山岳部

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【山岳部】春山・摩耶山&新入生へ

令和6年3月17日(日)春山として摩耶山へ登ってきました!当日は午後から雨でしたが、開きかけているつぼみや、ウグイスが鳴き声を練習する声に春を感じられた山行でした。

摩耶山入山。チームごとに入山していきます。

 摩耶山山頂近くの掬星台で記念撮影。雨にかすむ神戸の街もきれいです。高みを目指して4月からも頑張ろう!

 下山は摩耶山天上寺の跡地を通ります。かつて賑やかだった姿を想像しながら通過。

 

<新入生の皆さんへ>

 山岳部の活動はスポーツクライミングと登山の両方を行ってもらいます。いずれも中学校にはない活動です。ぜひ私たちと一緒に新しい経験をしてみませんか?

 なお、活動場所などの理由から今年度より受け入れる人数には上限を設けます。

 活動予定や費用など、詳しくは4月10日(水)15:30-16:00 206教室 にて説明会を行いますので、山岳部に少しでも興味のある方はぜひ参加してください!

 

【山岳部】夢野台・御影合同登山

令和6年2月10日(土)御影高校山岳部さんとの合同登山を行いました!

 登山経験の豊富な御影のメンバーに先導してもらい、塩屋~旗振山~横尾山・馬の背~高取山~神鉄鵯越駅まで縦走しました。

 JR塩屋駅7:30に集合し、全員で行程の確認を行った後、出発です。

 おらが茶屋から高倉台へ向けて長い階段を降りていきます。

 核心部の「馬の背」を、慎重に通過します!

 風化した花崗岩が続き、市街地の裏山とは思えない風景です。

 空は晴れ渡り、右側には大阪湾、左側には丘陵地帯につづく須磨区や西区のニュータウンを見渡せる絶景が広がります!気持ちいい!

 帰ってきた~!行程で最後のピークである高取山は、普段の練習フィールドです。この後13:50鵯越駅着、おおむね予定通りの時間で行動を終えました。夢野台をリードして下さった御影高校さんありがとうございました。両校山岳部は切磋琢磨し、高めあえる関係になりたいですね。

 夢野台高校山岳部は、登山でもスポーツクライミングでも高みを目指して頑張っています!学業・登山・スポーツクライミングを両立し、仲間とともに切磋琢磨したい、困難を乗り越え自分を変えたい、そんな人を山岳部は歓迎します。

【山岳部】年末炊事訓練

 令和5年12月27日今後の山行を想定し、屋外での炊事訓練を実施しました。新神戸駅に集合し、布引の滝を越え、市ケ原にて実施しました。寒さもゆるみ、穏やかな天候の下で班ごとに趣向をこらした炊事となりました。

 こちらの班は、校内での練習の成果を発揮できた様子です。

 炊事も終了し、ロックバランシングで気分転換します。15段積めたかな?

 暮れ行く陽の中、新神戸へ下山します。もちろんゴミは全て持ち帰っています。令和6年も頑張りましょう。

【山岳部】秋山に行ってきました。

 令和5年11月18日(土)秋山山行として、塩屋~旗振山~横尾山~馬の背の須磨アルプスを目指してきました。

 塩屋駅に集合した時点では、天気予報通り、寒気流入の影響で雨がふったりやんだりする天気でした。総合的に判断し、しばし天候の回復を待ったのち入山し、途中で下山する予定で行動を開始しました。

 塩屋駅前の商店街を抜け、スタート地点へ移動します。雨は小康状態になってきました。

 今回の山行の目的は、春のインターハイに向け、生徒だけのパーティで目的地まで行動することです。3~4名パーティは時間差でスタートしていき、最後尾から顧問が追いかけていきます。

 予報より早く天候は回復し、ガスのすきまから須磨海岸が見えてきました。壮大な景色に、顧問が追いついたパーティからは「めっちゃきれい!カメラあったらよかった」「寒かったけど来てよかった!」と正直な感想があふれていました。

 栂尾山への登りでは、ついに青空まで見えてきました。写真では伝わりませんが風が強い!雲が飛んでいきます!

 栂尾山山頂では、乗り越えてきた山頂の数々や、加古川までの街並み、淡路島、明石海峡大橋が、流れる雲の下に一望できました。

 ここで行動を終了し、下山しました。予定した行程はこなせませんでしたが、パーティ行動の経験はできました。また、雨や風の中で行動することで、レインウェアの保温効果や、ツェルト(簡易テント)の使い方も学べた様子です。わずかな時間でしたが、部員たちも経験を積み、成長したと言えると思います。実りのある秋山だったと言えるでしょう。

 馬の背はまたの機会にリベンジしましょう!

【山岳部】令和5年度近畿高等学校スポーツクライミング大会

 令和5年10月28日(土)大阪府枚方市の常翔啓光学園にて開催された、第28回近畿高等学校スポーツクライミング大会に本校より2名が出場しました!

<結果>

 男子13位 2年 荻野空大 予選高度30+ 

 女子10位 2年 長谷川涼 予選高度23+

 惜しくも決勝戦進出はなりませんでしたが、持てる力を発揮してのクライミングに会場からは熱い声援がとんでいました。

 ここまで応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

【山岳部】 令和5年度夏休みの活動 その2

 8月1日(火)~2日(水)夏山として、鳥取県の大山(弥山1709m)に行ってきました!以下、サブリーダーによる登山記録です。  

サブリーダー雑感:

 早朝空気が澄んでいることもあり清々しい気持ちで目覚められた。そして標高が高いからか少し肌寒かったように感じた。夏山登山口までの道では分かれ道が度々あり、とてもたどり着くのが難しかった。

 しかし、山に入ってしまうとずっと一本道で六甲山とは違い頂上まで登るだけだった。そのため着実に登っているように感じ、やりがいもあった。途中から木の隙間から景色が見えるようになり、とても綺麗だとチームの皆が嬉しそうにしていた。

 そして、3合目を通過してから17分後にメンバーが体調不良となり、一旦休憩を取った。その時に粉だくのハッピーターンを初めて食べたがいつものハッピーターンとは明らかに粉の量が違い、ハッピーターンの塩分の多さが疲れた体にはとても染みた。「山の中で食べるハッピーターンがこんなにも美味しいのか」と、とても感動した。次の秋山でも粉だくのハッピーターンを持っていこうと思う。


 6合目避難小屋までは階段のようだったのだが、越えると岩のようになっていき大きく足をあげないと登れないようになり、太腿が悲鳴をあげたり、足が震え初めてとても大変だった。しかし、登るにつれ、視界が開けていくことで下の景色がよく見えるようになっていった。

 大きな岩ゾーンを越えると頂上までは橋のようなもので下には高山植物などとても綺麗な植物がみれた。

 頂上に着くと皆とても嬉しそうで、今までの辛さが吹き飛んだようだと言っていた。


 降りでは、逆に登るところがなく、降りるだけで岩の急斜面がとても怖かった。そこからは、なだらかな場所が続き、皆が楽しそうに話す声が後ろからよく聞こえてきていた。

 そして、無事宿舎の大山ビューハイツに着くことができた。初めての夏山は最高の思い出になった。

以上

 夢野台高校山岳部は今年から登山活動も再開しています。屋内の人工壁から屋外にも羽ばたきながら、自分の限界に挑戦しましょう。岩に山に自然を味わい、まだ出会ったことのない風景に会いに行きましょう。

【山岳部】令和5年度兵庫県高校スポーツクライミング大会

 去る9月23日(土)に第27回兵庫県高等学校スポーツクライミング大会に参加しました。

<主な結果>

 男子総合3位 2年 荻野空大 決勝26+ 

 男子団体3位

 女子総合5位 2年 長谷川涼 決勝29+

 女子団体2位

 以上の結果をおさめ、上記2名は10月28日に大阪府枚方市の常翔啓光学園にて開催される近畿高校スポーツクライミング大会への出場を決定しました!

 応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

【山岳部】 令和5年度1学期の活動 その4

令和5年5月13日(土)~14日(日)にかけて、高体連神戸地区登山大会に参加しました。

会場は兵庫県養父市の鉢伏高原周辺です。山岳部から3年生1名がオープン隊に参加し、本校としては久しぶりの兵庫県最高峰の氷ノ山登頂を目指しました!

土曜日は予報より雨の降り始めが遅く、無事に合同チームで鉢伏山登頂が果たせました。

翌日の朝は、夜半に強まった雨が小康状態に。涼しく行動しやすい気温でしたが、氷ノ山山頂付近は強風との情報が先行した隊よりもたらされたために登頂を断念。山頂手前の神戸大学ヒュッテで休憩したのち、全員無事に下山しました。

雨に濡れるブナの森や、雄大な鉢伏高原、稜線を抜けていく風雨の中で自然の美しさ厳しさを感じることのできた、とてもよい山行でした。この経験を糧に、3年生は新たなステージへ進んでほしいと思います。

 

【山岳部】令和5年度夏休みの活動 その1

夏休み中は、費用や時間の面でなかなか取り組むことができなかったロープクライミングの練習ができました。

8月は3回にわたって、神戸市内のクライミングジムでロープを使ったクライミングの練習を行いました。

また、同じくクライミングを活動に取り入れている三木高校山岳部さんとも合同練習ができました。クライミングを行う部活動はほとんどなく、同じ年代の人と練習するのはめったにない機会でした。三木高校さんありがとうございました。

写真ではわかりにくいですが、ロープを操作するビレイヤー(安全確保者)とクライマー(登はん者)に生徒は分かれています。クライマーは高さ8mくらいの壁を登っています。

 

普段練習しているボルダーと違い、試合でのリードクライミングは1発勝負=落ちれば試合終了です。登る前にはオブザベーション(観察)をして登り方をよく考え、登っている間は恐怖や緊張、予想外の展開の中で自分をコントロールして、あきらめないことが求められます。

 

高いところは怖い…体力もない…でも仲間がいれば高い壁も乗り越えられる。仲間と共に努力し、壁に立ち向かい、自分を変えたい、そんな人を山岳部は歓迎します。

【山岳部】令和5年度1学期の活動 その3

7月15日(土)夏山準備山行として、東灘区の住吉道をさかのぼり、六甲最高峰を経て北区の有馬温泉まで行ってきました。

当日は強い日差しがなく、山間には霧がたちこめ、幽玄な雰囲気となりました。ここはどんな高山か?と思うほど山深い雰囲気となり、山頂は雲の中という残念な結果でしたが、有馬温泉には美しい午後の日差しの中無事に下山することができました。

 

五助堰堤の中を行く。湿原のようになっています。マムシに注意です!

 

まるで鏡のようになっている池で記念撮影。遠すぎて誰が誰だかわかりません。

何度か川を飛び石で渡っていきます。涼しくて気持ちいいです。

山頂は雲の中。展望はありませんでしたが、全員で下界から歩いて雲の中に入ったということで、これもよい経験でした。

夏山がいい天気になることを祈って、練習を頑張りましょう。