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カテゴリ:農業部

人と自然科 2年生 農業先進地見学実施

 11月2日(火)人と自然科2年生を対象に農業先進地見学(バスセミナー)を実施しました。この事業は阪神農業改良普及センター様にお世話になり、学校施設では学ぶことができない先進的な農業の生産現場、農業の普及、就農支援、人材育成の拠点として設置された公共施設の見学を通じて、実社会と農業のかかわりなどの見識を深める目的として行っています。

 今年度の研修先は(株)ネクストファーム(次世代園芸 大規模トマト栽培施設)と兵庫県立楽農生活センターの2か所です。新型コロナウィルスは少しずつ落ち着きをみせているものの、まだまだ気は抜けません。マスクの着用、手指消毒など万全の対策で実施しました。

 最初の訪問先は兵庫ネクストファームです。

 ひょうご次世代施設園芸モデル団地として整備されているこの施設は、敷地面積8.2haに、中玉トマト、ミニトマト合計9万本を栽培している巨大トマト生産施設です。施設に病気を持ち込まないように手をしっかり洗ってから入ります。

 まずは担当の方から、水源や木質チップを使用したボイラー設備施設などの施設概要や、二酸化炭素などの環境制御技術、G-GAPを取得している栽培、作業管理体制、販売状況などの説明を受けました。

 そしていよいよ施設見学に移ります。ICTを活用した施設は、気温、湿度、二酸化炭素濃度、日射などを制御し、作物の生育環境を最適化して生産性の向上や合理化を図っています。

 少しだけ栽培区域を見せていただきました。圧巻の光景ですね。ちなみに8月に定植したトマトは約2ヶ月後の10月から収穫開始。翌年の7月まで収穫します。

 収穫後の調整、袋詰めも機械化が進められています。自動計量機も導入され作業が効率化されていました。

 ちなみにこの施設は、適正に農業を生産している国際的な指標である『GGAP』も取得しています。床面の印はもちろん、安心安全な農産物生産、そして働く人の安全のために写真付きの注意事項が至る所に掲示し、工夫されていました。

 授業で学んだICT、GAP、植物工場などを間近に見ることができ、有意義な研修となりました。

  後半は兵庫楽農生活センターです。

 まずはお昼ご飯。密を避けて、屋外で食べましょう。天気も良くて気持ちが良いですね。空いた時間は直売所で研修を行う姿も見られました。

  そして研修スタートです。センター長から直接お話をいただきました。「楽農生活」は農業体験や交流を通じて食や農に親しむ暮らしとして兵庫県が提唱しているライフスタイルです。そしてこの「楽農生活を体験、実践できる拠点として施設された施設です。

 田植えや稲刈り、野菜や果樹の収穫などの体験はもちろん、農業を楽しみたい人のための市民農園(講師付き)さらには将来就農を真剣に考えている人のために、ハウスや農地を与えられ1年間修行する「就農コース」など、農業の普及に係わる拠点施設を担っています。ちなみに施設内には兵庫の特産品を使ったレストランもあり、予約が取れないほど人気なのだそうです。

 講義の後は施設見学です。就農コースでひとり1棟与えられる本格的なビニルハウスや、親子体験教室で田植え、稲刈りに使われる水田。収穫体験で使われる果樹園や野菜畑、作業場などの施設を見学し、講義内容の理解がさらに深まりました。

 

 今回実施した先進地見学では、普段学校での座学で学んだ内容を実際に自分の目で確かめることができた、大変有意義な時間となりました。将来就農を目指している生徒はもちろん、そうでない生徒にとっても将来に生きる経験になったと思います。

 ご説明いただいた施設担当者の皆さま、そして全面的にバックアップいただいた阪神農業改良普及センター様、本当にありがとうございました。

人と自然科 人博連携セミナー『秋の野原の虫取りで 触って感じる生物多様性』

 10月29日(金)人と自然科1年生「人と自然」の授業で、今年度4回目となる「ひとはく連携セミナー」を受講しました。

 第3回 人博連携セミナー『公園をデザインしよう』に関する記事はこちら

 有馬高校 人と自然科 と 県立人と自然の博物館 とは、ひとはくセミナーの受講について協定を結んでおり、学校設定科目「人と自然」の授業で年間8回、生徒が県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の専門員から直接専門的な講義を受講してます。この日は『秋の野原の虫取りで 触って感じる生物多様性』をテーマに、八木剛研究員に講義をいただきました。

 生物多様性とは生きものの豊かな個性とつながりのこと。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で様々な環境に適応して進化し、3000万種とも言われる多様な生きものが生まれています。そして全てが直接的、間接的に繋がり合って生きています。講義後、生物多様性を実際に感じるため、人と自然の博物館の隣にある深田公園で昆虫を中心とした生きもの採集を行いました。虫とり網を手に、公園に繰り出します。

 さあ、みんなで捕まえましょう。目標は一人3匹です。

 先生からのアドバイスとして、がむしゃらに捕まえるのではなく、どこにいるのか考えることが大切とのことです。たとえば風が吹いているときには虫の行動が少ないので、止まってじっとしていることが多い・・など昆虫の行動を知っておくことも重要とのことです。

 GETしました。捕獲した昆虫は、チャック付きの袋に入れておきます。

 最初は「触るのが苦手・・・」と言っていた生徒も楽しく全力で捕獲している姿が印象的でした。

 約40分かけて捕獲した昆虫を研修室に持ち帰り、ボードに書かれた種類ごとに貼っていきます。(かわいそうに見えますが、チャック付き袋に入れる方法が、羽などを傷めずに捕かまえておく、最善の方法なのだそうです。)

貼られた昆虫(生きもの)を先生が同定し、名前を記入していきます。結果はこんな感じです。

 今回41名で虫とりし、60種類131個体を捕獲することができました。身近な公園だけでも生物多様性を感じることができましたね。

 先生のお話では他のイベントに比べても多くの種類が捕獲できたとのこと。また、トンボや蝶など、飛行系の昆虫の捕獲割り合いが多いと言う結果でした。(小学生が同じプログラムを行うと、蝶よりもバッタが多くなる傾向があるとのことです。)さすが高校生ですね。

  八木先生、興味深い講義、実習をありがとうございました。次回は11月5日(金)「第4紀末大量絶滅~失われた巨獣たちの世界」をテーマに、ゾウやサイなどの大型獣の絶滅と人間との関係について三枝春生研究員から講義をいただく予定です。楽しみですね。

人と自然科 農業クラブ ハニーFMに出演し全国大会報告&秋の農業祭告知

 11月2日(火)地元FM局『ハニーFM』のハイスクール特派員登場のコーナーに人と自然科の生徒4名が出演し、農業クラブ全国大会開催の報告と秋の農業祭の告知を行いました。

 

今回の放送のアーカイブリンク先(HONEYFM HP)はこちら

 現在ハニーFMでは、三田市内4校が持ち回りで毎週火曜日17:15から ハイスクール特派員登場 のコーナーを担当し、学校行事や大会、特色ある授業について紹介しています。今回担当したのは、第72回日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会意見発表会生徒実行委員長、副委員長の生徒と、有馬高校農業クラブ会長・副会長の生徒の4人です。生放送の前最後の打ち合わせです。

 まずは第72回日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会意見発表会運営の報告です。

 2人は約3年前、入学した瞬間からこの大会を運営することを決意し、準備してきました。

第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会運営頑張りましたの記事はこちら

 準備で大変だったこと、7月のリハーサル大会を踏まえ、自分たちで考え様々なことを改善したこと、全国から集まった農業高校生との交流、参加者アンケートでたくさんの嬉しメッセージが書かれていたこと・・・など大成功に終わった意見発表会について紹介しました。また、3年間の学びの集大成である課題研究発表会についても紹介。「最後まで人と自然科で農業を楽しく学びたい。みんなで楽しく卒業したい。」の言葉で前半は終了しました。

 後半は来週の11月13日(土)に開催される秋の農業祭についての告知です。先日農業クラブ会長、副会長に立候補、信任された2年生の生徒にバトンタッチしました。

2人が会長、副会長に信任された令和3年度農業クラブ総会の記事はこちら

 自分たちで栽培したダイコン・ハクサイなどの野菜、パンジー・ビオラなどの花苗、ハボタンやモチ米、ギンナンなど、自分たちの学びの成果である農産物販売についてアピールしました。また、焼き餅やポン菓子などの食品バザーが新型コロナウィルスの感染防止のため中止となったこと、そして食品バザーの代わりに農業クラブが販売する物品バザーとして、オリジナル缶バッジやTシャツを販売することなどを紹介しました。

「ダイコン・ハクサイなど人気なものは売り切れてしまうのでお早めに・・・モチ米もとても人気なので早めに手に入れて下さい。Tシャツも忘れずに・・・」というメッセージで、楽しかった放送時間は終了となりました。

令和3年度秋の農業祭のポスターはこちら

 秋の農業祭に向け、人と自然科一丸となって頑張りましょう。地域の皆さまのお越しをお待ちしております。

人と自然科 第72回日本学校農業クラブ全国大会農業鑑定競技会にて優秀賞受賞

 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会農業鑑定競技会に人と自然科生徒2名が出場し、K・Sくんが見事優秀賞を受賞しました。

 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会公式HPはこちら

 全国大会への出場を決めた、県大会大会式典の記事はこちら

 全国の農業高校生にとって最大のイベント、「農業高校の甲子園」、「農業高校のインターハイ」と呼ばれているのが農業クラブ各種競技会です。その全国大会が今年は兵庫県で開催され、10月26・27日には有馬高校でも『意見発表会』が開催されました。

 意見発表会運営頑張りましたの記事はこちら

 県内各地で競技を終え、10月28日(木)には神戸文化ホール&総合体育館に全国の参加者が集合し、大会式典が開催されました。

 式典会場には兵庫の農業や県内11校ある農業高校も紹介。有馬高校 人と自然科ブースも生徒実行委員が設営しました。

 早速大会式典会場、神戸文化ホールに入ります。

 兵庫県の紹介などの動画を見た後、いよいよ式典開始。大会式典生徒実施委員長の開会宣言の後、クラブ旗入場。大会旗に続き、全国49の単位クラブ旗が入場し壇上に並びます。

 式典では、生徒実行委員長、日本学校農業クラブ連盟会長のあいさつはもちろん、末松文部科学大臣も来賓としてご臨席いただき、励ましのメッセージをいただきました。

 いよいよ結果発表。最優秀賞には名前が呼ばれませんでしたが、見事優秀賞を受賞することができました。

 模範発表の後、最優秀賞者に日連表彰、文部科学大臣表彰、農林水産大臣表彰などが授与されました。そして大会旗が兵庫県から次年度開催県の石川県に手渡され、最後はFFJの歌(全国の農業高校生が歌える歌です)清聴、大会旗の退場で大会は幕を閉じました。

 1.2年生の皆さん、先輩の活躍に負けないように、来年の北陸大会出場、そして入賞を目指し頑張りましょう。中学生の皆さん、人と自然科に入学し、農業高校の甲子園で日本一を目指してみませんか?皆さんの入学、活躍をお待ちしています。

人と自然科 さんだ農業まつり(三田市農業功労者表彰式)にて意見発表披露

 10月30日(土)さんだ農業まつりの三田市農業功労者等表彰式のステージで、人と自然科の生徒2名が発表を披露させていただきました。

 

 毎年、農業クラブ意見発表会の県大会に学校の代表として出場した人と自然科の生徒が、さんだ農業まつりのステージにて意見発表を披露させていただいています。ちなみに意見発表会は、日頃の農業学習を通して学んだり考えたりしている身近な問題や将来の問題について、抱負や意見をまとめ、聴衆の前で発表する競技で、全国約9万人の農業高校生が日本一を目指します。

 今年の農業クラブ県大会(全国大会リハーサル大会)の様子はこちら

 今年の農業クラブ県大会結果発表の様子はこちら

 今年は新型コロナウィルスの影響でさんだ農業まつりが3日間の分散開催となり、10月30日(土)に行われた三田市農業功労者等表彰式で人と自然科の生徒発表の場を確保して下さいました。やはり発表を待つときは緊張しますね。

 

 まずはH・Aさん タイトルは「夢は終わらない ~世界に届ける光と未来~」

 在学中に取り組んだ、農薬を使わない栽培方法の研究や、LEDを用いた完全人工光型の植物栽培実験、さらには完全制御型の植物工場見学などの体験を通して、安全な農作物の栽培技術を広く普及させることで、植物工場をさらに発展させて、作る人にも食べる人にも優しい食糧生産を実現したいという想いを発表しました。

 次はO・Hさん タイトルは「竹から始まる道しるべ ~循環型農業の普及を目指して~」

 人と自然科の学校設定科目「ナチュラルキープ」での竹林整備をきっかけに、放置竹林問題に興味を持ち、竹パウダーの農業利用や食品利用に関する研究に取り組んだこと。そして里山の環境を整え、廃棄物を肥料化して農業で活用し、さらに食品加工で収益の向上も図れば活動が活発になり、生態系を守りつつ持続可能な循環型農業が実現でき、日本中のモデルになる!!と力強く訴えました。

 2人ともとても素晴らしい発表でしたね。発表後会場から大きな拍手をいただくことができました。また、授賞のため会場におられた人と自然科OB・OGの方からも、大変感動した・・・と激励の言葉をいただき、大きな励みとなりました。ちなみにO・Hさんは来年1月に有馬高校で行われる学習活動発表会でも発表予定です。良かったら来てみて下さい。

 なお、有馬高校の秋の農業祭は、11月13日(土)に開催予定です。 今年度も食品バザーを自粛し、ダイコンやハクサイなどの野菜、パンジー、ビオラ、ハボタンなどの草花苗、その他、もち米やギンナンなどの農産物販売、生徒の学びの発表など、感染防止対策を講じた上で実施予定です。

 令和3年度秋の農業祭ポスターはこちら

 皆さまのお越しをお待ちしております。

人と自然科 第20回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表選手として参加

 第31回全国産業教育フェア埼玉大会 第20回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストが開催され、本校人と自然科の生徒が兵庫県の代表として出場しました。

 昨年は新型コロナウィルスの感染拡大により中止となり、2年ぶりの開催となる全国高校生フラワーアレンジメントコンテストは、フラワーデザインに関する表現力や技能を競うことで、互いの創造性や芸術性を高め合い、将来の産業を担う人材を育成することを目的とする大会です。事前に発表された花材を組み合わせて作品を完成させるというもので、高い技術が必要とされます。例年なら開催県を訪れ、作品を制作するのですが、今年度は新型コロナウィルスの影響により、リモート開催となりました。

 第20回全国高校生フラワーアレンジメントコンテスト公式HPはこちら

 今年度代表として出場した生徒は3年生の生徒。農業クラブ専門班『フラワーアレンジメント班』に所属しており、先日国家資格であるフラワー装飾技能士2級に合格した生徒です。

 人と自然科 夏季休業中資格取得第3弾 フラワー装飾技能士に関する記事はこちら

 大会に向け何カ月も前から顧問の先生、そして特別非常勤講師の先生からも指導を受け、練習を重ねてきました。

10月25日(月)いよいよ作品制作の日です。大会事務局から送られてきた花材を使用し、制作途中の様子をビデオとカメラで撮影しながら進めていきます。

 1時間かけて完成させた作品はこちら。タイトルは「インクルーシブ」

 インクルーシブとは、日本語で共生社会と表現され、みんな一緒や包み込むようなという意味があります。誰もが自分らしく生きていける社会を目指し、互いの個性を認め合い助け合うことの大切さを、地球に見立てた球体に様々な種類の花を集めることで表現しました。また、人種や性別関係なく、世界中の人々が、分け隔てなく安心して暮らせる、平和で公正な共生社会を実現したい、という強い思いをクジャクソウとカスミソウの球体で表現しました。独創的で素晴らしい作品ですね。

 制作した作品を大会事務局に送り結果を待ちます。そして10月30日(土)zoomによる大会式典、結果発表です。顧問の先生と農業クラブのマスコット達と一緒に見守ります。

 結果は惜しくも入賞を逃しました・・・が本人は納得のいく作品ができたと言うことで大満足とのことです。兵庫県の代表を背負っての戦いということで、その重圧は大変であったと思います。ゆっくり休んで下さい。本当にお疲れ様でした。

第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会運営頑張りました

 10月26日(火)27日(水)有馬高校で第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会が開催されました。

 今から約5年前に本校での全国大会の開催が決定。そして3年前から準備が本格スタート。そして遂にこの日を迎え、人と自然科生徒、有馬高校全職員が一丸となり準備を進めてきました。

 全国の高校で農業を学ぶ生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属しています。そして日頃の学習の成果や活動の成果を全国の農業高校生と競い合うのが各種競技会で別名『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と呼ばれており、9万人の頂点を目指す、農業高校生あこがれの場です。その全国大会が72年目にして初めて兵庫県で開催され、有馬高校は『意見発表会』の競技運営担当校を務めました。

 校内大会、都道府県大会、そして全国9つのブロック大会で最優秀賞を受賞した選手27名が北は北海道、南は沖縄から有馬高校に集いました。学校までは生徒会、育友会の皆さまが案内を手伝ってくれました。

 初日となる26日は、開会式、リハーサルが行われました。開会式では吹奏楽部による歓迎演奏。そして生徒実施委員長、競技実施委員長あいさつの後、三田市長からも歓迎、激励のあいさつをいただきました。

 そして2日目。いよいよ発表会本番です。絶対にミスを起こさないように最終チェックです。

 さすが全国大会まで勝ち残った発表者。どれも素晴らしい発表でした。

 私たち人と自然科の生徒も、発表会の運営はもちろん、誘導、取材、受付、記念品販売、お弁当、記録・・・などなど1人1人の生徒が責任を持って、自分で考えながら行動し、責任を果たしていた姿が印象的でした。

 また、家庭クラブの皆さまからは、有馬高校名物パイナップルケーキの振る舞いがあり、緊張が解けた発表者の心とお腹を満足させていました。

 緊張が続いた2日間。大会はトラブルもなく無事終了。大成功でした。参加された方のアンケートを見ると、

「運営クラブ員の態度やマナーがとても良かった。笑顔がすてきな生徒が多く気持ちの良い対応でした。」

「とても丁寧におもてなししていただいて、発表で緊張していましたが心温かく笑顔になれました。」

「運営生徒のすばらしさに感動しました。生徒さん主体でしっかり対応していただき、皆さん笑顔で明るく素晴らしかったです。」

などなどお褒めの言葉をたくさんたくさんいただきました。(アンケートの内容は全て生徒に伝えています。ご協力いただいたみなさまありがとうございました。)

 この大会を通じて、人と自然科の生徒は大きく成長することができました。ご協力いただきました関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会の公式HPはこちら

人と自然 令和3年度農業クラブ総会開催

 10月15日(金)講義棟にて人と自然科の生徒全員が集まり、令和3年度有馬高校農業クラブ総会が開催されました。

 学校農業クラブは、全国の農業系高校で農業を学ぶ生徒が全員所属している組織です。人と自然科の生徒も全員農業クラブ員です。(人と自然科の生徒は、生徒会と農業クラブの両方に所属します。)毎日の農業に関する座学、実習はもちろん、農業を通したボランティア活動や、学習の成果を競い合う競技会への出場など、これら全て農業クラブ活動です。

 開式の言葉として、前期副会長による発声の後、まずは本日をもって農業クラブの職を終える前期会長より挨拶がありました。

 あいさつでは農業クラブ活動を支えてくれた同級生や後輩への感謝の言葉のあと、『1.2年生の皆さん、さらに農業クラブ、人と自然科が盛り上がるように頑張ってください。そして、10日後に迫った全国大会の成功に向け、生徒一丸となって頑張りましょう』の言葉で締めくくりました。

 続いて成人代表挨拶。奥田校長先生より、『有馬高校125年の歴史は農業学科の歴史であり、その血を引き継ぐのは人と自然科です。さらなり活躍を期待します。』と激励の言葉をいただいた後、この夏の県大会、近畿大会で最優秀賞、優秀賞を受賞した生徒へ表彰伝達を行っていただきました。

第69回兵庫県学校農業クラブ連盟大会意見発表会&農業鑑定競技会にて最優秀賞を含む大活躍の記事はこちら

 いよいよ議事に移ります。議長選出の後、本部役員事業、そして本部役員会計のから事業、会計に関する報告、提案があり、承認されました。

 そして新役員の選出。新副会長候補から新役員候補の紹介が行われ、採決の結果、全会一致で新役員案は承認されました。

 承認後は新会長から『今日から1年間、人と自然科が発展、活躍できるよう役員一丸となって頑張ります』と決意表明がありました。

 そして単位クラブ旗の引継ぎです。60年以上の歴史がある有馬高校農業クラブの活動を見守ってきたクラブ旗が、前会長から新会長へ『頑張ってください』の激励の言葉と共に手渡され、会場大きな拍手に包まれました。

 次は令和4年度兵庫県学校農業クラブ連盟農業鑑定競技会運営役員の紹介です。来年度有馬高校人と自然科は兵庫県の農業クラブの事務局を務めます。そして7月に農業鑑定競技会が有馬高校で開催されるため、その運営も担います。

 過去の農業鑑定競技会校内予選会の記事はこちら

 生徒実行委員長より『大会まで残された時間、準備を頑張ります。皆様のご協力よろしくお願いします。』と挨拶がありました。

 総会終了後は、プロジェクト発表ならびに意見発表披露です。この夏の県大会に有馬高校の代表生徒として出場し、最優秀賞受賞など大活躍した選手の発表が披露されました。

プロジェクト発表競技会 (学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)

分野Ⅱ類(開発・保全・創造)優秀賞 『トクサで切り開く未来の農業』

意見発表会 (学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技)

分野Ⅰ類 夢は終わらない ~世界に届ける光と未来~

分野Ⅱ類 竹から始まる道しるべ ~循環型農業の普及を目指して~

分野Ⅲ類 未来へ繋ぐ物語 ~有馬山椒と共に~

 憧れの先輩、同級生でしたね。どの発表も引き込まれるほど素晴らしい発表でした。1.2年生の皆さんは来年も大活躍できるように今から準備しましょう。

 最後はFFJの歌。全国の農業系高校で歌われる農業クラブ連盟歌です。大きな声で歌いたいところですが・・・新柄コロナウィルス感染防止のため、心の中で大合唱しました。早く歌える日が来て欲しいですね。

 新副会長による閉会の言葉で無事総会は終了しました。

 今回引退した3年生の役員のみなさん。人と自然科を引っ張ってくださりありがとうございました。本当にお疲れさまでした。1.2年生の皆さん。先輩から引き継いだ人と自然科の活動、活躍をさらに発展させ、盛り上げていきましょう。

 そしていよいよ、10日後には全国大会です。全国から各ブロックの代表選手が有馬高校に集結します。

 第72回日本学校農業クラブ全国大会リハーサル大会開催の記事はこちら

 出場選手が最高の発表ができるよう、生徒職員一丸となって頑張りましょう。

人と自然科 1年生 農業と環境 稲刈りを迎えました

 10月に入っても気温の高い日が続きますね。人と自然科ではブドウの収穫も終わり、先日おいしいブドウを実らせてくれたお礼のために(結実で弱った樹勢を戻す効果のために)1年生の生徒でお礼肥えを施しました。

人と自然科 ブドウ販売大盛況 無事終了いたしましたの記事はこちら

 また、7月までスイートコーンを栽培した圃場では、夏に播種したハクサイ・ダイコンが順調に生育しており、放課後や休日にも管理に足を運ぶ生徒も見られます。

 ハクサイの播種を行った夏の実習に関する記事はこちら

 そんななか人と自然科1年生「農業と環境」の授業で6月に田植えをしたもち米『ヤマフクモチ』も稲穂が垂れ、収穫を迎え、鎌を使った手刈りによる収穫実習を行いました。

 人と自然科 農業と環境 手植えによる田植え実習実施の記事はこちら

 脱穀やもみすりなど、収穫後のお米の調整方法について簡単に話があった後、まずは先生から収穫方法、特にけがをしないことを最重要項目として説明を受けました。

 今回使用する鎌は刃がギザギザしている『鋸鎌』を使います。手袋の着用はもちろん、「純手」といって親指を上に向けて稲を握るなど、絶対に手を切らないための稲穂の持ち方を教わりました。また、刈った後のくくり方や、「はざかけ」といって刈ったイネを天日で干す方法など丁寧に説明を受けました。

 説明を受けた後は3つの班に分かれ刈っていきます。今年は順調に生育していましたが、肥料を少し与えすぎたためイネが高く伸びすぎてしまい、収穫直前に倒れてしましました。少し大変でしたね。

  自分たちが手植えしたイネが収穫を迎え、とても感慨深げです。1株ずつ丁寧に刈っていきます。

  刈った後は8株を一つの束として麻ひもでくくっていきます。稲束を天日干しする「はざかけ(稲木に稲束をかけること)」のため、緩みのないようにしっかりくくることがポイントです。

 そしていよいよ稲木にかけていきます。ちなみに有馬高校では、脱穀(稲穂から籾を外すこと)後の稲わらは野菜や花の栽培で活用します。

 2時間の実習でしたが、少し残ってしまったものの、水田のほとんどの部分を刈ることができ、あっという間に実習は終了です。残ってしまったイネは、放課後の農場当番(総合実習の授業)ですべて刈り終えました。

 今回収穫したもち米は、11月13日(土)に開催される予定の農業祭にて販売する予定です。秋の農業祭では 今回紹介したもち米はもちろん、ダイコンやハクサイなどの野菜、パンジー、ビオラ、ハボタンなどの草花苗、その他ギンナンなどの農産物販売、そして3年生の課題研究や夏の自由研究、雑草標本の展示など、盛りだくさんの内容を感染防止対策を講じた上で実施の方向で検討しております。(食品バザーは自粛の方向です。)

 昨年度の秋の農業祭に関する記事はこちら

 新型コロナウィルス感染拡大により予定が変更となる可能性があります。今後HPにて連絡します。

 最後に実習をやり終えた、充実感いっぱいの表情で集合写真です。

 

 秋の農業祭 皆様のお越しをお待ちしております。

人と自然科 人博連携セミナー『公園をデザインしよう』

 9月17日(金)人と自然科1年生「人と自然」の授業で、今年度3回目となる「ひとはく連携セミナー」を受講しました。

 有馬高校 人と自然科 と 県立 人と自然の博物館 とは、ひとはくセミナーの受講について協定を結んでおり、学校設定科目「人と自然」の授業で年間8回、生徒が県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の専門員から直接専門的な講義を受講してます。

 この日は『公園をデザインしよう』をテーマに大平和弘先生から公園の作られ方や公共空間のデザインについて講義を頂きました。

 まずは公園とは何か・・・について説明を受けました。公園とは公衆が憩い、または遊びを楽しむために公開された場所のことで、日本は明治時代から公園が設けられました。最初は『お寺や神社の一部の公園みたいな場所』が『公園』になったようです。

 そして公園が存在する意義として、環境を良くする、心身を健康にする、街の価値を上げる、災害から人を守るなど様々な役割があります。そして大平先生が注目するのは、生物多様性。この生物多様性と人間生活の関わりを考えると、『遺伝子の多様性』『種の多様性』『生態系の多様性』『景観の多様性』があります。この多様性は一見自分たちの日常生活と関係の無いように見えるので、重要性に気付かないんですね。

 そして外国人慰留地園や日比谷公園、天王寺公園など日本で有名な公園の解説や、シンガポールなど海外の先進的な公園、公園作りのプロセス、デザインの極意などについてもスライドを用いて専門的に学ぶことができました。

 後半は演習です。これまでの講義を参考に、それぞれが公園の地面や植物を型どった紙のパーツを使い、オリジナルの公園ペーパークラフトをつくりました。

 まずはハサミで様々な種類の樹木、ブランコやすべり台などの遊具、噴水やベンチなどの建造物を切り離します。また、芝生やコンクリート、ウッドデッキ、水辺などの地面パーツも切り離します。

 

 次に公園の敷地をイメージした砂の地面に、パーツを配置していきます。ポイントは事前に諸条件、敷地現状の把握、コンセプト・ストーリーメーキング、ゾーニング、マスタープランという公園デザインを各自でイメージしてプ配置することです。

 例えば都会の公園をイメージした場合、遊具を少なくし、ベンチを多く設置することでOLやサラリーマンが休憩するイメージでデザインします。また、子供が遊べる公園をイメージした場合、すべり台やブランコ、噴水、ベンチを設置することで親子で楽しめるようにデザインします。完成したらこんな感じになります。

 

 なかなかの出来映えですね。中には私たち大人には思いつかないなデザインもありました。

 大平先生、興味深い講義と演習ありがとうございました。次回の人博連携セミナーは、10月29日(金)八木剛研究員より、『秋の野原の虫取りで触って感じる生物多様性』をテーマに学びます。どうやら深田公園みんなで駆け回り、虫とりするようです。とっても楽しみですね。