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学年・専門部

人と自然科 演習林実習に行ってきました

 有馬高校も修了式を終え、春休みに入りました。人と自然科では、春休み中も当番で実習の授業(総合実習B)があり、春の農業祭に向け準備を進めています。生徒は楽しそうに頑張っていますね。

 R6入学生人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 昨年度の春の農業祭に関する記事はこちら(ちなみに令和6年度の春の農業祭は4月20日(土)を予定しています。)

 さて、そのような春休みの当番実習の一環として、3月28日(木)果樹と緑班の3年生が演習林実習を行いました。みなさんは有馬高校が山林を持っている(管理している)というのはご存じですか?有馬高校人と自然科は三輪と藍本の2カ所に演習林を所有しており、果樹と緑班の生徒が林道整備を行っています。

 まずは入山前の確認。今回最大の目標は「怪我をしないこと」です。実習服の袖をおろし、ズボンの裾や靴のひもが枝に引っかからないように注意すること。実習用グローブを必ず着用すること。暑くなったら水分補給を行うなど、安全に関する注意を確認しました。

 安全を確認した後は早速入山です。小川を渡ったところから有馬高校が管理している演習林です。


 演習林の中に入ると、林道が整えられています。以前はここで間伐や枝打ちなど頻繁に実習を行い、杉の材木を生産していたようですが、現在は生徒が課題研究や授業で植物を活用する場となっています。今回の実習では、林道にある倒木や枯れて落下した枝を除去する作業を行いました。まずは山の麓の林道です。風で折れた枝などが林道をふさいでおり、のこぎりで小さく切断し、協力してよけていきます。

 進んで行くと一本の丸太が林道をふさいでいました。

 

 早速チェンソーで伐木してから除去します。夏にチェンソーの資格を取得した生徒が活躍しました。男女問わずみんな上手です。

 人と自然科 伐木等業務(チェーンソー)特別教育実施 についての記事はこちら

 伐木した丸太を協力して運搬・除去していきました。

 
 そしていよいよ尾根に向かって登山です。急な坂を登ります。落石に注意しながら声を掛け合い登っていきます。



 尾根に到着。再び林道を整備していきます。境界線の杭を確認しながら進んでいきましょう。

 林道に落ちた種子から発芽した幼木も、大きくなる前に取り除いておきます。


 道中には多様なコケやウラジロなどの植物、キノコやツバキなど山の生物多様性も感じることができ、生徒はカメラで記録したりメモを取ったり、画像検索して名前を調べたりしていました。


 4時間近く行った演習林実習も一人も怪我せず下山を果たしました。いよいよ3年生最上級学年です。人と自然科のリーダーとして活躍してください。期待しています。

修了式 合格者説明会

寒さが和らいだ3月22日。学年末を締めくくる修了式が行われました。

体育館に集合した全校生。3年生が卒業したので体育館スペースもゆったりとした風景でしたが、もうすぐやって来る1年生を待ち望んでいます。

今年度でご退職をされる校長先生より、最後の修了式での式辞をいただきました。

有高生の活躍を紹介、称えられたあと、卒業生にも贈られた校訓の『まこと』の言葉について語られ、まことの心で強く楽しくたくましく生きていって欲しい、また、夢や目標の実現や成長を皆さんに遂げて欲しいと伝えられていました。

そして、表彰伝達があり、校長先生より表彰状を手渡していただきました。

時間を費やし、努力を重ねた結果が称えられました。

午後からは79回生が集い、合格者説明会も開かれました。

明日より16日間の春休みになります。次に集う時は1学年ずつ上がっていますね。

校長先生は式辞の中で有高の発展を願われていました。

皆さんは願いを託されたのです。その願いを若い皆さんなら叶えていけるはずです。

4月にご入学される79回生と共に、お互いを高め合い、励まし合い、時には意見をぶつけ合いながら成長していきましょう。

有高生の行く末を見守り、応援してくれている人は近くにも、離れたところにも存在していることを忘れないでくださいね。

暖かな春は間近です。

第76回卒業生 卒業記念品が設置されました!

第76回生の卒業記念品の「電波時計」が、

講義棟の前で時を刻み始めました。

第45回卒業生の方が設置したポール時計が止まっていましたので、

そのポールを活用させていただきソーラー電波時計を新調しました。

76回生の卒業生たちも学校の近くに立ち寄った時は

ぜひ見に来てください!

 

79回生 合格発表

寒さが和らぎ陽射しが心地良い3月19日(火)午前10時。

本校生や教職員が見守る中、体育館前にて79回生の合格発表が行われました。

合格者番号が掲示され、書類を受け取る中学生。「ありがとうございます」と、気持ちの良い返事が聞こえてきました。

これで、推薦入試合格者と合わせて79回生が揃いました。有高での高校生活が充実した日々となるよう、共に歩んで行きましょう。

校内の枝垂桜の蕾もふくらみ、色づき始めました。

4月8日の入学式の頃には、新たな春を迎える皆さんの門出を祝うかのように満開になり、柔らかな彩りを与えてくれることでしょう。

 

 

人と自然科2年生対象 卒業生を囲む会を実施しました

 先日有馬高校でも第76回卒業式が盛大に行われ、有馬高校で3年間学んだ生徒たちが旅立っていきました。

  第76回卒業式に関する記事はこちら

 そして先輩が卒業してすぐに、人と自然科2年生では1年後の進路実現に向け、本格的にスタート。3月8日(金)人と自然科2年生(77回生)の生徒を対象に、卒業生を囲む会が開催されました。人と自然科と進路指導部が合同で実施しているこの行事は、卒業を迎えたばかりの先輩方に来校いただき、自分の目標としてきた進路を実現した経験を直接後輩に伝えるという、先輩、後輩のつながりが強い人と自然科ならではの伝統行事です。

 今年人と自然科を卒業した先輩も、3年間の農業に関する授業や実習、校外活動で身につけた知識や経験を活かし、国公立大学3名をはじめ、多様な進路を実現しています。

 速報!!76回生人と自然科進路実績は

      ↓↓こちら

 R5 人と自然科 進路実績.pdf

 そして今回は、鳥取大学、島根大学、関西外国語大学、四條畷学園短期大学、修成建設専門学校、ソフト99コーポレーション、大阪府警に進学、就職する7名の卒業生に囲む会への参加を快諾していただきました。つい一週間前まで制服姿で顔を合わせていた先輩方ですが、全員スーツ姿に変わり、大人の印象を受けました。

 

 まずは全体会。自己紹介に加え、【なぜ、そしてどのようにして進路先を決定したのか】【合格・内定までにとりくんだことは】【進路実現のために高校3年間で取り組んでおいた方が良いこと】についてお一人ずつアドバイスをいただきました。

 

 幼いことからの目標を実現させた先輩がいる一方で、夢や目標が高校での学びを通して変化してきた先輩も多く、中には1年前にこの卒業生を囲む会で先輩からかけられた言葉で進路を決めたという方もいました。保護者はもちろん担任の先生や農場、進路指導部の先生に相談に行き、様々な情報を手に入れることの重要性を教えていただきました。

  また、先輩方からは、農業クラブの競技会や地域イベントへの参加など、先生方から勧められたチャンスを逃さないこと、とにかく経験を積むこと、中でも資格検定の重要性についてはほとんどの先輩からアドバイスをいただきました。人と自然科で取得できる農業技術検定や建機系の資格はもちろん、進学の生徒は英語検定の取得が重要になってくるとのことでした。

 

 そして進路実現に向けてのアドバイスとして、『3年生の1学期は特に勉強しておくことをおすすめします』『自分は部活も頑張っていたので、3年生の夏休みは正直死ぬほど勉強と対策をしました』『就職や専門学校は大学と異なり、将来の職業がほぼ決まってしまうので、たくさんの人と話をして決めた方が良いです』など具体的な話もあり、『後輩の皆さんの夢が叶うことを応援しています。』と言う言葉がとても印象的でした。

 

 全体会のあとは分科会。そして農業系4年制大学、農業系以外の4年制大学、短大・専門学校、就職・公務員の4グループに分かれて分科会です。

 

 先ほどの全体会で意識が高まっていたせいもあり、2年生からはたくさんの質問が飛びだし、先輩は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。その話を2年生は前のめりで聞いている姿が印象的でした。

 

 また先輩も大学の推薦入試や就職で作成した面接ノートや小論文の練習シートなどを実際の持参してくださり、具体的なアドバイスをいただきました。そして先輩からのアドバイスを忘れないように、2年生がメモをとる姿が印象的でした。

 

 あまりにも熱が入りすぎて、分科会の1時間はあっという間に終了。時間になっても2年生、卒業生ともに話が止まらず、やむなく打ち切りとなってしまうほどの熱量でした。このようにOB・OGがサポートしてくれるのも人と自然科の大きな魅力です。先輩からのエールをエネルギーにして進路実現に向け頑張りましょう。

 

 最後に、新生活の準備で忙しい中、後輩のために時間を作ってくださいました7名の卒業生の皆さん。本当にありがとうございました

 

2学年 球技大会

3月7日(木)に生徒会主催の球技大会が開かれました。前日までの雨によりグラウンドが使用できず、体育館でのドッジボール大会に変更となりましたが、生徒たちは非常に楽しみながら白熱した試合を繰り広げてくれました。男女ともに前後半だけでは決着がつかず、代表者によるじゃんけんまでもつれ込むような接戦もありました。最終的な結果は以下の通りになりました。

男子  優勝:1組  準優勝:2組

女子  優勝:4組  準優勝:5組

大会後にはエキシビションとして王様ドッジも行いました。王様となったクラスメイトを必死になって守る姿が見られました。

最後になりましたが、準備・企画から当日の運営まで行ってくれた生徒会のメンバーのみなさんお疲れさまでした。笑顔と活気あふれる非常に良い球技大会になりました。

卒業生講話 2学年進路説明会(就職)

3月1日(金) 2学年進路別説明会(就職)において、「卒業生講話」を開催しました。

今年も、年度末でお忙しい事業所の皆様にお願いをして卒業生を派遣していただきました。

沢井製薬㈱、日本郵便㈱、日立Astemo阪神㈱より過年度卒業生3名と、この春卒業したばかりの内定者1名が来校し、職業人として立派に成長した姿を見せてくれました。

2年生就職希望者に対し、体験談を交えながら、「はたらくこと」や「3年生の就職活動」について楽しく話をしてくれましたが、この生徒目線が大事なのだと実感します。

在学時にお世話になった先生方からも声をかけられ、「高校時代が懐かしい!」と話していましたが、この温かい繋がりを2年生にも感じてもらえたら嬉しいです。

3年生の0学期、それぞれの将来をしっかりと考える機会になっていることを願っています。

1・2年生 進路ガイダンス

3月1日、1・2年生の進路ガイダンスを行いました。

〈1年生〉

  1・2時間目  分野別模擬授業

  看護・医療、社会福祉、語学、経済学などの分野別に分かれ、それぞれ専門の

 先生による授業が実施されました。金融投資の基本的内容、言葉を通してみる

 人間の考え方など、我々の生活に身近なところからの問題提起などで、学問の

 奥深さ、魅力について熱い講義がなされ、生徒たちは興味津々でした。また、

 就職・公務員希望者に対しても、心構えやマナーに関する講座が行われました。

 

  3時間目  講演会

    「進学について」と題し、谷安啓行先生からご講演いただきました。主に大学へ進学する意味

   について、理系・文系のメリット・デメリット、入試の種類などをふまえ、今から何をどうする

   べきかについて、教えていただきました。大変わかりやすいお話で、生徒にとって今後の進路

   決定・勉学に向けて貴重なものになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〈2年生〉

   〔進学希望者〕

      1時間目  進路指導部講話

   本校の進路指導部長より、今後の進路決定に向けての流れ、

  受験の方針、模試の意義と活用法等について講話を行いました。

      

 

      2・3時間目  学校別説明会

    関西圏を中心に、60校の4年制大学・短期大学・専門学校から

   講師の方にお越しいただき、各学校を希望する生徒に対し、学校の

   概要から受験の方式、卒業後の進路などについて、説明していただ

   きました。大変親切かつ丁寧な説明で、少人数でもあり終始和やか

   な雰囲気で、より身近に志望校を感じることができました。

 

  〔就職希望者〕

  ◆インターンシップ報告会

     三田市消防本部でのインターンシップを終えた生徒3名より、

    実習内容、そこから学んだことについて発表をしてもらいました。

  ◆卒業生講話

     企業に就職し、第一線で活躍している3名の卒業生に来校して

    いただき、後輩へのアドバイスも含め、講話をしていただきまし

    た。社会人としての含蓄のある先輩たちの言葉に、生徒たちは

    真剣に聞き入っていました。

              ◆座談会

                 講話をしていただいた3名の卒業生に、先日卒業したばかりの

                1人を交え、会社での業務や高校の時の就職活動などについて、

                アドバイスを受けました。

          

卒業証書授与式

暖かな春の到来を待ち望む中、卒業証書授与式が粛々と執り行われました。

76回生の巣立ちの日をご来賓の皆様方をはじめ、保護者の方々、地域の皆様、在校生と職員と共に見守ってくださり、誠にありがとうございました。

入場より堂々とした姿を見せてくれ、その成長ぶりと立派な様子にこれまでの思い出が駆け巡ってきたのではないでしょうか。

卒業証書授与では、体育館に卒業生231名の輝かしい姿、高らかに響く声、未来を見据える熱い眼差しが広がっていました。

校長先生の式辞では、はなむけの言葉として校訓である『まこと』が贈られました。まことの心で物事の本質を見抜き、強く楽しく生きていく。嬉しいこと、悲しいこと、楽しいことがあった時には、いつでも有高に訪れてください、と。校長先生からの温かなお言葉に、嬉しさを感じたのではないでしょうか。

同窓会の清陵会会長様並びに育友会会長様の祝辞では、みなさんの輝ける未来へ向けてのエールや今後の人生の指針となるお言葉をいただきました。

そして、在校生の送辞、卒業生の答辞とそれぞれの立場で今後の有高を発展させ、支えていく決意や、様々な方への感謝の言葉で溢れていました。

卒業生のみなさん、3年間の高校生活はどうでしたか。心に残る素敵な思い出が、一つでもあると嬉しいです。答辞では、後輩や先生方、家族に対しての感謝の気持ちを表していましたね。周りの人たちに気遣いの出来るみなさんなら、人々の織りなす社会に新たな色を加えてくれることでしょう。

力強く、生きていってください。有高は、これからも同じ場所で、時を刻んでいきます。

ご卒業、おめでとうございます。

 

 

卒業証書授与式予行・表彰式

卒業証書授与式を明日に控えた2月28日、全校生で予行を行いました。

3年生の晴れの門出を気持ちよく見送ろうと、それぞれが気持ちを引き締めて予行に臨みました。

明日は心に残る、卒業証書授与式が執り行われるとよいですね。

続けて表彰式がありました。

各種団体からの栄えある賞を受賞した3年生が、校長先生より賞状を授与されました。

また、3年間の学業や学校生活を勤しんだ3年生に、育友会会長様よりけやき賞、けやき賞皆勤賞が贈られました。

受賞された皆さん、本当におめでとうございます。たゆみない努力に、皆が拍手を送っていました。良きお手本となってくれましたね。

 

明日で卒業する3年生は、本校同窓会である「清陵会館」の入会式も本日行い、同窓会副会長様からのお祝いのメッセージをいただきました。これからも有高の卒業生として、先に卒業された諸先輩方と共に、有高の後輩たちの活躍を応援してくれると嬉しいです。

いよいよ巣立ちの時。3年生は「実感がない」「あっという間の3年間だった」「大学生になるのが不安」など、今の気持ちを聞かせてくれました。

明日、それぞれの胸の内に浮かんでくることは何でしょうか。

誰かに、その気持ちを伝えてくださいね。