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75回生修学旅行 人と自然科その11 Adventure world にて飼育&SDGs体験

 こちらは人と自然科です。

 人と自然科の最終日は白浜アドベンチャーワールドでの1日満喫ツアーになります。平日ということもあり、お客様が少ないようです。

 

 検温、消毒して入場。

 まずは人と自然科完全オリジナルの飼育体験です。今回は特別に普段入れない場所まで入れていただき、アドベンチャーワールドで人気の動物たちの飼育を通してSDGsについて学びます。アドベンチャーワールドの一部屋をお借りし、おなじみの実習服に着替えます。

 

 そして事前に希望をとったキリン・サイ・ホッキョクグマ・ウマ・イルカの5班に分かれ、消毒をしっかりして飼育体験スタートです。

 

 すぐ近くに動物がいる環境で体験させていただきました。みんな頑張っていますね。

 

 たとえば草食動物の糞をアドベンチャーワールドでは堆肥化しています。糞の回収を通してどのように堆肥化するのかを学びます。

 またイルカやホッキョクグマの餌やりや水質浄化などの飼育体験を通して今社会問題化している海洋ゴミについても考えます。海洋動物にどのような影響があるのか、さらには海洋ゴミをなくすためにはどのような取組みができるのかを考えます。

 さらに動物のエサの準備を通して、エサの食品ロスについて考えます。ロスをなくすためにはどのような工夫ができるのか、他の利用法がないのかを考えます。

 体験終了後は、堆肥舎も案内してもらいました。

  パンダの糞や食べ残しの笹も間近で見せていただきました。草食動物の糞の堆肥化の方法や肉食動物やパンダの糞なは堆肥化できず、その活用方法を模索していることなど、飼育員の視点からさまざまなことについてお話をいただきました。

 

 約1時間30分の体験はいかがでしたか?SDGsについて考える良い時間になりましたか?

 それではお昼ご飯を食べた後は、アドベンチャーワールドの看板動物、パンダについて飼育員からお話を伺いましょう。 

75回生修学旅行 人と自然科その10 3日目の朝を迎えました

 みなさんおはようございます。人と自然科です。

 日の出を迎えました。

 今日の天気は…小雪が舞っていますね。少し寒いですね。

 朝になり、とれとれビレッジの全貌が明らかになりました。

 ドーム型のコテージがたくさん並んでいますね。異国の風景ですね。

 時間通り生徒が集まってきました。

 体調不良者はおらず、全員元気です。

 とれとれ市場に移動し朝食です。最後まで楽しむために、朝食はしっかり食べましょう。

 

 朝食後、人と自然科の生徒は少し時間があるので、とれとれ市場で自由行動、お買い物タイムです。早朝のため他のお客様がほとんどおらず、貸切状態です。安心して買い物できますね。

 

 それでは最終日、人と自然科はアドベンチャーワールドに向け出発です。

 行ってきまーす。

75回生修学旅行 人と自然科 総合学科合同 マグロの解体ショー

 和歌山県とれとれ市場に再び人と自然科、総合学科が合流しました。

 今夜の夕飯はマグロづくし&の解体ショーです。

  有馬高校のために約50キロのマグロ2体、事前に配膳されているものも含めると約200キロのマグロを準備して下さいました。早速解体ショーのスタートです。

 職人さんが手際よくさばいていく様子にみんな釘付けです。

 完成しました。

 その場でお寿司や鉄火丼に調理され

 食べ放題です。

 どんどんおかわりしましょう。

 お皿が積み上がってきましたね。

 みんなお腹いっぱい。大満足です。

 今夜は隣にある、とれとれビレッジに宿泊です。明日はいよいよ修学旅行最終日。最後まで気を抜かず、体調管理に気をつけて過ごしましょう。

 おやすみなさい。

 

75回生修学旅行 人と自然科その9 早和果樹園見学 後半

 人と自然科です。早和果樹園での見学もいよいよ後半に入ります。

 

 お部屋に入るとなんと早和果樹園の一押し商品糖度11度以上確定の『味まろしぼり』がサプライズのプレゼント。

 また、みかんジュース搾汁の時に出た薄皮を使用した『オフクロジュレ』の試食もさせていただき、みんな大喜びです。

 そして代表取締役社長 秋竹俊伸さんから直接お話を伺いました。

 お話のテーマは、有田みかんの6次産業化企業による地域活性化への挑戦 です。

 昭和54年に共撰組合から会社がスタート。年間約1800トンの柑橘を扱っています。特徴的な栽培方法が、早和果樹園の代名詞である「マルドリ方式」です。マルチシートを園地に敷くこととドリップ潅水を組み合わせ、収穫前の水分量をコントロールすることで糖度を上げていく技術です。


 さらにJ-GAP(農業生産工程管理)を早和果樹園の直営園地で取得。農作物だけでなく、そこで働く生産者にも安心、安全に働ける環境が整えられています。常勤の社員さんの4割が20代。さらに女性も6割働いているそうです。

 さらにクラウドシステムを用いた新しいミカン栽培や、ドローンを活用した園地管理など、企業と連携しICT技術を積極的に導入されているそうです。

 
 さらに驚いたのが、搾汁で残る「みかんの皮」や、果汁に入り切らなかった余分な「みかんのふくろ」も、調味料や化粧品、スムージーなどの原材料に余すところなく利用していることです。目標は廃棄物ゼロ。SDG sに先進的に取り組んでおられる会社ですね。

 

 このほかにもファンを増やす、コミュニケーションを大切にする、経営感覚を社員全員が持つ、などここには書ききれない沢山の大切なお話を聞くことができました。本当にありがとうございました。

社長のお話のあとは

 直営店でのショッピングです。魅力的な商品が多く迷いますね。

 リーズナブルな物から高級な物まで・・・自分たちで加工し、販売し利益を増やす。良い物を作り、アイデア次第で利益が増える。農業の6次産業化の可能性について再認識できる時間になりました。

 楽しい時間もあっという間に過ぎ、早和果樹園の皆さんともお別れです。貴重なお話、体験を本当にありがとうございました。

 

 それでは本日の宿泊地であるとれとれビレッジに向かいましょう。

75回生修学旅行 人と自然科その8 早和果樹園見学 前半

 こちらは人と自然科です。

 二日目の午後からは和歌山県有田市にある早和果樹園の見学です。到着したら目の前に山積みのミカンが驚きです。

 

 早和果樹園さんは「みかん1個の価値」を高めるをモットーに、生産から加工、販売まで一貫して行う6次産業を先進的に行っています。また 全国果樹技術・経営コンクール農林水産大臣賞を始め、様々な賞を受賞されていることはもちろん、日本だけでなく世界中から多くの方が視察に来られるなど、今最も注目されている農業法人の一つです。その活躍から、若者が全国から集まってきている企業です。

 4班に分かれ、まずは加工場&農園の見学です。

 早和果樹園では皮をむいてから、薄皮ごと裏ごしするように搾るチョッパーパルパー方式を採用しています。この方式では最終的にはひとつひとつ人間の手でむいていくという過程が必要とのこと。手間暇かけていますね。

 次は選果場です。早和果樹園は自前で大きな選果場を所有しています。

 選果場には光センサーで1個ずつ糖度と酸度を測定するシステムを導入し高確率で品質をそろえることが可能となったようです。今は少し流れていくミカンの数が少ないですが、収穫がピークを迎える年末には圧巻の光景が見られるようです。

最後は果樹園です。

 施設の周りには早和果樹園が管理するミカン畑が見渡す限りに広がっています。

 収穫の時期には一面がオレンジ色の光景が広がること、そしてこの園地で消費者の方との交流会を行なっていることなどつながりの大切さを教えてもらいました。そして早和果樹園オリジナル品種 早和の香の紹介もありました。

 約1時間の見学は驚きの連続です。最後は社長さんからのお話と楽しいショッピングタイムです。この様子は 早和果樹園見学 後半で紹介します。