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人と自然科 県庁緑化活動に取り組みました

 12月1日(木)人と自然科の生徒が兵庫県庁を訪れ、県庁緑化活動を行いました。兵庫県には農水産高校が12校あり、1年を通して各校が輪番で県庁2号館ロビーに草花苗や観葉植物などの実習作品を展示し、緑化を通して庁舎の環境整備に貢献しています。

 令和4年の最後の月である12月は私たち有馬高校が担当。フラワーアレンジメントで装飾しました。この展示のためにフラワーアレンジメント班の生徒が放課後準備を頑張ってきました。

 有馬高校人と自然科といえばフラワーアレンジメント。フラワーアレンジメントに関する知識や技術を集中して学習できる学校設定科目『フローラルアート』があり、特に3年生では地域オープン講座『チャレンジ教室』と題し、地域の方を受講生としてお招きし、生徒が先生役となって授業を進めています。

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 また、習得した技術を活用し、地域のイベントや農業祭などでアレンジメント体験を実施しています。

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 さて、当日は農業クラブフラワーアレンジメント班の生徒3名が兵庫県庁を訪れました。慣れた手つきで作品を配置し、微調整していきます。

 完成した作品はこちら。タイトルは『人類の自然と未来?』です

 人と自然科では農業と、それをとりまく環境について学んでいますが、今回は昨今の不安定な世界情勢や私たち人間が未来の環境に与える影響を想像し、一つの作品に仕上げました。

 カラフルに彩られた世界地図を中心に、ハートの両翼からはばたく鳩を表現し、世界平和の願いを込めました。一方で前方の少しくすんだ色をした海原には、今世界的に問題となっているプラスチックを中心としたゴミが散りばめられており、今を生きる私たち人間の行動を振りかえるきっかけとなる作品に仕上がっています。

 作品を制作した生徒より『この作品をきっかけに1人でも多くの人が世界や環境に関心を持つことを期待しています』とのことです。

 私たちの力作は、12月26日(月)まで県庁2号館ロビーにて展示しています。県庁を訪れる際はぜひご覧ください。