪車とショベルを片手に実習スタートです。

 

 そしてショベルを使って山積みにされた牛糞堆肥を一輪車に載せます。十分発酵がすすんでいる堆肥なので臭いはありません。

 

 いっぱいになった堆肥を水田に等間隔で置いていきます。事前に先生がもみ殻で目安の印をつけて下さっています。

 離れてみると映える光景ですね。

 

 最後にショベルや足を使って均一に広げていきます。

 

 堆肥の散布完了です。

 この後はトラクタですき込んできます。(この日は別の実習があったため、先生が仕上げて下さいました。

 このように堆肥を散布することによって、土壌の物理性(排水性・保水性)、科学性(補肥力)、生物性(小動物や微生物が増える)効果があり、知力の高い土壌になります。詳しくは農業と環境の座学で勉乗しましょうね。

 この実習を終え、来年入学してくる後輩にバトンタッチです。来年も豊作となるといいですね。