2019年12月の記事一覧

芸術鑑賞会

 12月18日(水)の午後、あすかホールで、芸術鑑賞会を行いました。
 『 和太鼓松村組 』 の演奏を聴きました。
 日本生まれの和太鼓、アフリカ生まれアメリカ育ちのマリンバ、アンデスの楽器ケーナ、ボリビアの楽器チャランゴなどを融合した新しいサウンドを披露していただきました。
  
 【プログラム 
1 「碧空」(そらへ)
碧く澄んだ夢と希望を乗せどこまでも・・・神戸空港をテーマとした楽曲。
 2 「疾風」(はやて)

大太鼓と桶胴が一陣の風となって、時には静かに、時には厳しくぶつかり合い、
聞く人の心を吹き抜ける。
3 「花明かり」(はなあかり)

春の夜の「夜桜」を楽しむ様、月明かりをあびた花びらがきらきらゆれて・・・
4 『体験コーナー』  
5 「夏の華」(なつのはな)

祭りを通して四季をも感じることができる。
人の心を揺さぶる祭りの風景と人々の輝きを表現した華やかな楽曲。
6 「獅子奮迅」(ししふんじん)
獅子が凄まじい勢いで奮闘する様を、和太鼓を使って表した楽曲。
7 「神戸発」(こうべはつ)

山と海に囲まれた美しい街神戸。そして心の故郷神戸。
人々は夢と希望を持ち、街は活気に溢れる。
  
 『体験コーナー』 
 日本の太鼓である和太鼓の歴史、和太鼓 3 種類、「宮太鼓」、「桶胴太鼓」、「締太鼓」の違いについて、
 舞台上にある大太鼓は樹齢500年のケヤキの木を繰り抜いて 2 頭の牛の革を張ってつくられていること
 などを説明していただきました。
 その後、代表生徒 6 名は、和太鼓 3 種類と大太鼓の叩き方を教わりました。
 生徒の叩く太鼓の音と、お手本で叩かれた太鼓の音は、響き、重みの違いを感じました。
 体験コーナーの最後に、会場全員で、太鼓と拍手の三三七拍子をしました。 
      
  大太鼓の叩き方 『お手本』
  
 
 演奏後、代表生徒は、「今日は、私たちのために演奏をしていただきありがとうございました。色々な楽器を使って、様々な情景を表現できることを知りました。とてもかっこよかったです。」とお礼の言葉を述べました。そして、花束を渡しました。
  お礼の言葉                           花束贈呈
  
 
 7 つの演目での和太鼓の音色は、優しい音、強く逞しい音など、様々でした。最後の大きな拍手からも、生徒の心に響く音であったことが伺えました。