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第20回さんだボランティアまつり

9月24日(土)三田市総合福祉保健センターにて、「第20回さんだボランティアまつり」が開催され、有馬高校から3年生有志6名の生徒がボランティアとして参加しました。

台風が遠ざかってくれたおかげで、心配していたお天気も快晴で、無事開催されました。三田市内のさまざまな団体による物販ブースや福祉体験コーナー、舞台発表がありましたが、有馬高校ボランティア生徒は、さっちゃんの着ぐるみに入って来場客へご挨拶&館内案内をさせていただきました。

 

また、福祉体験コーナーに生徒自身も参加し、たくさんの学びをいただいたようです。

  

片付けも最後まできっちりとできました。みなさんと記念撮影。三田市社会福祉協議会、三田市ボランティア連絡会、さんだボランティアまつり実行委員会の皆様をはじめ、たくさんの方にお世話になりました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

高大連携授業(神戸松蔭女子学院大学)

 9月21日(水)1,2限に「こころとからだの理解」において、神戸松蔭女子学院大学との高大連携授業として、中村先生にお越しいただき、「人の話をきくこと」についてご講義いただきました。

 まず初めに、「こんな相談を受けたら皆さんはどのように返答しますか?」といってワーク①に取り組みました。たいていの回答は否定的な相談者に対して、「そんなことないよ、私がついてるよ」「こんなふうにすれば上手くいくんじゃない?」とアドバイスのような発言を記していました。

  

 先生のお話の中で、親子関係、友人関係、恋人との関係、教師との関係…色々な人間関係において求められていることは共通してある、とお聞きしました。それは、相手のことを「受け入れること、認めること、尊重すること」です。簡単なようで、実はとても難しい技術です。人はお互いにこういう気持ちを持っており、自分の話を聞いてもらいたい欲求があります。そういった欲求をお互いに満たしていくことで、信頼できる人間関係が形成されていくことを知りました。

  先生のお話後のワーク②では、「そうだったんだね、悲しい思いをしているんだね」といったように、相手の発言を否定せずに受け入れ返していくように考えることができていました。コミュニケーション能力は、話の聞き方がとても重要であると改めて気づくことができました。

中村先生、お忙しい中ご講演頂きましてありがとうございました。

有高チャレンジ教室「フラワーアレンジメント」~9/27(火)授業開始時間変更のお知らせ~

学校設定科目「フローラルアート」は、フラワーアレンジメント技術を2年生から3年生まで2年間専門的に学ぶことができ、高度な技術を習得できる授業です。

3年生では外部講師の先生をお招きし、より実践的な授業を受けることができます。また、これまで学んできた知識や技術を生かし、生徒自らが先生役となり地域の方々にアレンジメントを教える「チャレンジ教室」を開講しています。

 

今年度も定員を超える応募があり、その中から厳正なる抽選で選ばれた10名の受講生の方が決定。5月10日(火)に第1回目のチャレンジ教室が開講しました。

 

9月13日(火)に開講された第4回目のチャレンジ教室では、有馬高校で栽培している「トクサ」を用いたアレンジメントを制作しました。

トクサの他にも、有馬高校で栽培している「センニチコウ」や「アゲラタム」、パスカル三田で購入した「スプレーギク」や「ミズヒキソウ」など、季節の花材を使用しました。

 

これまでのチャレンジ教室では、形や寸法が決められている作品を作ってきましたが、今回のアレンジメントは“自由”に制作してもらいました。

 

基礎の復習も兼ねて、スポンジセットや花材の切り方・挿し方も生徒が丁寧に説明しました。

   

トクサは内部が空洞になっているため、ワイヤーを挿し込み、自由自在に形を作ることができます。

  

生徒もデザインや花材の挿し方などをアドバイスしながら、一緒に作品制作に取り組みました。

   

約1時間半かけて完成した作品がこちら。素敵なアレンジメントが完成しました。

   

< チャレンジ受講生の方への連絡 >

次回のチャレンジ教室は、9月27日です。この日は体育大会予行前日のため、40分授業となります。5時間目の授業開始時間が12時35分からとなりますので、ご予定をお願いいたします。

※悪天候により、行事予定、時程等が変更になる場合があります。その場合、再度ブログ情報を掲載しますので、お手数をおかけしますが、確認をよろしくお願いいたします。

ご不明点がある場合は、079-563-2881(学校)へご連絡ください。

 

要約筆記講習会(福祉選択生徒)

9月8日(木)コミュニケーション技術の授業において、三田市ボランティアサークル「三田サマリー」より3人の講師をお招きし、要約筆記について学びました。

  

要約筆記とは、簡単に言うと、耳の聞こえない方の通訳です。講演会や、イベント等で活躍するほか、難聴者さんの病院について行ったり、三者面談で担任の先生との会話をお伝えしたりさまざまな場面で活躍されています。その要約筆記について、注意点や書く時のポイントなどを教えていただきました。

実際に文章を要約してみる体験をしてみて、人が話すスピードがいかに早いか、わかりやすく要約するには頭の回転が大切、といったことに気づきました。一見簡単そうにされていましたが、自分たちで体験すると「早い!」「ついていけない!」「これどう言い換えるんだっけ?」と頭をフル回転にして実践していました。

  

普段あまり意識していませんが、イヤホンで大音量の音楽を聴いていると、若年性難聴になる人も多いそうです。改めて自分事としてとらえる機会となりました。貴重な体験をありがとうございます。

福祉講演会(助産師の仕事について)

9月7日(水)「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、三田市民病院の助産師さんをお招きし、お話を伺いました。

助産師は、主に出産を控えた妊婦さんの支援や、産後の赤ちゃんやお母さんのケアのみならず、女性を一生涯にわたってサポートするお仕事です。その活躍の場は開業、市役所などの地域、病院勤務等さまざまあります。

講義の中で特に印象に残っているのは、出産時の「バースプラン」というものです。どんなお産がしたいか、入院中どう過ごしたいかなどについて考え計画することで、妊婦さんが積極的にお産に参加するという前向きな気持ちを引き出すことができるそうです。その後、DVDで実際のお産の様子を見た生徒たちは啞然としていました…

 

また、後半は妊娠・出産の概要を教えていただくとともに、妊婦体験ジャケットの着用、赤ちゃんのおむつ交換、産着の着脱を体験することができました。チャイムが鳴ってからも「もっと体験したい」と名残惜しそうな生徒が多かったのが印象的です。

 

本日は、ありがとうございました。