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2月27日(月) 75回生 除幕式

2月27日(月)、卒業式予行後に「75回生~卒業記念品除幕式~」が行われました。

  

75回生卒業記念品として講義棟に「校歌レリーフ」が設置されました。

吹奏楽部によるファンファーレの生演奏後、代表生徒による除幕が行われました。

 

今後、後輩たちが講義棟で校歌を斉唱する際は、このレリーフが大変役に立つと思います。

除幕後に、学年主任の山本先生からお礼の言葉が述べられました。

75回生のみなさん、素敵な卒業記念品をありがとうございます。

 

三田学生サミット~学生のまちづくりコンテスト~参加報告

2/11(土)三田市総合福祉保健センター多目的ホールで実施された、「三田学生サミット」に本校人と自然科3年生の2名と、総合学科2年生の2名が参加してきました。発表者は団体・個人と計15組。それぞれの取り組みについて5分間という短い時間でプレゼンテーションしました。

  

惜しくも金賞・銀賞は逃しましたが、人と自然科3年生による「イシクラゲの農業への有効活用」が銅賞に輝きました。

    

    

    

それぞれの発表が終わった後は、交流会が実施されました。有馬高校のブースにもたくさんの方が訪れて下さり、発表の講評や今後の協力の申し出など、ワクワクするようなお話がたくさんありました。ぜひ次年度も参加し、三田の魅力化について尽力していきたいと思います。

 

今後とも有馬高校をよろしくお願いいたします。

学習活動発表会 1月29日(日) 第2部

引き続き、学習活動発表会について報告していきます。

第2部では、はじめに、特色ある授業「子ども文化」について発表が行われました。

「子ども文化」ではリトミック講座で学んだこと、チャレンジしてきた検定試験について伝えてくれました。

  

次に、総合学科3年次、人と自然科3学年による課題研究の発表が行われました。

総合学科3年次課題研究発表1つ目は、様々なデータの結果をもとに、「大学の食堂営業でのサブスクリプションの導入」がいかに効果を生むのかについて伝えてくれました。

 

総合学科3年次課題研究発表2つ目は、鍵盤ハーモニカの魅力を伝えるとともに、鍵盤ハーモニカの音色を活かした曲(自作)の演奏が行われました。

 

人と自然科3学年課題研究発表では、イシクラゲを活用すると農作物にどのような効果が出るのか伝えてくれました。

 

続いて、人と自然科3学年生徒による意見発表が行われました。

発表会のまとめとして、生徒を代表し、総合学科3年次生徒があいさつをしました。

最後に、校長先生から学習活動発表会の結びの言葉をいただきました。有馬高校での学びは将来に活かされる実践的なものであることをお伝えくださいました。

 

ステージ発表の後、展示発表を参観する時間が持たれました。

総合学科、人と自然科の1年間の学びの成果が披露され、それぞれの学科の生徒が相互に学び合う機会ともなりました。

来場してくださった中学校の生徒・保護者の皆様、ご来賓の皆様、ありがとうございました。

学習活動発表会 1月29日(日) 第1部

1月29日(日)に学習活動発表会が開催されました。

学習活動発表会では有高生の1年間の学びの集大成が披露されます。

本校生徒・保護者の皆様に加えまして、中学校の生徒・保護者の皆様も来場され、

オープンハイスクールを兼ねた会となりました。

はじめに、講義棟で学校説明会が実施されました。

その後、体育館に移動し、吹奏楽部のファンファーレとともに、「開会宣言」が行われ、学習活動発表会が始まりました。

第1部では、総合学科1年次による「産業社会と人間 ~Dream 七不思議 in有馬~」、

人と自然科3学年による「プロジェクト発表 ~明日の農業を新しく~」について発表がありました。

   

次に、総合学科2年次による「総合的な探究の時間 ~身近なことからコツコツと~」、

「修学旅行 ~西表島の生態~、~修学旅行活動報告~」の発表がありました。

  

  

続いて、総合学科の特色のある授業「スポーツⅣ ダンス」からも発表がありました。

 

次のブログでは、第2部について報告します。

 

 

福祉講演会【身体障害の理解】

1月18日(水)2,3年「こころとからだの理解」受講者に向けて、頸髄を損傷されて17年という土田さんよりお話を伺いました。

  

 土田さんはもともと瓦屋さんで、現場でお仕事をされているときに屋根から転落して、首の骨を骨折、頸髄を損傷され首から下が動かない、感覚がないといった状態になられたそうです。転落直後は、「首から下が無くなったかのかと思った」「自分の右手が見えたけれどまったく動かせなかったので、他人の手を見ているようだった」と回想されていました。

 それから、入院生活、自宅へ戻られてからの生活、そして現在のように一人暮らしをスタートされるまでの詳しい過程をお話しくださいました。その中でも電動車いすとの出会いが世界を広げるきっかけとなったこと、地域で暮らしてみて分かったこと、海外旅行の経験から気づいたことなど多くの視点からお話いただきました。

   

「障害者と関わる機会はあまりないと思いますが、見かけたら気軽に話しかけて欲しい」とおっしゃられていましたので、今後は気負わずコミュニケーションを取っていきたい、と生徒の感想にもありました。来週は土田さん宅へ訪問し、実際の在宅生活についてもっと詳しく教えていただく予定です。本日はありがとうございました。

ダンス【授業の様子】

本校総合学科選択科目には「ダンス」があり、毎週2時間授業の中で練習を重ねています。

年に10回特別非常勤講師を活用し、より専門的な技術を学んできました。本日はその10回目で、1年間の集大成とすべく、生徒たちは熱心に踊りの技術を磨いていました。先生からも、「こんなに早くマスターできるなんてすごい!」とお褒めの言葉を頂いておりました。

 

これまで練習してきた成果を1月29日(日)学習活動発表会で披露いたします。お時間のある方はぜひご覧ください。

福祉講演会(失語症について)

1月12日(木)5,6限「コミュニケーション技術」の授業において、トークゆうゆう代表田中加代子さまより、失語症についてのお話をいただきました。トークゆうゆうの利用者さまとご一緒に、支援の方法など詳しいお話もしてくださいました。

トークゆうゆうさんは、失語症の患者さんが通う作業所で、それぞれができることを楽しんで取り組まれている場所です。有馬高校からも近く、毎年交流させていただいております。失語症患者さんを家族に持つ田中さんが、いつでも患者さんやご家族が交流できる場所として開所されました。

 失語症は見た目にはわかりにくく、社会の認知もまだまだ進んでいません。コミュニケーションに支障があり、他者との交流が難しいことを知りました。話す、聞く、読む、書く、数字の理解などに困難がありますが、コミュニケーションの工夫で、やり取りが可能です。「失語症向け意思疎通支援者養成」という講座がスタートしており、失語症専門に支援する方の育成が進んでいるそうです。

  

 失語症に限らず、病気や障害がある人が社会参加をしながら生活していくには、周りのサポートが欠かせません。病気や障害がある、ということばかりに着目するのではなく、目の前のその人がどんなことに困っているのか、心を寄せていくことから始めていきたいです。田中さん、お忙しい中ありがとうございました。

1月10日(火) 全校集会

1月10日(火)に全校集会が行われました。

感染症対策のため、今回もテレビ会議システムを活用して行われました。

初めに校長先生の講話がありました。新年の挨拶はじまり、

最後には大学入学共通テストを4日後に控えた3年生へ激励のお言葉がありました。

 

次に表彰式が行われました。多くの有高生の頑張りが見受けられました。

 

最後に生徒指導部長の奥野先生より、各学年へ次年度に向けた準備を始めるように、お話がありました。

2023年、新たなスタートが切れるように、今日からまた少しずつ頑張っていきましょう。

12月23日(金) 全校集会

12月23日に全校集会が行われました。

今回も感染症対策のため、ZOOMを使ったオンラインで実施しました。

初めに校長先生の講話を聴きました。

  

講話の中では、本校の卒業生で、イラストレーターとしてご活躍されているげみさんのお話がありました。

げみさんのイラストが「近鉄奈良駅から神戸三宮駅」間のラッピング列車に採用されているとのことでした。

社会で実際にご活躍されている卒業生の背中を追って、現役の有高生も頑張ってほしいと思います。

 

次に、表彰伝達が行われました。

  

今年も多くの有高生が様々な場面で活躍しました。来年も新たな目標に向かって、走り出してほしいです。

 

最後に生徒指導部長、保健相談部長から、冬季休業の過ごし方についてお話がありました。

感染症対策をしながら冬季休業を過ごし、来年の全校集会でも元気な姿を見せてほしいです。

課題研究発表会(総合学科3年次生)

12月15日(木)1~3限の3時間をかけて、総合学科3年次生(75回生)の学びの集大成である「課題研究発表会」が実施されました。生徒主体の運営のもと、各教科14講座の代表者がそれぞれ発表してくれました。

最初に校長先生から、「クリティカルシンキング」を大切に発表を聞いてくださいとアドバイスいただき、聞く側の姿勢をご教授くださいました。そして発表スタートです。各講座の代表とあって、魅力的な発表ばかりで、3時間があっという間に過ぎてしまいました。

  

 

最後に学年主任より、「どの発表もすばらしく感動しました。それぞれ産みの苦しみを味わいながらの課題研究だったと思いますが、その分、代表者の発表がより共感して聞けたのではないでしょうか。それぞれ自分の課題に直面し、成し遂げたことに自分の成長を見出して欲しいです。」と講評をいただきました。

  

 

この発表会でさらに代表に選ばれた講座が、1月29日に行われる学習活動発表会でも発表します。

  

  

  

 

みぢかいごイベントに行ってきました!

さんだの福祉・介護・魅力発信をしている「みぢかいご」のHPに有馬高校の生徒を載せていただきました!

 

 「みぢかいご」とは、”もっと皆さんにさんだの福祉(介護)の仕事の魅力を伝えたい”との思いを同じくする三田市内社会福祉法人・NPO 法人で集まりの場を持ち、みぢかいご(身近+介護)としてHPで情報を発信されています。

 その中で、「社会福祉法人 ジェイエイ兵庫六甲福祉会 オアシス三田ホームヘルパーステーション」と「NPО法人 WELnetさんだ 就労継続支援B型事業所ふたば」にそれぞれお邪魔し、職員の方々に仕事の魅力をお伺いしてきました。その様子がYouTubeにあげられていますので、よかったらご覧ください。

https://www.youtube.com/@midikaigo

また、11/19にはみぢかいご主催のイベント「介護・福祉フェスタ」が行われ、動画の紹介もされていました。これをきっかけに多くの人に介護や福祉について知ってもらいたいと思います。ご協力いただいた皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

  

防災ジュニアリーダーの取り組み(避難訓練)

11月21日(月)に避難訓練が行われました。

本校の防災ジュニアリーダーからの提案により、生徒には避難のタイミングを知らせず、

より実践的な形で避難訓練を行いました。

 

休み時間に警報が鳴り、生徒たちは放送を聞いて、自分たちで体育館前に集合しました。

集合後は防災ジュニアリーダーから、取り組みの報告が行われました。

 

続いて、消防士の方から「実際に災害が起きたときに、意識しなければならないこと」を教えていただきました。

今回であれば、火災を想定した避難訓練であったため、「どこで火災が発生したのか」を知り、逃げる方向を間違えないことが大切だと教わりました。

 

今後、いつ起こるかわからない災害に向けて、

防災ジュニアリーダーを中心に防災意識を高めていってほしいと思います。

福祉講演会(虐待とその予防について)

 11月21日(月)「生活支援技術」選択生徒に向けて、Office Kurihara の栗原先生より、「虐待とその予防」についてお話しいただきました。栗原先生は、今年度3回目の講演で、過去2回にはコミュニケーション法やセルフケアについてご講話いただいております。

 虐待とは、本人の生活困難状態を招いているものであり、本人のニーズが満たされていない状態をいうとの事で、身近な例では、「人の話を無視する状態」も該当するのだと学びました。

 虐待する側の心理として、イライラが募って、ということがありますが、ストレスは生理現象と同じで溜まっていくもの、それをいかに吐き出すことができるかが大切であると学びました。また、個人の問題ではなく、組織が虐待を生み出している例も教えていただき、意識を高く持つ必要があると感じました。

 後半には西宮市のPASネットの取り組みから、人権擁護について考えることができました。本人の意思を大切にすること、本人中心に周囲がサポートすること、なんでも本人のやりたいことを容認することが必ずしも良いわけではないなどたくさんのことを考えました。

 

前回同様、最後にはグループでシェアリングしました。知識・方法・技術を見直すこと、こころの傷は見えないということ、本人中心の支援を考えること、日常的な情報共有の大切さ、スーパーバイザー(経験ある指導者)の確保と活用についてなど、大切なことをたくさん知りました。仲間の意見を聞くことで、視野がますます広がっていったようです。3回にわたり、多くのことをご教授いただきまして誠にありがとうございました。

  

 

人と自然科3年生チャレンジ教室「フラワーアレンジメント」全7回の講座が終了しました

5月10日(火)から始まった全7回のチャレンジ教室が、11月8日(火)に最終回を迎えました。

 

今回の授業では、季節に合わせ、クリスマスリースの制作を行いました。

 

まずは、生徒が見本で制作したクリスマスリースを見せながら、今回の授業内容を説明しました。

また、クリスマスやリースが持つ意味、使用する花材が持つ意味も説明しました。

例えば、リースは輪の形をしており、始まりも終わりもないので「永遠」のシンボルです。今回使用する花材のヒイラギには「魔除け」、ユーカリには「生命力」という意味があります。

  

説明が終わったら、校内で栽培したウンリュウヤナギを使用して、リースベースを作ります。

ウンリュウヤナギはヤナギ科ヤナギ属に属する樹木です。幹・枝・葉のどれもが捻じれる性質を持っており、フラワーアレンジメントで利用されることが多いです。

ウンリュウヤナギを巻き付けながらリースの形を作っていきます。きれいな輪になるように、生徒も一生懸命アドバイスをしました。

  

 

リースベースが完成したら、リースの飾りを選びます。学校で栽培しているユーカリやヒイラギ、クリスマスをモチーフにしたオーナメントなど、沢山の飾りの中から好きなものを選びます。

皆さんとても楽しそうに選ばれていました。

選び終わったら、いよいよリースに飾りを固定していきます。ワイヤーやグルーガンを使用し、仕上げていきます。

  

 

とても素敵なクリスマスリースが完成しました!

   

授業終了後、閉講式が行われました。最初に校長先生からご挨拶いただきました。

次に、生徒から受講生の方に修了書をお渡ししました。また、受講生の方々からチャレンジ教室を終えての感想をお話ししていただき、生徒からも受講生の方々への感謝の気持ちを述べてもらいました。

  

  

とても感動的な閉講式となり、最後に集合写真を撮影して終了です。

 

今年度チャレンジ教室を受講していただいた皆様、ありがとうございました。生徒の言葉に耳を傾け、一緒に作品制作に取り組んでいただけたことで、生徒自身の成長につながったと感じています。

これからも有馬高校の応援団として、見守っていただければと思います。

本当にありがとうございました。

 

福祉講演会(認知症サポーター養成講座)

11月9日(水)「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、三田市地域包括支援センターの岡本さま、岬さまより認知症サポーター養成講座を実施していただきました。

 

認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し,患者支援の活動を行う人で、厚生労働省が,地域・企業・学校などで開催する養成講座を受講した人に対して認定する名称です。今回受講したのは2,3年生の15名でした。

 

初めに三田市の高齢化の状況をお聞きし、これからますます認知症高齢者が増えていくだろうという予測をお聞きしました。そのような状況下で私たちができることはあるのか、コンビニのレジ対応を例にグループで考えてみました。適切な対応について、話し合い実演する中で、気づきもたくさんあったようです。

 

認知症の方に寄り添い、パートナーとしてともに見守れるよう知識を深めていきたいと思います。本日はありがとうございました。

10/29(土) 秋季オープンハイスクール (総合学科)

10/29(土)秋季オープンハイスクールが実施されました。

体育館では総合学科説明会・全体説明会が行われました。

総合学科説明会ではWILLスタッフによる「産業社会と人間」・「ARIMA探究」の説明、

「2分間スピーチ」が披露されました。

  

特色ある授業の中で、授業選択者によるダンスの披露もありました。

 

最後には卒業生インタビューも行われ、有馬高校時代の思い出や、どのように高校生活を過ごしたのか、

WILLスタッフの質問に卒業生が答えてくれました。

中学生のみなさんに有馬高校の良さが少しでも伝わっていたら幸いです。

 

全体説明会では学校長のあいさつにはじまり、有馬高校の概要・国際理解教育について説明されました。

 

 

説明会のあとは、授業見学・部活動見学が行われました。

中学生のみなさん、有馬高校に少しでも興味を持っていただけましたでしょうか。

今後は12月23日(金)に冬季学校説明会、1月28日(土)に学習活動発表会がございます。

詳細は随時更新されますHPにてご確認ください。

 

福祉講演会(シナプソロジー)

10月24日(月)3年「生活支援技術」選択生徒に向けて、株式会社Be-upの岡本さまより「シナプソロジー」について教えて頂きました。

 まずはじゃんけんポン!で運試し。相違じゃんけん、計算じゃんけんと続きます。少しずつ難しくなって「間違えた~!」と笑顔があふれます。

  

 そして、脳の機能や構造など、身体を使って分かりやすく説明していただきました。前頭葉=動く・考える、頭頂葉=感じる、側頭葉=聞く、後頭葉=見るなど、頭の部分をおさえながらスパイスアップ!(刺激を変えます)ここで大切なことは、”口に出して言いいながら”やることです。どうやら脳は、手や足、口からの刺激をより多くとらえるようです。 

 

 脳の機能についてわかっていることはまだまだ少ないながらも、どうやら直観、第六感といった世界は研究が進んでいるようです。また、「さあやろう!」と少し意識しただけで、脳への刺激はすでにスタートしており、ちょっとした変化がもたらす影響は大きいといったお話が大変興味深かったです。

  

岡本先生、本日はありがとうございました。

手話講習会①②

10月6日と20日(木)5,6限に「コミュニケーション技術」選択生徒に向けて、手話講習会①②を実施しました。三田市手話サークル礎さんより、2名の講師をお招きし、全5回にわたって手話を教えて頂きます。

 

 初日は、”聴覚障害者”について聴こえ方にもいろいろあるということ、耳の聞こえない方とのコミュニケーション方法には、筆談、手話以外にもたくさんあるということが分かりました。例えば身近なスマホや携帯電話。画面に伝えたい内容を打ち込んで相手に見せると伝わります。身振り、手振りなどジェスチャーで伝わることもたくさんあるので、手話を知らないから、とコミュニケーションすることを諦めないでほしい、との言葉が印象的でした。

 

 2日目の本日は、前回の復習と日常生活において、聾者の方はどのような工夫をされているのかを考えました。音のもたらす情報はたくさんあります。足音や家電製品の音、小鳥のさえずり、風の音、実にさまざまな音にあふれています。特に車のクラクションなど危険を知らせる音に関しては、しっかりと伝えていくことが大切です。

 後半には趣味、好き嫌い、得意・苦手なことなど講師の方と手話でコミュニケーションをとることができました。それぞれ手話を知らなくても、ジェスチャーで伝えようと頑張っていました。

  

次回は10月27日です。楽しみにお待ちしております。

10/19(水) 人権講演会

10/19(水)5・6限に人権講演会があり、佛教大学から原清治先生にお越しいただきました。

テーマは「~学校におけるいじめ未然防止について~」です。

感染症対策のため、昨年度と同様に放送室から各教室に、代表生徒と原先生の対談をZOOMで配信しました。

 

SNSにおけるいじめから、コロナ禍における現代社会の問題について、活発な議論が行われました。

教室で聞いている生徒たちは、熱心にメモをとりながら話を聞いていました。

 

最後に代表生徒から原先生に本日の講演会のお礼を述べました。

今日学んだことをこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。原先生ありがとうございました。

 

 

福祉講演会【セルフケアについて】

9月26日(月)3,4限目に、Office Kuriharaより栗原先生をお招きし、対人援助職におけるセルフケアについてご講義いただきました。

 

 対人援助職とは、一般的に医師や看護師、リハビリ専門職など人を援助する仕事のことを言います。そういった方たちは、対象者の方に「自分を大切にしてください」「休むことも必要です」と説いているにも関わらず、援助している自分自身のニーズは後回しにしてしまい、疲れ切っているという状況が生まれています。

 セルフケアとは、自分で自分の健康を管理することで、ストレスに早く気づいて手当をすることが大切であると学びました。また、ストレスには悪いものばかりではないこと、それを糧にステップアップする機会にもなることを知りました。さらには、ステップアップも順調にいくものばかりではなく、行きつ戻りつ、らせん状に成長していくものもあるということが分かりました。

  

 最後は本日の気づきをシェアしました。グループで話し合った内容を発表し合ってより理解を深めることができました。次回は「虐待予防」として11月21日に講演していただく予定です。栗原先生ありがとうございました。

篠山市で配布されているヨウ素安定剤 視覚支援のおめめどうカレンダー 

 

第20回さんだボランティアまつり

9月24日(土)三田市総合福祉保健センターにて、「第20回さんだボランティアまつり」が開催され、有馬高校から3年生有志6名の生徒がボランティアとして参加しました。

台風が遠ざかってくれたおかげで、心配していたお天気も快晴で、無事開催されました。三田市内のさまざまな団体による物販ブースや福祉体験コーナー、舞台発表がありましたが、有馬高校ボランティア生徒は、さっちゃんの着ぐるみに入って来場客へご挨拶&館内案内をさせていただきました。

 

また、福祉体験コーナーに生徒自身も参加し、たくさんの学びをいただいたようです。

  

片付けも最後まできっちりとできました。みなさんと記念撮影。三田市社会福祉協議会、三田市ボランティア連絡会、さんだボランティアまつり実行委員会の皆様をはじめ、たくさんの方にお世話になりました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

高大連携授業(神戸松蔭女子学院大学)

 9月21日(水)1,2限に「こころとからだの理解」において、神戸松蔭女子学院大学との高大連携授業として、中村先生にお越しいただき、「人の話をきくこと」についてご講義いただきました。

 まず初めに、「こんな相談を受けたら皆さんはどのように返答しますか?」といってワーク①に取り組みました。たいていの回答は否定的な相談者に対して、「そんなことないよ、私がついてるよ」「こんなふうにすれば上手くいくんじゃない?」とアドバイスのような発言を記していました。

  

 先生のお話の中で、親子関係、友人関係、恋人との関係、教師との関係…色々な人間関係において求められていることは共通してある、とお聞きしました。それは、相手のことを「受け入れること、認めること、尊重すること」です。簡単なようで、実はとても難しい技術です。人はお互いにこういう気持ちを持っており、自分の話を聞いてもらいたい欲求があります。そういった欲求をお互いに満たしていくことで、信頼できる人間関係が形成されていくことを知りました。

  先生のお話後のワーク②では、「そうだったんだね、悲しい思いをしているんだね」といったように、相手の発言を否定せずに受け入れ返していくように考えることができていました。コミュニケーション能力は、話の聞き方がとても重要であると改めて気づくことができました。

中村先生、お忙しい中ご講演頂きましてありがとうございました。

有高チャレンジ教室「フラワーアレンジメント」~9/27(火)授業開始時間変更のお知らせ~

学校設定科目「フローラルアート」は、フラワーアレンジメント技術を2年生から3年生まで2年間専門的に学ぶことができ、高度な技術を習得できる授業です。

3年生では外部講師の先生をお招きし、より実践的な授業を受けることができます。また、これまで学んできた知識や技術を生かし、生徒自らが先生役となり地域の方々にアレンジメントを教える「チャレンジ教室」を開講しています。

 

今年度も定員を超える応募があり、その中から厳正なる抽選で選ばれた10名の受講生の方が決定。5月10日(火)に第1回目のチャレンジ教室が開講しました。

 

9月13日(火)に開講された第4回目のチャレンジ教室では、有馬高校で栽培している「トクサ」を用いたアレンジメントを制作しました。

トクサの他にも、有馬高校で栽培している「センニチコウ」や「アゲラタム」、パスカル三田で購入した「スプレーギク」や「ミズヒキソウ」など、季節の花材を使用しました。

 

これまでのチャレンジ教室では、形や寸法が決められている作品を作ってきましたが、今回のアレンジメントは“自由”に制作してもらいました。

 

基礎の復習も兼ねて、スポンジセットや花材の切り方・挿し方も生徒が丁寧に説明しました。

   

トクサは内部が空洞になっているため、ワイヤーを挿し込み、自由自在に形を作ることができます。

  

生徒もデザインや花材の挿し方などをアドバイスしながら、一緒に作品制作に取り組みました。

   

約1時間半かけて完成した作品がこちら。素敵なアレンジメントが完成しました。

   

< チャレンジ受講生の方への連絡 >

次回のチャレンジ教室は、9月27日です。この日は体育大会予行前日のため、40分授業となります。5時間目の授業開始時間が12時35分からとなりますので、ご予定をお願いいたします。

※悪天候により、行事予定、時程等が変更になる場合があります。その場合、再度ブログ情報を掲載しますので、お手数をおかけしますが、確認をよろしくお願いいたします。

ご不明点がある場合は、079-563-2881(学校)へご連絡ください。

 

要約筆記講習会(福祉選択生徒)

9月8日(木)コミュニケーション技術の授業において、三田市ボランティアサークル「三田サマリー」より3人の講師をお招きし、要約筆記について学びました。

  

要約筆記とは、簡単に言うと、耳の聞こえない方の通訳です。講演会や、イベント等で活躍するほか、難聴者さんの病院について行ったり、三者面談で担任の先生との会話をお伝えしたりさまざまな場面で活躍されています。その要約筆記について、注意点や書く時のポイントなどを教えていただきました。

実際に文章を要約してみる体験をしてみて、人が話すスピードがいかに早いか、わかりやすく要約するには頭の回転が大切、といったことに気づきました。一見簡単そうにされていましたが、自分たちで体験すると「早い!」「ついていけない!」「これどう言い換えるんだっけ?」と頭をフル回転にして実践していました。

  

普段あまり意識していませんが、イヤホンで大音量の音楽を聴いていると、若年性難聴になる人も多いそうです。改めて自分事としてとらえる機会となりました。貴重な体験をありがとうございます。

福祉講演会(助産師の仕事について)

9月7日(水)「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、三田市民病院の助産師さんをお招きし、お話を伺いました。

助産師は、主に出産を控えた妊婦さんの支援や、産後の赤ちゃんやお母さんのケアのみならず、女性を一生涯にわたってサポートするお仕事です。その活躍の場は開業、市役所などの地域、病院勤務等さまざまあります。

講義の中で特に印象に残っているのは、出産時の「バースプラン」というものです。どんなお産がしたいか、入院中どう過ごしたいかなどについて考え計画することで、妊婦さんが積極的にお産に参加するという前向きな気持ちを引き出すことができるそうです。その後、DVDで実際のお産の様子を見た生徒たちは啞然としていました…

 

また、後半は妊娠・出産の概要を教えていただくとともに、妊婦体験ジャケットの着用、赤ちゃんのおむつ交換、産着の着脱を体験することができました。チャイムが鳴ってからも「もっと体験したい」と名残惜しそうな生徒が多かったのが印象的です。

 

本日は、ありがとうございました。

8月30日 全校集会

8月30日 テレビ会議システムを活用し、オンラインにて全校集会が行われました。

生徒たちは各ホームルーム教室で校長先生のお話を聞きました。

  

また表彰伝達が行われ、夏休みの生徒たちの頑張りが表彰されました。

部活動や農業クラブ大会、授業での取り組みなど、様々な分野で生徒たちが活躍しました。

  

「第70回近畿学校農業クラブ 意見発表 分野Ⅱ類」で最優秀賞に選ばれたT.M.さんの発表も行われました。

全国大会でも悔いのない発表をしてほしいです。 

秋からも多くの場面で生徒たちが活躍できるように、教員一同サポートしていきます。

福祉講演会(脳の不思議~こころとからだの関係~)

あなたのこころはどこにありますか?

と聞かれ、皆さんはどこを指しますか?そんな質問からお話がスタートしました。私たちのこころは脳にあります。好きな人を見るとドキドキするのも、脳からの神経伝達物質の影響ということを知りました。脳の不思議について、湊川短期大学 松尾先生にお越しいただき、さまざまな角度から教えていただきました。

脳がストレスを感知するとホルモンのバランスが崩れ免疫が低下すること、日照時間の短くなる冬から春にかけてうつ症状が出やすくなること、脳の前頭前野の発達がストレスコーピング(ストレスへの耐性)を強めることにつながるなど、大切なお話がたくさんありました。

 

また、脳に関する豆知識(男性脳・女性脳の特徴や一目ぼれの仕組みなど)やストレスコーピングのセルフチェック、空間認知チェックなど体験もたくさんあり興味・関心がますます高まりました。松尾先生、貴重なお話をありがとうございました。

 

有高祭 6月16日・17日

6月16日(木)・17日(金)の2日間にわたって有高祭が行われました。今年度も感染症対策を十分に行った上で短縮した日程ではありますが、無事開催することができました。

1年生はクラス展示を行いました。準備期間が少ない中、クラスで協力して様々な展示を見せてくれました。

  

2年生は昨年度に続いて露店を行いました。様々な工夫をして体験型のゲームを準備してくれました。

3年生は演劇を行いました。高校生活最後の有高祭としてクラス全員が一致団結した劇を披露してくれました。

  

学年だけではなく、たくさんの文化部もそれぞれの活動を披露してくれました。

  

新型コロナウイルスの影響で、学習活動においても制限がかかる中ではありますが、感染症対策を十分に行い創意工夫をしながら無事に有高祭を行うことができ、大変うれしく思います。

 

レクリェーション実習をしてきました!

 有馬高校総合学科3年次生「福祉」選択生徒13名が、「いこいの家さんだ」にお邪魔して、レクリェーション実習を実施させていただきました。

 

 学校から徒歩10分の宅老所で、たくさんの高齢者の方が利用されています。到着してすぐ、「よく来たね~」「いらっしゃい」「今日はよろしくね~」と優しく出迎えていただきました。

 挨拶もそこそこに、早速スタート。1グループめは、「Let’s シュート!!」と題して、紙コップに球を入れていくゲームを行いました。遠くから投げる人、近くからするりと放り込む人さまざまな方がいらっしゃいました。

 

 2組目は「ふうせん文字当てゲーム」。風船バレーの要領で、風船に書いてある文字を当てます。簡単なキーワードから馴染みのない単語まで、難易度も上がっていきましたが楽しみながら当ててくださいました。

 

 最初は緊張の面持ちだった生徒たちも、たくさんの笑顔に囲まれ、リラックスしながら楽しませていただきました。最後はプレゼントもいただき、とてもうれしかったです。ありがとうございました。

 

福祉講演会(看護師の仕事について)

 6月1日(水)1,2限「こころとからだの理解」授業内で、看護師(本校卒業生)の方をお招きし、仕事についてを中心にお話を伺いました。

 

 看護実習生の1日、実習記録をたくさんの専門書と格闘しながら書いたこと、看護師の1日、病棟看護師以外の働く現場、看護師のやりがい、仕事をする上で大変なところ等、多くの視点から教えていただきました。特にライフワークに合わせて職場を変えることができる良い職業であると感じました。

 後半にはインタビューを実施し、生徒たちの素朴な疑問に答えていただきました。病院で何課がおすすめなのか、どんな人が向いているか、学校を選択する際の決め手など幅広い質問がありました。授業選択生徒の中には、看護師希望も多く、皆熱心に質問していました。

 

 先輩、ご指導ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。

進路指導部 75回生「面接講座」

5月31日放課後、3年生の就職・公務員希望者と早期に面接練習が必要な進学希望者を対象に面接講座を行いました。

講師は、毎年お世話になっている山口学園 ECC国際外国語専門学校の鈴木あさみ先生です。

卒業生からも「とても役に立つ講座」と好評で、面接試験を受けるにあたってのポイントをわかりやすく教えていただきました。

就職・進学を問わず、面接での印象は合否に影響します。先ずは、身だしなみ・所作・表情を意識しましょう!

アシスタント3名が良い見本を示してくれたおかげで、参加者全員がきれいな挨拶を意識できるようになりました。最後の質疑応答では、高校生らしい疑問がいくつも出てきましたが、その意欲的な姿勢こそが、進路実現のカギだと思います。今日の講座の内容を思い出しながら、面接対策に取り組み、合格を掴めるよう頑張っていきましょう!

 

スポーツⅣ~ダンス~

 スポーツⅣの授業では、特別非常勤講師を活用し、ダンスに取り組んでいます。9月の体育大会に向けて、生徒たちのイメージを講師の先生に振り付けしてもらい、どんどん形になってきています。

 

 毎回新しい表現方法を教えてもらいながらも、さすが経験者たち!!吸収も早く講師の先生にもお褒めいただいています。とにかく楽しんでパフォーマンスできるよう練習に励んでいきたいです。

  

 大倉先生今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

福祉講演会(点字講習会)

 5月26日(木)福祉系列3年生に向けて、点訳ボランティアサークル「どんぐり」さんより講師をお招きし、点字講習会を実施しました。

 

 点字の成り立ちや概要、規則性など細かくご指導いただきました。さらに点字一覧表を見ながら実際に点字を打つことにチャレンジしました。力の入れ具合が難しい!手首が痛くなる!など一筋縄ではいかない様子でした。

  

 そのあとに、パソコンでの入力を体験してみて、なんと軽快に進められること!修正も一瞬です。その違いに驚きました。そのように、便利なものがなかったとしても、街中で「何か困ったことはありませんか?」と一声かけられる人がたくさん増えると、より豊かな社会につながると感じました。

 

 どんぐりさん、お忙しい中ありがとうございました。

福祉講演会(薬剤師の仕事について)

 令和4年5月11日(水)、2・3年「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、薬剤師の先生より、薬剤師になるまでの道のりや仕事について、薬の種類や服用など多方面にわたってご講義いただきました。

 昨今、新型コロナにおけるワクチン接種や治療薬の開発などの話題も多く、薬について考える機会も多いと思います。実は薬の開発には長い年月と莫大な開発費用がかかっているとお伺いし、新型コロナワクチンの開発がとても早かった背景にはどのようなことがあるのか、考えるきっかけをいただいたように思います。

 また、薬の種類や服用方法、飲み合わせのお話など、私たちの生活に密着したお話もしていただきました。自分の「かかりつけ薬局・薬剤師」を決めておくことで、薬の重複を防いだり、相談をしたりすることが可能です。今後、地域社会で病院・施設・薬局などが連携していくことも大切であると感じました。

 

お忙しい中講演に来てくださり、ありがとうございました。

令和4年度 離任式

4月11日(月)午後から体育館で離任式を行いました。ご多忙の中、8名の先生が来校し、一人ずつ離任の挨拶をしてくださいました。

 

先生方の話を聞き、出会いと別れの重みを実感することができました。離任される先生方の想いを引き継ぎ、

これからの高校生活を送ってもらいたいです。

 

生徒会よりお世話になった先生方に花束が贈呈されました。

離任される先生方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

令和4年度 着任式・始業式

4月8日(金)赴任された先生方の着任式と令和4年度始業式が行われました。

 

今年度も感染対策を十分に行った上で、新2、3年生が体育館に集合し実施しました。

本年度も引き続き感染状況を踏まえながら、感染防止策を創意工夫して、教育活動を行っていきます。

新たな先生を迎え、本日より新学期が始まります。期待や不安など様々な気持ちを抱えながら、

皆さんが良いスタートを切ってほしいと思います。

75回生「総合的な探究の時間」1年のまとめ

3月の特別編成授業を活用し、総合学科2年次生の1年の学びとして、各クラスでポスターを作成しました。

 「新聞読み方講座」を通して社会の出来事に目を向け、多角的に物事を捉えることを意識しました。SDGsワークショップも実施し、世界や日本がどのような行動をすべきか知ることができました。

 また、「探究基礎講座」では3年次の課題研究に向け、基礎力をつけるべく、探究のサイクルを一通り体験しました。SDGsをベースに個人で課題を設定し、さまざまな社会問題を解決するために私たちができることについて発表しました。

その他にも、言語力ドリルや小論文模試を通して、進路実現に向け、自分の意見が他者に伝わるように文章で表現する力を養いました。このポスターは1月の学習活動発表会で展示する予定でしたが、体育館での実施が見送られましたので、ブログでご紹介します。

最後は修学旅行についての紹介です。

2年次の学びを、3年次でも存分に活かしてください!

課題研究ガイダンス

3月8日(火)3,4限を活用し、総合学科2年次生に向けて課題研究ガイダンスを実施しました。課題研究は、総合学科の学びの集大成と言われており、自らが設定した課題の解決に向けて調査・研究していきます。その事前指導として、身近な三田市の課題について知るべく、三田市役所職員の方々にご講演頂きました。

 

①若者のまちづくり課より 「三田市全体の課題」

②まちのブランド観光課より「市外から見た三田の課題」

③産業政策課より     「内側からみた三田の課題」

と題し、さまざまな角度から三田市の課題について教えていただきました。三田市は過去10年連続日本一の人口増加率を誇り、現在11万人の人口を抱える都市です。しかし、移り住んできた世帯が今まさに高齢化を迎えており、今後も急速に進むと言われています。また、三田の観光や産業とも絡め三田の強みや課題について知ることができました。最後に

「あなたの夢は何ですか?将来の設計図、どのような未来を生きたいと思うか、どのような社会にしていきたいか、そういった視点を大切に課題に取り組んでいってほしいです」とのお言葉を頂きました。

本日伺った内容をもとに、3年次の課題研究へと進んでいきます。ぜひ大きな視点を持って研究に取り組んでいってください。三田市役所の皆様、お忙しいところ本日はありがとうございました。

 

「こころとからだの理解」校外実習

3月2日(水)「こころとからだの理解」選択生徒4名で、以前講演に来ていただいた土田さん宅へ訪問してきました。頸髄損傷のため、首から下が動かない土田さんですので、どのように住みやすい環境を整えているのか実際に見学させていただきました。

一般のアパートに賃貸で住まわれているので、改修することはできません。さまざまな道具を作りだしたり、色々な工夫をされていました。例えば、テレビのリモコンを固定し、口に加えたお手製のタッチペンで押して操作する、車いすの段差を越えるためにスロープを設置する、多くのヘルパーさんが関わるので、物品の所在を分かりやすくするなど、至る所に土田さんの気遣いがちりばめられていました。

車いすからベッドへの移乗は、リフトを利用されているので、実際に体験させていただきました。片手でリモコンを操作しながら、利用者さんの動きをサポートしていく難しさを知り、机上で学ぶことでは得られない知識を得ることができました。長時間にわたりお邪魔させていただきありがとうございました。

 

福祉講演会(福祉について)

 2月9日(水)3,4限の時間を使って、日本福祉大学の野尻教授より、「福祉って何?」「スクールソーシャルワーカーによる支援」の2本立てでご講演頂きました。

 ふくしとは、「ふだんのくらしのしあわせ」=みんなが幸せに暮らすことである、とお話いただきました。

 生徒たちに「幸せですか?」と投げかけると「友達といると幸せ」「布団の中でゴロゴロしていると幸せ」と何気ない日常の幸せを話してくれました。うん、確かにそうだけど、自分の幸せだけではなく、どんな人も幸せって実は結構難しいことなんですよ。ここから野尻先生のお話に引き込まれていきました。

 例えば介護に追い詰められて家族を手にかけるケース、虐待死させられる子どもたち。「こういう家族のもとに生まれ、こういう環境で育ったから、仕方ないよね」で済まされてよいはずがない。見放されて良い命なんてない。そう、力強く語っていただきました。色んな人が暮らしている社会で「共に生きる」ということを考える学問が福祉です。障害を持っている方、高齢者、子ども、私たちみんなが関わることです。こうした野尻先生のお話から、改めて福祉の大切さに気付くことができました。

 後半は、スクールソーシャルワーカーに関して、教えていただきました。学校現場などで困難を抱える子どもたちに寄り添い、その解決を目指します。ある事例をもとに、エコマップを活用しながら検討していきました。子どもたち自身の意見を聞くこと、本人の意向を大切にするという視点が欠かせないとおっしゃっていました。また、その子の課題を解決するのみではなく、地域のありさまに目を向けていくこと、働きかけて変化を起こすことが可能なのがソーシャルワーカーだと学びました。

 

 途中、ワークも折り込みながらあっという間の2時間でした。野尻先生お忙しい中お越しいただき、ありがとうございました。

 

75回生総合的な探究の時間(小論文ガイダンス)

2月1日(火)総合学科2年次生を対象として、第一学習社より小論文ガイダンスを実施していただきました。テーマは「自己PR」についてで、3年次の入試や就職試験に向けての準備になります。

自己PRを作成するにあたって、志望先の求める人物像と自分自身のアピールポイントをマッチングさせることが大切であると教えて頂きました。自分自身を知ること、すなわち自己分析することはとても難しいことではありますが、自分らしさ、自分の特性、自分の活動さまざまな面からリサーチしていきましょう。

講義棟の広い空間で、換気を実施しながら寒い中でのガイダンスでしたが、皆さんよく集中して聞いていました。次回下書きを持って推敲していきます。森岡先生、お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。

  

75回生 有高インターンシップ 三田市消防本部

1月19日と20日の2日間、三田市消防本部において有高インターンシップが実施されました。

オミクロン株の感染拡大が懸念される中、万全の対策で受け入れてくださった三田市消防本部の皆様に、心よりお礼申し上げます。

今回参加した生徒は、高校卒業後消防職を目指したいと考えている2学年男子2名です。

体験内容は、消防の仕事についての講話、庁舎見学、訓練式礼、普通救命講習、各種訓練等です。

担当教員が巡回した時の活動は、はしご車搭乗と高所救助訓練。

有高卒業生が一緒に搭乗。頼もしい姿に感激です。

圧巻の50m級!少しの風でもかなり揺れます。

そして、そのはしご車での高所救助訓練。

実際に救急車や消防車が出動する場面もあり、緊張感みなぎる訓練となりました。

この経験を今後の学校生活に活かして、三田市消防本部で働ける日が来るように、頑張ってほしいと思います。

三田市消防本部の皆様、本当にお世話になりました。

この活動は、三田市消防本部公式インスタグラムでも公開されてます。

 

75回生 2学年のみなさんへ

今週に入り2学年の生徒の中で、新型コロナ感染症陽性者や家族の中で陽性者が出たために自宅待機となる生徒が、数名出てきました。それにともない感染を心配して欠席する生徒が多数出てくる状況となりました。そこで感染拡大の防止と感染の不安を取り除くために、1クラスは本日より、それ以外の5クラスは明日より、1月24日(月)までの期間を自宅待機として健康観察を行うことにしました。この期間の注意と連絡事項は次のとおりです。

(1)1日2回検温して、もしも体調の変化があればすぐに受診してください。

(2)家の中でも手指消毒、マスク着用、黙食を励行してください。

(3)バランスの良い食事をとり、睡眠時間を十分に確保してください。

(4)1月24日(月)朝に健康状態チェックシートをClassroom,Classiで配信しますので、午前10時までに回答してください。

(5)その結果によって、1月25日(火)より登校できるか、自宅待機を継続するか判断します。登校日について1月24日(月)中に有高ブログ、Classroom,Classiで連絡します。

(6)今後の連絡は、有高ブログ、Classroom,Classiで行いますので注意しておいてください。

福祉講演会(発達障害の理解)

 1月19日(水)総合学科2年次「介護福祉基礎」選択生徒に向けて、「発達障害の理解」と題し、当事者である元村祐子さんにお越しいただきました。

 

 元村さんは4人のお子様がおられ、中には発達障害を抱える子もいる中で気づいたこと、自身のこれまでの経験を踏まえ発達障害について大変わかりやすく教えていただきました。見た目にはわからないけれど、たくさんの困難があるということを知りました。

 発達障害者が10人いれば10人とも特性が異なりますが、その根っこを辿っていくと、3つの特性にたどり着くということも教えていただきました。①社会性 ②コミュニケーション ③想像力 に課題があるということです。言葉を額面通りにしか受け取れない、応用が効きにくい、場の雰囲気を読み取れないなど一見気づきにくい問題なので、誤解されやすいそうです。

 発達障害を持っていても持っていなくても、自分がどのようなことに困るのか、それについて助けを求められるようになることが大切という言葉が印象的でした。お忙しいところ講演にお越しいただきありがとうございました。

 

福祉講演会(視覚障害について)

 1月18日(火)3,4限、総合学科2年次「社会福祉基礎」選択生徒に向けて、視覚障害当事者である西岡さんよりお話いただきました。

 西岡さんは60代に入る頃「まぶしくて涙が止まらない」という体験をし、眼科にかかった際「網膜色素変性症」であることが判明しました。遺伝性の難病だということですが親戚にそういった病気の人はいなかったそうです。日に日に見えにくくなる不安や恐怖は計り知れません。

 失明するかも知れない不安と闘いながら、その後の生活のため京都にあるライトハウスというところで、さまざまな研修を受けたそうです。白杖(目の見えない方が使用する杖)を使っての歩行やパソコンの操作について、点字の読み方、生活場面で必要な動作(料理の方法など)などさまざまなことを学ばれたそうです。目が見えなくなってからも太鼓や日舞をされ可能性を伸ばし続けておられます。

  

 「できないことはあるけれど、できることもある」「初めの一歩を踏み出すのはとてもしんどいけれど、半歩からでも前に進むことが大切」「これからたくさん悩むこともあるでしょうが、挑戦することを忘れないでください。」等たくさんのメッセージをいただきました。西岡さんお忙しい中お越しいただきありがとうございました。

75回生修学旅行 人と自然科その16 無事到着しました

 人と自然科です。

 21時過ぎに無事有馬高校に到着しました。

 旅先で買ったお土産で、荷物が膨らみましたね。

 濃厚な3日間はいかがでしたか?クラスメイトとの大切な思い出は作れましたか?

 保護者のみなさん、お迎えありがとうございます。

 以上で人と自然科修学旅行の報告を終了します。この修学旅行でお世話になりました全ての皆様に心から感謝申し上げます。また、ブログでの報告をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

 それでは生徒の皆さん。しっかり体を休め、体調管理をしっかり行いましょう。17日(月)に皆さんと元気に学校で会えることを楽しみにしています。

75回生修学旅行 人と自然科その15 解団式&到着予定時刻案内

 現在岸和田SAでトイレ休憩を終え出発。順調に学校に向かっています。

 車内では解団式を行なっています。

 現時点での人と自然科学校到着予定時刻は21時です。

 人と自然科のバスは学校に到着します。定時制生徒の下校時間と重なっていますのでお車でお迎えの場合は、西門(大温室側)からお入り下さい。