2月26日(金)武庫荘総合高等学校の卒業式が行われました。
阪神特別支援学校からは、校長と分教室の室長が代表して参加させていただきました。

アカペラの歌が織り込まれた個性豊かな答辞やそれぞれのクラスが感謝の思いを担任の先生にぶつけながら退場していくシーンはとても感動的で、分教室生にも味あわせたい素晴らしい卒業式でした。
卒業される3年次生は、分教室が開設される前から交流及び共同学習に参加していた生徒も多く、分教室長のお祝いコメントに、何人もの生徒がニッコリ笑顔を向けてうなずいてくれていたのが印象的でした。交流及び共同学習を実施した成果が確かに感じられました。
多感な高校生活での分教室生徒との交流及び共同学習が、みなさんの中に違いを認め合い、共に生きることが普通の感覚になっていくきっかけになればと思います。
武庫荘総合高等学校の校長先生は、式辞の中に
「春風や闘志いだきて丘に立つ」という 高浜虚子の俳句を引用されていました。
厳しく困難な目標に立ち向かい、挑戦していくという決意表明を感じられるこの句は、これから社会に出て、それぞれの道に旅立つ卒業生にふさわしい応援歌のように思えました。
また、答辞にあった
「順境に奢らず、逆境に挫けず」という言葉が心に響きました。
分教室一同、想い出深い学び舎を後にした卒業生に幸多からんことを切に願っています。
11回生の皆さんご卒業おめでとうございます!