学年・専門部

福祉講演会(救急救命士について)

 6月29日(火)3,4限、神戸医療福祉専門学校三田校より荒木先生にお越しいただき、救急救命士について詳しく教えていただきました。

 

 救急救命士が国家資格として制定されたのは、平成3年からで比較的新しいものとなります。資格を取得するには、消防職員からのケースと民間養成校からの2パターンあり、働く場所は消防署が主になります。救急指令があれば出動、医療機関へ受け入れ要請をし、病院への搬送・搬入、医療チームへつなぐといった救命の連鎖が行われています。救急救命士ができる処置には、医師の指示のもと行う特定行為と自分の判断で実施できる包括的指示があることや、傷病者を病院に搬送するまでは救急救命士の判断がとても重要と知りました。

   

 また、応急手当の方法も教えていただきました。気道内異物(食べ物などが詰まる)の除去や、止血法、バイタルチェックの方法など、実践力につながる手技を教えていただいたので、活用していきたいです。同じ10代の心臓突然死の様子を教えてもらい、一番身近にいる人の対応がいかに大切かを学びました。 

荒木先生、お忙しい中、ありがとうございました。