46回生自然科学コース(1-5) 宿泊研修 『7月29日(金) 第1日目』

 コロナの影響で昨年度は実施されなかった自然科学コースの宿泊研修。現在に至ってもコロナの収束には至っていませんが、マスク、手洗い等基本的な対策はもちろんのこと、一人一人が感染防止に十分心がけることで実施に至りました。

 引率2名と生徒39名が、相生駅北側から大型バスに乗り込みます。集合時間の8:30よりずいぶん早く集まってきた生徒も多く、2日間の研修に対する喜びや期待が感じられました。

 最初の研修は放射光施設SPring8とSACLAについての説明と見学です。身近にありながらも、この世界的規模の研究施設を見るのは初めてだという生徒がほとんどで、新鮮な感動を覚えていました。

 見学後、この施設の研究者による講義を受け、研究の魅力や喜び、苦労されたことなどを聴きました。今後の進路選択に前向きな影響をいただくことができたようです。

 その後テクノの芝生広場で昼食をとりました。炎天下ではありましたが、美しい緑の木陰と、その間を縫って吹く風がとても心地よかったです。

 SPring8からすぐのところにある兵庫県立大学理学部の講義を2コマ、2時間受けました。

演題:「プラナリア今昔ばなし」「計算機の中でダイアモンドを作ってみよう」

 高校1年生には少々難しい内容ではありましたが、大学の研究内容に触れることができ、理系志望の生徒として非常に刺激を受けました。

 いよいよ牛窓港からフェリーで前島へ向かいます。

 船を待つ間は日陰もなく、17:00だというのに本当に暑かった。

 船に乗っているのはわずか7,8分。みんな甲板にでて海の景色を楽しみました。

 牛窓研修センター カリヨンハウスに到着すると、すぐにバーベキューです。まず、宿舎の方から説明を受け、その後4班に分かれておいしくいただきました。

 夕食後、天体観測と海ホタルの観察を行いました。

 前島の夜空には姫路や相生では見ることができない無数の星が輝き、北斗七星やカシオペア座、さそり座など有名な星座がはっきりと観測されました。また、海ホタルという不思議な生物は青色の蛍光色を放ち、神秘の世界を感じさせてくれました。

 下の写真は、宿舎へ帰った後の学習時間の様子です。研修のレポートをまとめたり、夏休みの課題に取り組みました。