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人と自然科 農業クラブ福祉施設の花壇装飾活動実施

 人と自然科では、日頃の授業や実習で学び、身につけた技術を活用し、様々な活動行っています。先日も三田市消防本部や三田警察署の花壇装飾を行いました。

 三田市消防本部前の花壇装飾 Seasons in Autumn に関する記事はこちら

 三田警察署の花壇装飾 Seasons in Autumn に関する記事はこちら

 今年最後の装飾活動として、2学期期末考査が終わった12月7日(木)篠山市にある福祉施設「丹南精明園」を訪れ、花壇装飾活動を行いました。人と自然科は14年前からこの活動を継続して行っています。この日に向け、生徒自ら栽培したパンジー、ビオラ、ノースポールなど1000鉢を持参しました。

 今回装飾を担当したのが人と自然科農業クラブ役員生徒10名です。人と自然科のような農業を学ぶ学校には『農業クラブ』という組織があり、人と自然科に所属する生徒全員が所属する組織です。そして、その組織をまとめる役目、そして人と自然科を盛り上げるための中心的な活動をしているのが農業クラブ本部役員の生徒です。(農業学科独自の生徒会のようなイメージです)

本部役員が承認された、令和5年度農業クラブ後期総会 に関する記事はこちら

 今回の活動では園内5カ所の協同花壇、プランタを装飾しました。上記の後期総会で役員に承認された1・2年生の生徒が参加。初参加の1年生の生徒が2年生の生徒に教わりながら約2時間半で華やかな花壇に仕上げていきました。

 この日は風も強く寒い中での活動となりましたが、素晴らしい花壇に仕上がりました。また、今回も感染リスクを考え農業クラブの生徒だけで植え付けていきました。一緒に交流しながら植えるのはもう少し時間がかかりそうです。

 最後に中央の協同花壇で集合写真を撮りました。

 丹南精明園を訪れた際は是非ご覧下さい。

人と自然科 ひとはく連携セミナー  論文って面白い! 科学論文の読み方入門講座

 11月24日(金)人と自然科1年生学校設定科目『人と自然』の授業において、今年度第7回目となるひとはく連携セミナーが実施されました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 人と自然科は県立人と自然の博物館と連携協定を結んでおり『人と自然』の授業で年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の研究員から自然や環境、動植物など専門的な講義を直接頂き、深く学んでいます。

 前回のひとはく連携セミナー 第6回 未来に残したい農業や農村の持つ魅力 に関する記事はこちら

 7回目となる今回は『論文って面白い ~科学論文の読み方入門講座~』をテーマに、中濱 直之研究員より講義をいただきました。

 『論文』という言葉を聞くと、大学の先生や博物館の研究員が投稿する・・・など、難しそうなイメージがあるかもしれません。意味としてはある事柄について論理的に述べた文章、もしくは研究結果を発表する文章のことを言います。これらを公に発表するには、『査読』という論文としての重要性、科学的な信頼性を総合的に判断・審査してもらう必要があります。雑誌によっては90%以上掲載拒否となる場合もあるそうです。

 しかし意外と身近な存在で、無料で見られるサイトもあり、私たちも気軽に検索、閲覧できるとのこと。今回は実際に自分のタブレットで検索してみました。主なサイトとしてJ-STAGEやGoogle scholarがおすすめだそうです。

 論文の構成はタイトルから始まり、要旨・抄録で論文の概観が述べられています。そして導入、材料および方法、結果、考察、図表、引用文献で構成されています。

 読むコツとしては最初から全部読むとわからなくなるので、まずタイトルと要旨、図、表を見て論文のおおまかな内容をつかみます。そして初心者には『総説』がおすすめでこれまでの研究分野のまとめや今後の展望が書かれています。

 皆さんいかがですか?少しは身近に感じる存在になりましたか。生徒の感想を読むと、実際に自宅でも論文検索を行い、興味関心が広がった生徒も複数いたとのこと。人と自然科では3年生になったら『課題研究』という科目があり、自分で興味関心があるテーマ(課題)を設定し、計画、実施・研究、まとめ・反省・評価を自分で行う大学生の卒業論文のような授業があります。

 昨年度の人と自然科課題研究発表会の様子はこちら

 今年の課題研究の一コマはこちら

 今回学んだ論文の読み方はこの授業で活かされそうですね。中濱先生、興味深い講義をありがとうございました。

 次回ひとはくセミナーは最終回、加藤 茂弘研究員より『六甲山地と三田盆地の地形・地質と人との関わり』をテーマに講義いただく予定です。

人と自然科 三田市消防本部前の花壇装飾 Seasons in Autumn

 11月24日(金)2年生総合実習の授業で、果樹と緑で実習を行った11名の生徒が、実習で学んだ技術を活かして先日の三田警察署に続き、この日は三田市消防本部前の花壇装飾を行いました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 先日行った「三田警察署の花壇装飾 Seasons in Autumn」に関する記事はこちら

  三田市消防本部にも警察署同様、春と秋の年2回装飾させていただいています。パンジー・ビオラ、大型のハボタンを持参しました。

 消防本部には2カ所の花壇があります。まずは掲揚柱の花壇です。多様な色があるパンジー・ビオラの特徴を活かして、ストライプのデザインを採用しました。

  そして建物向かって右側の花壇は、大型のハボタンを配置し、周囲を背丈の低いビオラで埋め尽くしました。

 

  最後はかん水して

 約1時間で花壇装飾は完成です。最後にみんなで集合写真を撮りました。

 三田市消防本部前をお通りの際は是非ご覧下さい。

 なお、今回装飾に使用した、パンジーやビオラ、ハボタンなどの花苗は現在有馬高校ガラス温室にて、以下のPDFファイルの通り絶賛販売中です。

 農業祭終了後の花販売について.pdf

 平日の10:00~16:00、12月の中旬までをめどに販売しています。

 また販売所には、ポインセチアや寄せ植え、ギンナンなども販売しています。

 生徒が一生懸命栽培した農産物を是非ご購入下さい。

 皆さまのお越しをお待ちしております。

人と自然科 三田警察署の花壇装飾 Seasons in Autumn

 11月22日(水)3年生総合実習の授業で、3年生環境班(次年度より果樹と緑班に移行)の11名の生徒が、実習で学んだ技術を活かして三田警察署の花壇装飾を行いました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf 

 人と自然科では、日ごろの授業や実習で学んだ技術を活かして、公共施設の花壇装飾やイベントでの作庭などを行っています。

 県庁緑化に関する記事はこちら

 ひょうごまちなみガーデンショーin明石2023 アグリハイスクールガーデンに出展に関する記事はこちら

  淡路花博2023秋 第12回高校生花と緑のガーデンに出展に関する記事はこちら

 三田警察署には春と秋の年2回、お邪魔させていただいています。今回は春先まで楽しめる草花苗として、パンジー・ビオラを中心に大型のハボタンも持参しました。

 さすがは3年生ですね。これまで学んできた知識と技術を活かし、スムーズに定植していますね。背の高い大型のハボタンを後方に、背の低いパンジー・ビオラを前方にしっかり配置しています。

 約1時間半かけて完成した花壇はこちら。

 今は少し間隔があいていますが、春になり株が張ってきたらボリュームのある花壇になる予定です。警察署の玄関が一気に華やかになりましたね。 

 最後に署長と一緒に記念撮影です。三田消防署にご用の方は是非ご覧下さい。

 

 なお今回装飾に使用した、パンジーやビオラ、ハボタンなどの花苗は現在有馬高校ガラス温室にて絶賛販売中です。平日の10:00~16:00、12月の中旬までをめどに販売しています。場所は有馬高校西門(6角形の大温室が目印です)から入っていただき、左手の温室です。

  無くなり次第終了となります。詳細は以下のとおりです。

 パンジー・ビオラなどの花販売について.pdf

  生徒が実習で丹精込めて栽培した草花苗です。ぜひご購入ください。

人と自然科 農業クラブフラワーアレンジメント班の生徒がゆずりは賞(教育長表彰)受賞

 11月17日(金)兵庫県公館にて、令和5年度第1回ゆずりは賞表彰式が行われ、本校人と自然科3年生 農業クラブフラワーアレンジメント班の生徒、S.Yさんが授賞式に出席しました。

 兵庫県が設定している「ゆずりは賞」は、スポーツや芸術・文化などの各分野において全国大会、国際大会などで優秀な成績をおさめ、多くの児童や生徒などの模範となるような立派な行いをした個人や団体を兵庫県教育長が表彰し、その功績をたたえる賞で、昭和40年に始まり、50年以上の長い歴史を持つ伝統ある賞です。

 

  今回受賞したS.Yさんは、授業でフラワーアレンジメントを学び、さらに農業クラブフラワーアレンジメント班で技術を高め、第18回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストにて金賞・文部科学大臣賞を受賞した生徒です。

 第18回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストにて文部科学大臣賞他受賞しました・・・に関する記事はこちら

  有馬高校人と自然科の特色ある学びの一つがフラワーアレンジメント。カリキュラムの中にも2・3年生の選択科目で学校設定科目「フローラルアート」を設けており、フラワーアレンジメントについて集中的に学ぶことができます。

R5入学生人と自然科教育課程表はこちら.pdf

3年生フローラルアートで行われているチャレンジ教室「ラウンドアレンジメント」の制作に関する記事はこちら

 そしてフラワーアレンジメント技術をさらに高めたい生徒は、農業クラブフラワーアレンジメント班に所属。放課後や休日にも活動を行い、身につけた技術を活かして、農業祭や地域イベントでのアレンジ体験、地域の装飾活動を行っています。

 先日開催され、フラワーアレンジメント体験も行われた令和5年度秋の農業祭に関する記事はこちら 

 アレンジ体験を開催した、第2回フラワータウンフェスティバルに出展しました・・に関する記事はこちら

 フラワーアレンジメントで装飾した、10月の県庁緑化を有馬高校が担当しています・・に関する記事はこちら

 また今回のような全国大会規模のコンテストにも挑戦し、毎年優秀な成績を収めています。先日も同じくフラワーアレンジメント班に所属している生徒が、第33回全国産業教育フェア福井大会 第22回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストにおいて兵庫県代表選手に選ばれ出場し、見事銅賞を受賞しました。

 第22回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表として出場 銅賞受賞 に関する記事はこちら

 さらにフラワーアレンジメントの国家資格であるフラワー装飾技能士の資格取得にも挑戦し、今年度も受賞した生徒を含む3名の生徒が2級に、1名の生徒が3級に合格しています。

  夏季休業中資格取得第4弾 国家資格フラワー装飾技能士に挑戦しています・・に関する記事はこちら

 S.Yさん。3年間受賞にふさわしい努力を続けてきましたね。ゆずりは賞受賞、本当におめでとうございます。

 中学生に皆さん。あなたも人と自然科に入学し、先輩と一緒にフラワーアレンジメント技術を楽しく習得し、活躍してみませんか。お待ちしています。