46回生自然科学コース(1-5) 宿泊研修 『7月30日(土) 第2日目』

 2日目は朝から『いかだ体験』です。

 ただ乗るだけではなく、自分たちでいかだを組み立てます。

 まず、組み立て方の説明を受けていますが、完成するのに約1時間から1時間半かかるということです。

 班員の団結力が試されます。

 

 組み立て開始です。

 垂木を並べて骨組みを作り、その上にベニヤ板を並べています。そして、裏側に発泡スチロールの大きな「浮き」をつけて完成します。

 いよいよ海へ出ていきます。ライフジャケットを着て、説明を受けています。

 この日、九州の西側を通っている台風の影響か、波が少し立って、強めの風が吹いていました。行きは向かい風、漕ぐのに体力がいりそうです。

 さすが高校生の体力です。向かい風にも負けず、目的地まで全いかだ7隻が到達しました。   

 真夏の青空がものすごく美しく、いつまでも海に浮いていたかった。             

 しかしここでUターン、宿舎へ戻って昼食をとりました。

 退所式。2日間お世話になった宿舎の方に副委員長がお礼の言葉を述べました。

 楽しみにしていた宿泊研修は、多くの方々のご支援と、素晴らしい天候に恵まれ、あっという間に終わりました。

 3年間のクラスメイトとなる39人がともに行動した2日間、この2日間に見たこと、聴いたこと、体で体験したことは、今後の高校生活を送る上でとても貴重なものとなるはずです。

 理化学研究所と県大理学部で教わった、「何事にも好奇心を持ち、チャレンジ精神を忘れない」。このことを常に心に刻んで、前に進んでいってほしいものです。